クラブ別2023年振り返り:ヴァスコ・ダ・ガマ (Vasco da Gama)

投稿者: | 2023年12月19日

クラブ紹介 ヴァスコ ダ ガマ ブラジル サッカー Vasco da Gama

ヴァスコ・ダ・ガマ (Vasco da Gama)

正式名称:Club de Regatas Vasco da Gama

略称:VAS

創立:1898年

本拠:リオデジャネイロ州 リオデジャネイロ

《 主要タイトル & 概要 》

タイトル優勝回数優勝年
ブラジル全国選手権42000, 1997, 1989,
1974
コパ・ド・ブラジル12011
コパ・リベルタドーレス11998
   ヴァスコ・ダ・ガマは、リオデジャネイロを本拠地とする4大クラブの一つ。リオデジャネイロ州選手権は1967年以降、4大クラブが独占しており、ヴァスコ・ダ・ガマは、フラメンゴ37回、フルミネンセ33回に次ぐ、24回の優勝回数を誇っている(2023年末現在)。
   ヴァスコ・ダ・ガマのサポーターは「ヴァスカイーノ(Vascaíno)」と呼ばれ、チームやサポーターはエンブレムの帆船の帆に描かれた十字から「クルス・マウチーノ(Cruzmaltino)」とも呼ばれる。
   2022年2月にクラブはサッカー部門をスポーツ専門株式会社化、併せて発行株式の70%をアメリカ投資会社777パートナーズが取得する合意が行われた。

   2006年以降の現行レギュレーションによる全国選手権は2011年の2位が最高。この年は『フリーキックの魔術師』SBジュニーニョ・ペルナンブカーノ(Juninho Pernambucano, 1975)を擁しコパ・ド・ブラジルを制覇している。
   ヴァスコ・ダ・ガマ下部組織出身でヴァスコからプロデビューを果たした選手の代表として、1994年にFIFA最優秀選手とFIFAW杯最優秀選手を獲得、同年のブラジル代表の4度目のW杯に貢献し、1993/94シーズンにバルセロナ/ESPでラ・リーガ得点王に輝いたFWホマーリオ(Romário, 1966)が挙げられる。
   Jリーグの東京ヴェルディ、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸で計350試合100得点以上、代表で11試合1得点を記録したMFビスマルク(Bismarck, 1969)もヴァスコ育成出身でヴァスコでプロデビュー。
   ブラジル代表として活躍し日本でもプレーしたドゥンガ(1963, 1995-1998年ジュビロ磐田)、ベベト(Bebeto, 1964, 2000年鹿島アントラーズ)、エジムンド(Edmundo, 1971, 2001-02年東京ヴェルディ)は、ヴァスコ・ダ・ガマでのプレー歴がある。(エジムンドはヴァスコでプロデビュー。)

《 直近3年成績(2021年-2023年) 》

大会2023年成績2022年成績2021年成績
ブラジル全国選手権15位
ブラジル全国選手権2部3位10位
コパ・ド・ブラジル2回戦敗退2回戦敗退ベスト16敗退
リオデジャネイロ州選手権準決勝敗退準決勝敗退6位
各大会の概要は、当ブログ記事「主要大会と年間日程」を参照ください。

《 全国選手権 順位推移(2006年-2023年) 》

現行レギュレーション(20チームによるホーム&アウェイ方式2回戦総当たり)で開催された2006年以降の全国選手権順位推移。
ヴァスコ・ダ・ガマ 全国選手権 ブラジルリーグ 年度別順位推移

《 2023年 》

<戦績>

大会試合勝利引分敗北得点失点得失差順位等
全国選手権38129174151-1015位
コパ・ド・ブラジル21104042回戦敗退
州選手権13724231211準決勝敗退
   

