以下の投稿内「ハイライト動画URL」欄のリンク先は CONMEBOL（南米サッカー連盟）YouTube公式サイト または サッカーサイト「GE」によるハイライト（得点シーン）動画です。
Grupo E
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/07 | パレスチーノ (CDP) Palestino／CHI | 1－0 | フラメンゴ (FLA) Flamengo | CDP: 63′ FLA: – |
| 2024/05/08 | ミジョナリオス (MIL) Millionarios／COL | 1－1 | ボリバル (BOL) Bolívar／BOL | MIL: 43′ BOL: 67′ |
＜ パレスチーノ (CDP) 1－0 フラメンゴ (FLA) ＞
勝点「4」でグループ2位のフラメンゴと、勝点「3」でフラメンゴを追う3位パレスチーノの対戦。
ホームのパレスチーノはサンチアゴに本拠を置くがこの試合はコキンボで開催。コキンボは年間降雨量が少ないがこの日は強い雨。芝は長めにカットされ、両チームともに立ち上がりからしばらくの間ピッチコンディションに対応できない。
パレスチーノは、前半7分、フラメンゴのバックパスが短くなったところをボールを奪いミドルシュート。フラメンゴは、前半11分、CB間のパスをFWペドロ（Pedro, 1997）がカットし絶好のチャンスを迎えたが、シュートタイミングを失い、強引に放ったシュートは大きく枠を越える。
前半15分を過ぎる頃になると、パレスチーノが先に芝に対応。左サイドを中心にフラメンゴゴールに迫る。フラメンゴは、最終ラインを中心に相手の攻撃をしのぐが、パスミスが多く、効果的に相手陣にボールを運ぶことができない。
前半30分を目前に、フルミネンセは、左WGブルーノ・エンヒキ（Bruno Henrique, 1990）を右へ、右WGエヴェルトン・セボリーニャ（Everton Cebolinha, 1996）右へ入れ替える。さらにそれまで消える時間帯の多かったMFデ・ラ・クルス（De La Cruz, 1997）がFWペドロに近い位置でプレー、VOLジェルソン（Gerson, 1997）が左サイドを積極的に上がることで、選手間の距離が縮まり、それまでとは対照的に相手陣でのプレーが続き、相次いでパレスチーノゴールに迫る。しかし、シュート精度が低くゴールは生まれない。
後半も序盤は前半の流れを引き継ぎ、フラメンゴがパレスチーノ陣でボールを展開するが、パレスチーノは選手交代を経て次第に均衡した状況に持ち込む。
後半18分、パレスチーノは左CKを獲得すると、ゴール前のクリアボールに対しピッチに立ったばかりのVOLコルネーホ（Cornejo, 1995）がペナルティサークル内からダイレクトに右足を振り抜く。ボールは僅かに沈みゴール右上に突き刺さるゴラッソ。［1－0］
失点後の後半23分、後半30分にフラメンゴは相次いで選手交代を行い攻撃的な選手を投入。再び試合の主導権を握り、パレスチーノゴールに迫るがシュートは枠を捉えない。
攻勢を強めるフラメンゴと、堅守からカウンターのチャンスをうかがうパレスチーノ。時間の経過とともにフラメンゴに焦りの色が濃くなり、パレスチーノはカウンターで相手陣に侵入する機会も増え、相手のファールを誘い、時間を上手く浪費する。
5分間のアディショナルタイムが計上されるが、その時間帯にフラメンゴは一本のシュートも放つことができず試合はタイムアップ。
フラメンゴは2試合を残しグループ3位に転落。自力でのグループ通過の目がなくなり厳しい状況に陥った。
ハイライト動画URL
CDP x FLA ： https://www.youtube.com/watch?v=kwPc4sPcJnI
MIL x BOL ： https://www.youtube.com/watch?v=miZiPdIKgxA
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ボリバル (BOL) Bolívar／BOL | 10 | 4 | 3 | 1 | 0 | 6 |
| 3 | フラメンゴ (FLA) Flamengo | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 0 |
