クラブ別2023年振り返り:アトレチコ・ミネイロ (Atlético Mineiro)

投稿者: | 2024年1月12日

アトレチコ ミネイロ ブラジルリーグ ブラジル選手権 ブラジルサッカー ブラジルサッカークラブ  Atletico-MG

アトレチコ・ミネイロ (Atlético Mineiro)

正式名称:Clube Atlético Mineiro

略称:CAM

創立:1908年

本拠:ミナスジェライス州 ベロオリゾンテ

《 主要タイトル & クラブ概略 》

タイトル優勝回数優勝年
ブラジル全国選手権22021, 1971
コパ・ド・ブラジル22021, 2014
コパ・リベルタドーレス12013
   アトレチコ・ミネイロは、ミナスジェライス州ベロオリゾンテに本拠を置き、クルゼイロと人気を二分する名門クラブ。ミナスジェライス州選手権の優勝回数48回は、クルゼイロの38回、アメリカ・ミネイロの16回を大きく上回る。
   「アトレチコ(Atlético または Athlético)」という名のクラブは複数の州に存在するため、表記上はそれぞれを区別するためハイフンと州を表す2文字をクラブ名の後に付ける。つまり、アトレチコ・ミネイロの場合は「Atlético-MG」と表記される。
   チームの愛称は『ガーロ(Galo, 雄鶏の意)』。
   アトレチコ・ミネイロ下部組織出身で同クラブからプロデビューを果たした世界的に著名な選手はほとんどいない。
   日本関連では、鹿島アントラーズの監督として2000-05年、2013-15年に指揮を執り、2000年のJリーグ三冠など計五冠を獲得、現役時代には1980年代の代表チームでジーコ、ソクラテス、ファウカォンと「黄金のカルテット」を構成したMFトニーニョ・セレーゾ (Toninho Cerezo, 1955)が同クラブからプロデビューを果たしている。
   2022W杯代表のCBブレーメル(Bremer, 1997)は、下部組織には在籍していないが、アトレチコ-MGでプロデビューを飾っている。

《 直近3年成績(2021年-2023年) 》

大会2023年成績2022年成績2021年成績
ブラジル全国選手権3位7位優勝
コパ・ド・ブラジルベスト16敗退ベスト16敗退優勝
コパ・リベルタドーレスベスト16敗退準々決勝敗退準決勝敗退
ミナスジェライス州選手権優勝優勝優勝
スーペルコパ・ブラジル優勝
各大会の概要は、当ブログ記事「主要大会と年間日程」を参照ください。

《 全国選手権 順位推移(2006年-2023年) 》

現行レギュレーション(20チームによるホーム&アウェイ方式2回戦総当たり)で開催された2006年以降の全国選手権順位推移。
アトレチコ・ミネイロ 全国選手権 ブラジルリーグ 年度別順位推移

《 2023年 》

<戦績>

大会試合勝利引分敗北得点失点得失差順位等
コパ・リベルタドーレス125431495ベスト16敗退
全国選手権38199105232203位
コパ・ド・ブラジル4211541ベスト16敗退
ミナスジェライス州選手権1292121813優勝
   66351615925339

<全国選手権 年間順位推移>

アトレチコ・ミネイロ 全国選手権 ブラジルリーグ 2023年間順位推移

<振り返り>

【シーズン前・補強】

   2022年シーズン終了後間もない2022年11月19日、アルゼンチン国籍監督エドゥアルド・クーデ(Eduardo Coudet)氏の2023年監督就任がクラブから発表される。
   エドゥアルド・クーデ監督は過去に一度ブラジルでの監督歴がある。2020年初めからインテルナシオナウの指揮を取り、州選手権準優勝、全国選手権は第20節時点で順位は2位。しかし、その直後、セルタ・デ・ビゴ/ESPに引き抜かれる形でチームを去った。
   レヴァークーゼン/GERからFWパウリーニョ(Paulinho, 2000)、2020年にインテルナシオナウでクーデ監督のもとプレーしたVOLエデニウソン(Edenílson, 1989)とSBサライバ(Saravia, 1993)、足元の技術が高くスピードがありビルドアップを担えるCBマウリシオ・レーモス(Mauricio Lemos, 1995)、中盤の攻撃的なポジションにMFイゴル・ゴメス(Igor Gomes, 1999)とMFパトリッキ(Patrick, 1992)と、GKを除く全ポジションに網羅的に即戦力を獲得し、血の入れ替えを実施する。