<全国選手権 年間順位推移>

ヴァスコ・ダ・ガマ 全国選手権 ブラジルリーグ 2023年間順位推移

<振り返り>

【シーズン前・補強】

   2022年12月6日、ヴァスコ・ダ・ガマはマウリシオ・バルビエリ(Maurício Barbieri)氏の監督就任を発表。バルビエリ氏はボール支配率を高めた攻撃的なサッカーを志向。2020年シーズン途中に全国選手権1部昇格1年目で育成に重点を置くRBブラガンチーノの監督に就任、全国選手権第8節から指揮を執ると、その年は10位。翌2021年はコパ・スウアメリカーナ(UEFAヨーロッパリーグに相当する南米大陸大会)を準優勝、全国選手権は6位の成績を収める実績を持つ。
   選手補強に関しては、州選手権開幕直後の2023年1月17日時点で9選手を約9000万レアル(BRL1=JPY25換算で約22億5000万円)を投じて獲得。
   2022年にゴイアスでプレーし得点ランク2位の19得点で全国選手権ベストイレブンに選出されたFWペドロ・ハウーウ(Pedro Raul, 1996)を柏レイソル/JPNから獲得したのを始め、コリンチャンスからSBルーカス・ピトン(Lucas Piton, 2000)、サンパウロからCBレオ(Léo, 1996)、アルゼンチン国籍のFWオレジャノ(Orellano, 2000)、ウルグアイ国籍のSBプーマ・ロドリゲス(Puma Rodríguez, 1997)といった即戦力を獲得。
   その後も4月20日に移籍ウィンドウが締まるまでに、GKレオ・ジャルジン(Léo Jardim, 1995)など、最終的に16選手を獲得。一方で、25選手がクラブを去った。

【リオデジャネイロ州選手権】

   2023年1月14日に州選手権開幕節を迎えるが、主力選手はプレシーズンのアメリカ遠征のため第3節から出場。第7節クラシコとなるフルミネンセと対戦、試合は相手を圧倒するが、僅かな隙を突かれ2-0の敗戦。しかし、この一戦で新生ヴァスコ・ダ・ガマの評価は一気に上がる。続く第8節はボタフォゴとのクラシコ、前半の内にボタフォゴが2人の退場者を出し2-0の完勝。その後は連勝を収め、第10節には前年のリベルタドーレスとコパ・ド・ブラジルの二冠を制したフラメンゴとの対戦を迎えるが、これも1-0の勝利を収める。
   予選ラウンドは7勝2分2敗の成績でフルミネンセに次ぐ2位通過。決勝ラウンド一回戦(準決勝)は、フラメンゴとの再戦となり、1stレグ(A)は2-3の逆転負け、2ndレグ(H)は後半30分過ぎまで1-1の互角の試合を展開するものの、PKによる失点と終了間際の失点で1-3の敗戦、決勝進出を逃す。
   しかし、フラメンゴとの準決勝は、地力の差を感じさせられたが、内容は見劣らず、いいイメージで全国選手権を迎えることができるように思われた。

【コパ・ド・ブラジル】

   2023年2月23日のコパ・ド・ブラジル一回戦全国選手権4部トレン戦は4-0の完勝。
   3月16日の二回戦、全国選手権2部ABC戦は、フラメンゴとの州選手権準決勝の狭間の試合。ABCの中盤の厳しいマークとピッチを左右に広く使った攻撃に苦戦、後半30分を過ぎるころには猛攻を仕掛けるがゴールを奪えない。90分を0-0で終えPK戦に持ち込まれると、ABCは3人目が枠を外すが、ヴァスコは5人目、7人目がシュートを枠に収めることができず5-6の敗戦、2年連続二回戦でコパ・ド・ブラジルを後にした。

