柏レイソルのペドロ・ラウール(Pedro Raúl)がヴァスコダガマへ完全移籍

投稿者: | 2022年12月16日

柏レイソル所属のペドロ・ラウール(Pedro Raúl, 1996年生まれ)選手がヴァスコダガマへ完全移籍。報道によると移籍金は200万USドル(約2億7千万円)。

<公式発表>

現地時間2022年12月16日午前10時、ヴァスコダガマが柏レイソル所属からペドロ・ラウール選手の獲得を発表。
 現地時間2022年12月15日午前10時の現地報道によると、柏レイソル所属のペドロ・ラウール選手のメディカルチェックが終了し、ヴァスコダガマへの移籍が書類上の手続きを残すのみとなった模様。

<ペドロ・ラウール選手 2022シーズン>

 ペドロ・ラウール選手は、2022年シーズンを柏レイソルからのレンタル移籍でブラジル全国選手権1部ゴイアスでプレー。50試合に出場、26得点、2アシストを記録。
 ブラジル全国選手権では得点ランキング2位の19ゴールを記録。このゴール数は選手権でのチーム総得点40の約半数に達する。
 また、記者投票による全国選手権ベストイレブンに選出。
 FIFA2022W杯カタール大会では非公表ながら事前登録メンバーの55選手に含まれていたとのこと。

<ヴァスコダガマ概要>

 ヴァスコダガマは、1898年創設、全国選手権優勝4回、コパ・ド・ブラジル、コパ・リベルタドーレス優勝各1回を誇るリオデジャネイロの名門クラブ。
 直近10年は低迷し、全国選手権1部と2部との昇格降格を繰り返す。2022年は全国選手権2部を3位でシーズンを終え、2023年は2020年以来の1部での戦いとなる。
 2022年9月にアメリカの投資会社 777パートナーズが同クラブの所有権の約70%を取得。
(※777パートナーズ : アメリカの投資会社。2022年12月15日現在、ジェノア/イタリア、セビージャ/スペイン、スタンダール・リエージュ/ベルギー、レッドスター/フランス、メルボルン・ビクトリー/オーストラリア、ヘルタ・ベルリン/ドイツを支配下に置く。
 2023年に開催されるU-20南米ユース選手権およびU-20W杯に向けた直近の代表合宿にクラブ別最多の3選手が選出されるなど、近年は若手の育成にも力を入れている。
 若手の育成と資金力をバックにした補強でどのようにチームが変貌するか、サポーターの期待が高まっている中での移籍交渉となっていた。
ヴァスコダガマのについては当ブログ紹介記事「クラブ紹介:ヴァスコ・ダ・ガマ (Vasco da Gama)」を参照ください。

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