【ミナスジェライス州選手権】

   2024年1月21日に開幕したミナスジェライス州選手権は、FWフッキ(Hulk, 1986)の2ゴールで2-1の勝利。
   全国選手権1部のクルゼイロ、アメリカ・ミネイロとの対戦は、いずれも1-1の引き分けに終えたものの、予選ラウンドは6勝2分、1位の成績で決勝ラウンドに進出する。
   3月12日準決勝1stレグはリベルタドーレス予備予選3回戦ホーム&アウェイの谷間の試合。直近の試合から半数以上の先発選手を変更して臨んだ試合は、前半アディショナルタイムにPKを献上し失点。後半43分にアトレチコもPKを獲得するが、途中出場のFWフッキがこれを失敗し、今季初黒星を喫する。
   3月18日2ndレグは、後半8分のFWフッキのゴールで先制し1-0の勝利。2試合合計で同点の場合は予選ラウンド上位チームが勝ち残る規定により決勝進出を決める。
   2023年4月1日決勝アメリカ・ミネイロ戦アウェイでの1stレグは、前半2分にFWパボン(Pavón, 1996, 2018ロシアW杯ベスト16フランス戦でメッシ、ジ・マリアと共に3トップの一角で先発出場)のゴールで先制。前半34分MFヨハン(Hyoran, 1993)が追加点を奪う。しかし、その後はアメリカ・ミネイロの反撃に遭い、前半45+3分、後半6分と相次いで失点。後半11分にFWフッキがPKを止められると嫌な雰囲気で試合は流れるが、後半40分を過ぎて試合の主導権を取り戻し相手ゴールに次々と迫ると、後半45+7分にFWフッキがゴールを奪い3-2で先勝。
   4月9日ホーム2ndレグ。前半27分、クロスに飛び込むMFイゴル・ゴメスが後方から押される形で得たPKをFWフッキが決め先制。後半4分に退場者を出すが、後半26分、FWパボンが自陣からドリブルで約50mボールを持ち上がると、最後はFWフッキがこの試合2点目のゴールを奪い突き放す。後半44分にPKを献上するが、GKエヴェルソン(Éverson, 1990)がシュートストップ。
   このまま2-0で試合を終え、アトレチコ・ミネイロの4連覇でミナスジェライス州選手権は幕を閉じた。

【コパ・ド・ブラジル】

   リベルタドーレス出場のため、コパ・ド・ブラジルは三回戦からの出場。
   三回戦の対戦相手は、全国選手権4部のブラジウ・デ・ペロッタス。
   全国選手権開幕を3日後の控えた2023年4月12日1stレグは、控え選手を中心にした先発陣で試合に臨み、先制を許したものの2-1の逆転勝利を収める。
   4月26日2ndレグは、ほぼ主力で試合に臨むが前半18分に失点。その後守りを固める相手に苦しみながらも、後半45分、SBマリアーノ(Mariano, 1986)からの軽く浮かした後方からのボールにFWサラーチョ(Zaracho, 1998)がゴール前で半身のビシクレッタ。これがゴールネットを揺らし、2試合合計3-2でベスト16に駒を進めた。
   ベスト16の対戦相手はコリンチャンス。
   5月17日ホームでの1stレグは、最終ラインに控え選手を起用した試合。しかし、自陣深くに守備ブロックを構築するコリンチャンスを相手に最終ラインの活躍はカウンターへの対応以外にほとんど見られない。アトレチコ・ミネイロはボールを支配し相手陣で攻撃の糸口を探る展開が続くが、後半21分にFWパウリーニョ(Paulinho, 2000)がFWパボンの右からのクロスに足を合わせ先制。後半34分にも右サイドFWフッキのクロスから左SBフーベンス(Rubens, 2001)の折り返しをFWパウリーニョが押し込み2-0。アトレチコ・ミネイロが先勝。
   5月31日アウェイでの2ndレグは、4月9試合、5月も9試合目となる試合で控え選手を中心とした先発で試合に臨む。1stレグとは異なり高い位置でボールを奪いにくる相手になかなか攻撃の形を作れずにいると前半34分に失点。後半開始時にFWフッキなど一気に4選手を投入するが、コリンチャンスに傾いた流れを取り戻すことができず後半20分にさらに失点。2試合合計で2-2の引き分けに終えPK戦へ。アトレチコGKエヴェルソンは2人目のPKをストップするが、アトレチコは1人目、2人目、4人目が失敗。アトレチコ・ミネイロはベスト16でコパ・ド・ブラジルを去るとともに、1stレグの2点のアドバンテージを2ndレグの控え中心の先発陣で巻き返されたエドゥアルド・クーデ監督に対する批判がSNSを中心に飛び交うようになる。