【全国選手権】

   コパ・ド・ブラジルの敗退はあったものの、チーム作りが上手く進み、州選手権で手ごたえを掴んで2023年4月15日全国選手権開幕節アトレチコ・ミネイロ戦を迎える。
   開幕節は2-1の勝利、第2節パウメイラス戦は2-2の引分け。優勝候補に挙げられる強豪との連戦で勝ち点4を獲得する。しかし、先制はしたものの、その後は圧倒的な攻撃を耐え忍ぶ内容で、ボールを支配する州選手権での戦いぶりと一転した内容に終える。
   第3節バイーア戦では、ボールを支配するものの相手守備網を攻略できず、カウンターから多くのピンチを招き0-1の敗戦。その後も、強豪フルミネンセとは耐え忍ぶサッカー、続くコリチバ、サントスとの試合では、守備網を崩せない試合が続く。
   州選手権では、大ベテランMFネネー(Nenê, 1981)がチームに落ち着きを与えていたが、ネネーは州選手権終了に合わせ退団。若いチームは、精神的な支柱を失い、一度混乱に陥ると試合中に落ち着きを取り戻せなくなる。
   第7節サンパウロ戦での2-4の敗戦を皮切りに、4戦連続複数失点(計12失点)で4連敗。
   6月22日第11節、降格圏に低迷するゴイアスとの試合で0-1で敗れると、ヴァスコ・ダ・ガマはバルビエリ監督を解任。バルビエリ監督は全国選手権1勝3分7敗の成績でヴァスコを去る。
   7月の移籍ウィンドウに入り、クラブは新たに9選手を獲得。その中には、チリ代表でボローニャ/ITAを退団したVOLメデル(Medel, 1987)、7月末に終えたアルゼンチンリーグで得点王となる13得点を挙げたFWベヘッチ(Vegetti, 1988)が含まれた。(その一方でシーズン前に大きな期待を受け入団したFWペドロ・ハウーウは退団。)
   第12節こそ、監督代行のもと、クイアバを相手に1-0の勝利を収めるものの、再び連敗。
   7月23日第15節アトレチコ・パラナエンセ戦から、ラモン・ディアス(Ramón Díaz)監督が指揮を執る。ラモン・ディアス監督は、ハードワークをすることを要求し、高い位置でのプレスや素早い寄せを選手に促すが、僅かな隙をゴールに繋げられ、0-2、1-3の連敗を喫する。
   采配3試合目となる8月6日第17節グレミオ戦、ラモン・ディアス監督はVOLメデルをCBに起用。CBが本職のホビソン・バンブーを右SB、それまで出場機会に恵まれていなかったVOLゼ・ガブリエウ(Zé Gabriel, 1999)をプリメイロボランチに抜擢。攻撃的なポジションはFWガブリエウ・ペッキを除き、顔ぶれを一新。すると、ボール保持率は高まり、守備が安定。後半35分、途中出場でクラブデビューを果たしたFWベヘッチのゴールで、上位争いを繰り広げるグレミオを相手に1-0の勝利。
   第17~22節は、得点失点共に1点以下のロースコアゲームで2勝2分1敗で結果がついてくると、守備→攻撃の移行がスムーズになり、第23節フルミネンセ戦を4-2、第24節コリチバ戦を5-1の勝利。第26節サントス戦は前がかりになり4失点の敗戦を喫するが、翌節以降は3試合連続で無失点。
   選手起用の面では、GKレオ・ジャルジン、CBメデル、MFパウリーニョ・パウラ、FWガブリエウ・ペッキ、FWベヘッチを軸としながらも、各ポジションで競争を促すように多くの選手をピッチに送り、選手層に厚みをつける。
   その後もチームは2度の3連勝など勝ち点を積み上げていくが、残留を争うバイーア、サントスも勝ち点を伸ばし、残留争いは最終節にもつれ込む。
   16位で迎えた12月6日最終節RBブラガンチーノ戦。RBブラガンチーノから期限付き移籍加入中のMFプラシェデス(Praxedes, 2002)を契約違反の罰金100万レアル(約3000万円)を課されながら先発に起用。1-1で迎えた後半19分に、7月の加入直後はスタメン起用が続いたものの、第23節以降は僅か3試合76分の出場に過ぎなかったFWセルジーニョ(Serginho, 1995)を投入。このFWセルジーニョが後半37分に決勝ゴールをマークし、勝ち点3を獲得。ラモン・ディアス監督の好采配で自力で1部残留を勝ち取った。
   選手権前半 :   4勝 4分11敗、得点15失点29
   選手権後半 :   8勝 5分 6敗、得点26失点22
   選手権合計 :  12勝 9分17敗、得点41失点51
   選手権ホーム  :   9勝 2分 8敗、得点24失点23
   選手権アウェイ :   3勝 7分 9敗、得点17失点28
   得点数41  :  リーグ14位タイ
   失点数51  :  リーグ 7位(の多さ)
   ラモン・ディアス監督は、適材適所に選手を配置。本来と異なるポジションでの選手起用は、上述のメデルやホビソン・バンブーだけでなく、右サイドでのプレーが続いたFWガブリエウ・ペッキに左サイドを中心に広いプレーエリアでプレーする自由を与え、VOLマルロン・ゴメス(Marlon Gomes, 2003)を1.5列目や2列目の高い位置で起用し、高いボール奪取力とボールキープ力を前線で活用。
   また、干されていた格好のVOLゼ・ガブリエウを筆頭に、出場機会を失っていた多くの選手にチャンスを与え、戦術の浸透を図り、来季に繋がる選手層を構築しシーズンを終えた。

