2024/01/13 新規投稿
グスタヴォ・ヒベイロ・ネヴィス
Gustavo Ribeiro Neves
ポジション:攻撃的MF、フォワード/メイオ・カンピスタ、アタカンチ
利き足:右
2004年4月23日生まれ
<幼少期>
ブラジル連邦共和国ゴイアス州ゴイアニアに生まれる。
<クラブ経歴>
≪育成時代≫
2016年にゴイアスU-13チームに入団。 その後順調にカテゴリーを上げていく。
2020年U-17全国選手権に出場すると、チームは2勝2分5敗でグループ10チーム中8位という成績に終わるが、グスタヴィーニョは全9試合に出場し、2得点をマーク。その活躍を受けRBブラガンチーノが関心を示す。
2021年、RBブラガンチーノU-17チームに加入。10月23日U-17州選手権で左SHとして途中交代出場を果たすと、11月13日サントスU-17戦で途中出場からゴールを奪い、そのままポジションに定着する。
2022年はU-20チームに昇格。 1月に開催されるU-20全国大会カップ戦にカテゴリー一年目で登録され、初戦で先発に抜擢されると、1得点2アシストの活躍。同大会はチーム4試合の全試合に先発出場を果たす。 カップ戦終了後はケガのためしばらく戦列を離脱するが、5月4日U-20州選手権で復帰を果たすと、自身復帰後3試合目での2得点を皮切りに3試合連続ゴールを記録。その後もU-20州選手権と並行して開催されるU-20全国選手権に出場し、この2大会合計で19試合9得点の成績を残す。
2022年8月には18歳ながらU-23チームに昇格。 試合出場機会はなかったものの、一つ上のカテゴリーのトレーニングを経て、技術的、身体的、精神的な成長が促される。
≪RBブラガンチーノ≫
– 2022 –
2022年末に18歳にしてトップチームに昇格。トップチームのトレーニングに合流する。
– 2023 –
2023年1月にはU-20全国大会カップ戦が開催され、他クラブも含め、多くの同年代の選手、トップチームへの昇格が内定しているような選手も多くがこのカップ戦に出場する中、グスタヴィーニョはトップチームでのトレーニングを積み重ねる。
2023年1月18日サンパウロ州選手権第2節サンベルナルド戦の後半開始時にピッチに送り出され18歳でのプロデビュー。 2月4日、自身4試合目の第6節グアラニー戦でプロ初スタメンに抜擢されると、3月1日、自身10試合目のコパ・ド・ブラジル一回戦で初アシストをマーク。 3月3日にはこれまでのプレー内容が評価され2027年末まで契約延長。 すると、3月5日州選手権第12節サンベント戦の前半45+2分、右SBアンドレス・ウルタードがライナー性のクロスを送ると、ゴール正面にノーマークで姿を現し、右足を合わせプロ初ゴールをマークする。
コパ・スウアメリカーナでは、2023年4月6日第1節、18日第2節の2試合で連続ゴール。 4月22日には全国選手権第2節ゴイアス戦でスタメン出場を果たす。
しかし、そのゴイアス戦の前半終了時点でベンチに下げられると、以降は全国選手権、コパ・スウアメリカーナともに後半からの途中交代での出場が続く。
8月14日全国選手権第19節ヴァスコ・ダ・ガマ戦で先発に起用されると、その期待に応えるかのように前半終了間際に同点ゴール。続く第20節、第21節もまた先発に起用されるが、このチャンスを掴み切ることができない。 第22節以降はチーム17試合中僅か5試合の出場に止まり、出場時間も僅か140分、この5試合はゴールに関与することもなく、尻すぼみな成績でトップチーム一年目のシーズンを終えた。
– 2024 –
To be continued...
≪シーズン別クラブ出場記録≫
シーズン | 所属 | 大会 | 試合 | 出場 時間 | 得点 | アシ スト |
---|---|---|---|---|---|---|
2023年(19歳) | RBブラガンチーノ | コパ・スウアメリカーナ | 6 | 207 | 2 | 0 |
全国選手権 | 19 | 652 | 1 | 0 | ||
コパ・ド・ブラジル | 2 | 129 | 0 | 1 | ||
州選手権 | 12 | 542 | 1 | 0 | ||
合計 | 39 | 1530 | 4 | 1 | ||
2024年(20歳) | RBブラガンチーノ | |||||
合計 |
イタリック斜体は、2024年1月13日現在の記録。 ※ シーズン欄の年齢は、12月31日時点の年齢です。
<代表経歴>
N/A
<プレースタイル、雑感 etc.>
利き足は右。 身長175㎝、体重-㎏。(サッカーサイト「transfermarkt」2024年1月10日参照)
ポジションは、左サイドハーフとしての起用が多いが、中盤の攻撃的なポジションは左右中央に関わらずプレーでき、試合中には頻繁にポジションチェンジを行うこともある。左右のウィングとしてプレーすることも可。
左サイドでプレーする際は、内に切れ込んでの右足の強烈なシュート、ゴールライン際までボールを持ち上がって左足から精度の高いクロスを供給する。 中央ではパサーとしてスルーパスやボールを散らすプレーを見せるが、サイドからのボールにタイミング良くゴール前に現れるプレーや、タベーラで自身が最終ライン裏に抜け出すプレーも得意とし、2022年のU-20カテゴリーでは中盤ながら公式戦23試合10得点の成績を残す。
スピードがあるタイプではないが、一つ先を読んだプレーで相手の急所に姿を現す。 2023年はチーム戦術上、高い位置でボールを取り返しに行くプレーが要求された。自らが寄せに入る部分では問題はなかったように思われるが、味方がプレスに行った際の相手のパスコースを切るポジショニングなど、守備面での直接ボールに関与しない細かい部分でのプレーが多くの出場機会を得た選手たちとの差として現れ、シーズン終盤は満足のいく出場機会を獲得することができなかったのではないかと思われる。
攻撃面では先を読むプレーでオフ・ザ・ボールで秀逸な動きをしているのと同様に、守備面でも先を読んだプレーを心がければ出場機会はさらに増えるはず。ポジションを争うMFルーカス・エヴァンジェリスタ(Lucas Evangelista, 1995)やMFエリキ・ハミーレス(Eric Ramires, 2000)のプレーを参考に2024年はこの2人を脅かす存在にまで成長することを期待したい。