【リベルタドーレス】

   2023年2月22日、コパ・リベルタドーレス予備予選二回戦カラボーボFC/VEN戦1stレグ。アウェイの地ながらボール支配率75%以上、20本ものシュートを浴びせるものの、ゴールを奪うことができず0-0の引き分け。
   ホームでの2ndレグは、前半16分FWフッキ、前半18分FWパウリーニョのゴールで2点のリードを奪うと、前半終了間際に1点を失ったものの、後半4分の相手の退場があり、後半28分にはVOLエデニウソンのダメ押しゴールで3-1の勝利。
   予備予選三回戦の対戦相手は、ミジョナリオス/COL。
   3月8日1stレグは海抜2600mでのアウェイの試合。前半42分に先制を許したものの、後半21分のFWパウリーニョのゴールで追いつき、ほぼプラン通りの引き分けでホームでの2ndレグに向かう。
   3月15日ホームでの2ndレグは、後半4分のFWパウリーニョのゴールで先制すると、その後も着実に加点。FWパウリーニョが2得点1アシスト、FWフッキが1得点1アシストの活躍。ミジョナリオスの反撃を試合終了間際の1点に抑え3-1の勝利を収め、リベルタドーレスグループラウンドへ駒を進めた。
   グループラウンドは、アトレチコ・パラナエンセ、前年パラグアイ前期リーグ優勝リベルタ、前年ペルーリーグ優勝アリアンサ・リマと同組の熾烈なグループ。
   2023年4月6日第1節は州選手権決勝に挟まれた試合。ホームにリベルタを迎えるが、前半9分に失点。試合は終始ボールを支配するもののFWフッキを出場停止で欠き、最後までリベルタゴールを陥れることができず0-1の敗戦。
   4月18日アウェイでの第2節アトレチコ・パラナエンセ戦も前半の内に2点を奪われ1-2と黒星を喫し2連敗。
   決勝ラウンド進出に向けて引き分けも許されない5月3日第3節(H)アリアンサ・リマ戦は、攻め続けながらもゴールが奪えず、前半45+7分にはFWフッキがPKでシュートストップに遭うイヤな流れ。しかし、後半14分、左SHイゴル・ゴメスが右サイドからのクロスをペナルティエリア内左で受け、内へ切れ込み右足を振り抜きゴール。後半23分にもMFイゴル・ゴメスがペナルティエリア内でこぼれ球をゴールに蹴り込み2-0の勝利に終える。
   5月23日第4節(H)アトレチコ・パラナエンセ戦。中盤の攻防が激しくなる中、後半6分に先制点を許す。しかし、後半23分、MFイゴル・ゴメスを起点にFWフッキが繋いだボールをFWパウリーニョがゴール。後半42分、相手陣左サイドからMFイゴル・ゴメスが蹴るFK、ゴール前にボールが上げられるとFWパウリーニョが頭を合わる貴重な勝ち越し弾。2-1の勝利。
   6月6日第5節(A)アリアンサ・リマ戦は、グループリーグ突破に向けいずれも負けられない状況での一戦となったが、アトレチコはアウェイの試合ながらもボールを支配。後半17分、自陣からFWパボンが右サイドを抜け出し、最終ライン右を裏へ抜け出すFWパウリーニョにボールを送ると、FWパウリーニョはゴール前ファーサイドへクロスを送りFWフッキが押し込む。このゴールを最後まで守り抜き1-0で3連勝を収める。
   グループ2位で迎えた6月27日アウェイでの3位リベルタ戦は、後半16分に先制を許すも、後半23分のMFイゴル・ゴメスのゴールで同点。そのまま試合を1-1で締めグループ2位で決勝ラウンド進出を決めた。
   2023年8月2日ベスト16パウメイラス戦1stレグは、公式戦9試合勝ちなしの状況で迎える。スピードのあるパウメイラスの3トップのカウンターを警戒し、引き気味の守備で最終ライン裏のスペースを閉じるが、前半29分、3トップに引きずられ下がったスペースを突かれペナルティエリア入口からシュートを決められる。後半は相手ゴールに迫る機会も増えるが決定的なシーンを作り出すことができず0-1の敗戦。
   8月9日2ndレグは、攻めるアトレチコ、守るパウメイラスという図式で試合は進むが、決定機はカウンター狙いのパウメイラスがアトレチコを上回る。アトレチコも最終ラインがパウメイラスのカウンターを食いとどめるが、攻撃陣はパウメイラスの組織だった守備を崩すことができない。やがてアトレチコはボールを支配しながらも試合はパウメイラスにコントロールされるようになり、試合は両チーム無得点の0-0でタイムアップ。
   アトレチコ・ミネイロは、2021年準決勝、2022年準々決勝に続き、2023年はベスト16と、3年連続でパウメイラスの前にリベルタドーレスを後にした。