【代表(世代別含む)招集、若手選手の国外移籍など】

 〇VOLアンドレイ・サントス(Andrey Santos, 2004): 1月にチェルシー/ENGへ移籍。しかし、就労ビザが取得できず、6月末まで期限付き移籍でヴァスコ・ダ・ガマでプレー。
 〇FWエギナウド(Eguinaldo, 2004) : 7月にシャクタルドネツク/UKRに移籍。2022年の1部昇格に貢献。2022年9月、2023年4月にU-20代表として計4試合に出場する経歴を持つ。
2023年は、以下の大会等でトップチーム、育成カテゴリーに所属する選手が世代別代表に招集または試合出場を果たした。
<2023年3月 国際親善試合モロッコ戦>
 〇VOLアンドレイ・サントス(Andrey Santos, 2004)
<2023年10月開幕 パンアメリカン競技大会U-23代表>
 〇CBミランダ(Miranda, 2000)
 〇FWフィゲイレード(Figueiredo, 2001)
<2023年9月 U-23国際親善試合>
 〇VOLマルロン・ゴメス(Marlon Gomes, 2003)
<2023年11月 U-23代表合宿>
 〇FWガブリエウ・ペッキ(Gabriel Pec, 2001)
<2023年1月開幕 U-20南米ユース選手権>
 〇VOLアンドレイ・サントス(Andrey Santos, 2004)
 〇VOLマルロン・ゴメス(Marlon Gomes, 2003)
<2023年4月 U-20代表国際親善試合>
 〇VOLアンドレイ・サントス(Andrey Santos, 2004) 辞退
 〇VOLマルロン・ゴメス(Marlon Gomes, 2003) 辞退
 〇FWエギナウド(Eguinaldo, 2004)
<2023年5月開幕 U-20W杯>
 〇VOLアンドレイ・サントス(Andrey Santos, 2004)
 〇VOLマルロン・ゴメス(Marlon Gomes, 2003)
<2023年3月開幕 南米U-17選手権>
 〇GKフィリピ・ガブリエウ(Phillipe Gabriel, 2006)
 〇VOLマテウス・フェヘイラ(Matheus Ferreira, 2006)
 〇FWハイアン(Rayan, 2006)
<2023年11月開幕 U-17W杯>
 〇GKフィリピ・ガブリエウ(Phillipe Gabriel, 2006)
 〇VOLマテウス・フェヘイラ(Matheus Ferreira, 2006)
 〇FWハイアン(Rayan, 2006)
   余談ではあるが、イタリア国籍を持つSBルーカス・ピトン(Lucas Piton, 2000)が6月の欧州ネーションズリーグに向けたイタリア代表の事前登録メンバーに名を連ねた。

<チーム内個人成績・記録>

* 参照元:サッカーサイト「Ogol」

記録選手













最多試合出場ガブリエウ・ペッキ
Gabriel Pec
FW, 2001
5037211
(2位)ルーカス・ピトン
Lucas Piton
SB, 2000
4937210
(3位)レオ・ジャルジン
Léo Jardim
GK, 1995
473827
最多出場時間レオ・ジャルジン
Léo Jardim
GK, 1995
42303420180630
(2位)ルーカス・ピトン
Lucas Piton
SB, 2000
42293282146801
(3位)レオ
Léo
CB, 1996
37972717180900
最多得点タイガブリエウ・ペッキ
Gabriel Pec
FW, 2001
14806
(2位)ベヘッチ
Vegetti
FW, 1988
101000
(3位)ペドロ・ハウーウ
Pedro Raul
FW, 1996
9216
最多アシストルーカス・ピトン
Lucas Piton
SB, 2000
7412
(2位)アレックス・テイシェイラ
Alex Teixeira
FW, 1990
6303
(3位)ガブリエウ・ペッキ
Gabriel Pec
FW, 2001
5401
最多デュエル勝利ガブリエウ・ペッキ
Gabriel Pec
FW, 2001
109
(2位)ベヘッチ
Vegetti
FW, 1988
95
(3位)ジャイール
Jair
VOL, 1994
90
最多キーパスルーカス・ピトン
Lucas Piton
SB, 2000
38
(2位)ガブリエウ・ペッキ
Gabriel Pec
FW, 2001
20
(3位)プーマ・ロドリゲス
Puma Rodríguez
SB, 1997
18
最多CBIレオ
Léo
CB, 1996
87
(2位)ルーカス・ピトン
Lucas Piton
SB, 2000
82
(3位)ホビソン・バンブー
Robson Bambu
CB, 1997
64
※
デュエル勝利 : 一対一でのイーブンボールの奪い合いでボールを獲得すること
キーパス : パスの受け手がシュートを打てた時にカウントされる指標
CBI : クリア、ブロック、インターセプト

《 2024年にむけて 》

   2023年12月15日に、ラモン・ディアス監督の2025年末までの契約更新が発表。
   終盤戦の主力選手の多くが残留を見込まれるが、ホビソン・バンブーなど一部の期限付き移籍選手、および、シーズン前半を支えたFWアレックス・テイシェイラ(Alex Teixeira, 1990)は契約満了により退団。
   リール/FRA、ボカ・ジュニオルス/ARG、アトレチコ・ミネイロでのプレー歴のあるパラグアイ代表CBジュニオール・アロンソ(Júnior Alonso, 1993)の獲得、および、RBブラガンチーノからの期限付き移籍でプレーしたMFプラシェデスの買取を交渉中。

   CBメデル(Medel, 1987)、FWベヘッチ(Vegetti, 1988)に加え、8月加入で要所で起用され違いを作り出した元フランス代表MFディミトリ・パイェ(Dimitri Payet, 1987)のベテラン勢。
   シーズン終盤に中盤の核となったVOLゼ・ガブリエウ(Zé Gabriel, 1999)、MFパウリーニョ・パウラ(Paulinho Paula, 1997)。年間を通しチームを支えたFWガブリエウ・ペッキ(Gabriel Pec, 2001)、GKレオ・ジャルジン(Léo Jardim, 1995)、SBルーカス・ピトン(Lucas Piton, 2000)などの中堅選手。
   VOLマルロン・ゴメス(Marlon Gomes, 2003)や、終盤に多くの出場機会をえたFWエリキ・マルクス(Erick Marcus, 2004)などの下部組織出身の若手選手。
   2023年12月19日時点で、各ポジションに複数の選手が揃い、バランスの取れた年齢構成の選手層となっており、今後はピンポイントの補強を施し、2024年シーズンを迎えるものと思われる。

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