【全国選手権】

   2023年4月15日全国選手権開幕節は2部から昇格したばかりのヴァスコ・ダ・ガマをホームに迎える。試合は前半5分にCK、前半10分にスローインを起点に立て続けにセットプレーから失点。その後は圧倒的にボールを支配するものの、前半終了間際にFKからの流れで1点を返すのみ。全国選手権は黒星スタートとなる。
   開幕4試合を1勝1分2敗の成績で開幕スタートに失敗するが、5月10日第5節クイアバ戦で4-0の勝利を収めると、この頃から相手陣に攻め入った際の局面で攻撃が良化。ペナルティエリア手前をワンタッチで左右にボールを散らすかと思えば、タイミングよく最終ライン裏に縦や斜めに選手が駆け上がり、そこに絶妙なスルーパスが送られるようになる。それまでは強引なミドルシュートやクロスボールからゴールを狙うことが多かったがプレーの選択肢が増え、守備陣を崩す場面が多く見られるようになる。また、先制してからは自陣に下がって守備網を構築し、自陣に入るボールに対して素早く寄せる守備を敢行。ボールを奪ってからのカウンターの鋭さが増し、チーム成績が安定する。
   しかし、4月初めから続く週2試合の日程から解き放たれる国際Aマッチデー期間を前にした6月10日の試合後、エドゥアルド・クーデ監督が辞任の申し入れ。それまでにも、監督はメディアに対して予期せぬ選手の売却や、選手層の薄さ、クラブ経営陣の高すぎる目標設定に不満を漏らしていたこともあり、クラブはこの申し入れを承諾し、エドゥアルド・クーデ監督はクラブを去った。
   6月16日、アトレチコ・ミネイロはフェリピ・スコラーリ監督の就任を発表。フェリピ・スコラーリ監督は2022年末で監督業の引退を発表し、2023年はアトレチコ・パラナエンセのGMを務めていた。
   しかし、この監督交代で、良化の一途をたどっていた攻撃陣の連係や鋭いカウンターは影を潜めるようになる。
   6月21日全国選手権第11節フルミネンセ戦がフェリピ・スコラーリ監督の初采配試合となったが、その試合を1-1の引き分けに終えると、その後は公式戦9試合未勝利。全国選手権も第11~17節を3分4敗の成績で約2か月勝ち星から遠ざかる。
   しかし、その期間にフェリピ・スコラーリ監督は選手との対話を通じて選手たちのモチベーションを保ち、選手の個性やプレースタイルを試合やトレーニングで理解していき、選手の特性を戦術に落とし込んでいく。
   その結果、FWフッキとFWパウリーニョに多くの自由を与え、2列目やボランチ、サイドバックにはあまり選手を固定せず、対戦相手や戦術に応じて、適性に合わせる起用法をとる。
   すると、チームは時間の経過とともに連係が良化。トレーニングでの直近の試合の戦術の落とし込みもスムーズになり、チーム成績は一変。
   第20節以降の全国選手権後半戦は12勝3分4敗とリーグ随一の成績を残し、最後は優勝争いにも加わり、右肩上がりで2023年シーズンを終えた。
   選手権前半 :   7勝 6分 6敗、得点22失点17
   選手権後半 :  12勝 3分 4敗、得点30失点15
   選手権合計 :  19勝 9分10敗、得点52失点32
   選手権ホーム  :  11勝 3分 5敗、得点28失点16
   選手権アウェイ :   8勝 6分 5敗、得点24失点16
   得点数52  :  リーグ5位
   失点数32  :  リーグ位19タイ(の多さ)。最少タイ。

【主力選手】

   2023年終盤は、FWフッキとFWパウリーニョは多くの自由を与えられるものの、基本的には中央もしくは左にFWパウリーニョ、右サイドにFWフッキが流れて攻撃を作る。FWフッキが中央に入ると、FWパウリーニョは適度な距離間で裏の抜け出しやFWフッキのシュートコースを作る動きでサポート。
   2列目は対戦相手や戦術に応じて、MFイゴル・ゴメス、FWパボン、FWペドリーニョ(Pedrinho, 1998)、MFパトリッキ(Patrick, 1992)、MFヨハン、MFサラーチョなどを適宜起用。
   ボランチには守備的なオターヴィオ(Otávio, 1994)を軸に据え、バターリャ(Battaglia, 1991)、エデニウソンが脇を務める。
   左SBにはシーズン途中にギリェルミ・アラーナ(Guilherme Arana, 1997)が大ケガから復帰し、SBフーベンスがポジション争いに名乗りを上げる。右SBはマリアーノとサラビアの経験豊かな2選手が攻守に安定感をもたらす。
   スピードがあり足元の技術の高いCBマウリシオ・レーモスと、カバーリングやポジショニングに長けたCBジェメルソン(Jemerson, 1992)の2選手を軸に、CBイゴル・ハベーロ(Igor Rabello, 1995)やCBフッキスが出場機会を与えれていく。
   そしてGKにはチチ監督時代に何度も代表に招集されたエヴェルソンが正GKとして一年間ゴールを守り抜いた。

【代表・世代別代表】

<フル代表>
 〇SBギリェルミ・アラーナ(Guilherme Arana, 1997) … 2026W杯南米予選2試合(うち1試合先発)出場
 〇CBマウリシオ・レーモス(Mauricio Lemos, 1995)ウルグアイ代表 … 6月 国際親善試合出場
 〇MFアラン・フランコ(Alan Franco, 1998)エクアドル代表 … 2026W杯南米予選2試合(うち1試合先発)出場
<U-23代表>
 〇FWパウリーニョ(Paulinho, 2000) … 9月 国際親善試合1試合
<U-17代表>
 〇CBヴィトル・ガブリエウ(Vitor Gabriel, 2006) … 3月開幕 南米U-17選手権、 11月開幕 U-17W杯
 〇GKペドロ・コブラ(Pedro Cobra, 2006) … 11月開幕 U-17W杯

<チーム内個人成績・記録>

* 参照元:サッカーサイト「Ogol」

記録選手




















最多試合出場エヴェルソン
Éverson
GK, 1990
643641212
(2位)パウリーニョ
Paulinho
FW, 2000
613631111
(3位)フッキ
Hulk
FW, 1986
593441110
最多出場時間エヴェルソン
Éverson
GK, 1990
5760324036010801080
(2位)フッキ
Hulk
FW, 1986
49722949345778900
(3位)パウリーニョ
Paulinho
FW, 2000
47663007185630944
最多得点パウリーニョ
Paulinho
FW, 2000
3120227
(2位)フッキ
Hulk
FW, 1986
30151113
(3位)イゴル・ゴメス
Igor Gomes
MF, 1999
52003
最多アシストフッキ
Hulk
FW, 1986
1411012
(2位)パボン
Pavón
FW, 1996
118111
(3位)パウリーニョ
Paulinho
FW, 2000
82024
最多デュエル勝利フッキ
Hulk
FW, 1986
260
(2位タイ)サラーチョ
Zaracho
MF, 1998
137
(2位タイ)サラビア
Saravia
SB, 1993
137
最多キーパスフッキ
Hulk
FW, 1986
55
(2位)パボン
Pavón
FW, 1996
37
(3位)パウリーニョ
Paulinho
FW, 2000
35
最多CBIマウリシオ・レーモス
Mauricio Lemos
CB, 1995
139
(2位)ジェメルソン
Jemerson
CB, 1992
133
(3位)ギリェルミ・アラーナ
Guilherme Arana
SB, 1997
83
※
デュエル勝利 : 一対一でのイーブンボールの奪い合いでボールを獲得すること
キーパス : パスの受け手がシュートを打てた時にカウントされる指標
CBI : クリア、ブロック、インターセプト

《 2024年にむけて 》

<監督>

   ルイス・フェリピ・スコラーリ監督の続投が予想されているが、2024年1月9日現在で契約更改の報はない。

<退団>

   MFヨハンがインテルナシオナウへ移籍。

<加入・契約更新>

   MFグスタヴォ・スカルパ(Gustvo Scarpa, 1994)を獲得。同選手は2022年全国選手権ベストイレブン。同シーズン終了後にノッティンガム・フォレスト/ENGへ移籍したものの、活躍の機会は少なく、直近はオリンピアコス/GREへの期限付き移籍でプレーしていた。移籍金500万ユーロ(約6億3000万円)、4年契約。
   2023年に契約満了を迎えた多くの主力は契約を更改。2023年終盤の主力メンバーは顔ぶれをほとんど変えず2024年シーズンを迎えることになりそうだ。

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