| 4 | ミジョナリオス (MIL) Millionarios／COL | 2 | 4 | 0 | 2 | 2 | -3 |
| 2 | パレスチーノ (CDP) Palestino／CHI | 6 | 4 | 2 | 0 | 2 | -3 |
Grupo F
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/09 | リベルプール (LIV) Liverpool／URU | 0－5 | パウメイラス (PAL) Palmeiras | LIV: – PAL: 44′, 71′, 82′, 90+1′, 90+6′(P) |
| 2024/05/09 | サンロレンソ (SLO) San Lorenzo／ARG | 2－0 | インデペンディエンテ (IDV) Independiente del Valle／EQU | SLO: 16′, 24′ (R87′) IDV: – |
＜ リベルプール (LIV) 0－5 パウメイラス (PAL) ＞
2勝1分勝点7でグループ首位に立つパウメイラスの第4節はリベルプール／URUとのアウェイでの試合。
スタメンは、競争の激しいボランチはVOLアニバル・モレーノ（Anibal Moreno, 1999）とVOLガブリエウ・メニーノ（Gabriel Menino, 2000）がツーボランチを構成。スリートップには、FWエンドリッキ（Endrick, 2006）を中央に、右FWエステヴォン（Estêvão, 2007）、左FWラザロ（Lázaro, 2002）が並ぶ。
リベルプールにはパウメイラスが獲得を模索している2023年U-20Ｗ杯決勝イタリア戦で決勝ゴールを決めたFWルシアーノ・ロドリゲス（Luciano Rodríguez, 2003）が在籍し、この試合では前回の対戦に続き先発出場。
ホームのリベルプールは5バックの布陣で試合に入るが、積極的に前に出る守備でボールを奪うとスペースを上手く利用し前半2分に早くもゴールネットを揺らす。しかし、これはオフサイド。だが、なおもリベルプールがパウメイラス陣で試合のペースを握る。
前半17分、パウメイラスはペナルティエリア手前からMFハファエウ・ヴェイガ（Raphael Veiga, 1995）がミドルシュート。ボールはクロスバーを直撃し跳ね返されるが、このプレーに前後して次第にパウメイラスがボールを支配し始める。以降はパウメイラスが相手陣内でボールを回しながら攻撃の糸口を探り、リベルプールがカウンターのチャンスをうかがう展開となる。
前半44分、パウメイラスは、SBマルコス・ホッシャ（Marcos Rocha, 1988）が右サイドライン際から一レーン内を縦に上がるMFハファエウ・ヴェイガ（Raphael Veiga, 1995）の前方にボールを送ると、MFハファエウ・ヴェイガは中央を上がるFWエンドリッキを見ながらシュートを選択。これがクロスバーをかすめゴールイン。パウメイラスが先制。［0－1］
後半26分、パウメイラスは、FWエンドリッキがハーフライン左サイドでボールを受け、ゴールに向かいドリブルを開始。PA手前でMFハファエウ・ヴェイガへスルーパスを送りアシストを計上。［0－2］
後半37分、パウメイラスは、左CKをMFハファエウ・ヴェイガが蹴ると、ゴール前ニアサイドでFWホニ（Rony, 1995）が頭を合わせる。ファーサイドに流れたボールをFWエンドリッキが頭で押し込みパウメイラスがダメ押しの3点目。［0－3］
後半45+1分、自陣から相手陣に放り込まれたボールをFWフラッコ・ロペス（Flaco López, 2000）が確保し、ゴール前中央のFWホニに送ると、FWホニはワントラップから冷静にボールを流し込む。リベルプール守備陣は完全に集中力が切れ、4選手がこのカウンターに対応しながらもパウメイラスの2選手に難なくゴールを許す。［0－4］
後半45+6分、リベルプールは自陣PA内でクリアをしようと相手FWの足を蹴り上げPKを献上。パウメイラスCBグスタボ・ゴメス（Gustavo Gómez, 1993）がこのPKをほぼ中央に決める。［0－5］
前半は互いに持ち味を発揮した締まった試合となったが、後半の終盤にはリベルプールの集中力が切れ、パウメイラスが5－0の完勝。パウメイラスは首位をキープし、決勝ラウンド進出に向け大きく前進した。
ハイライト動画URL
LIV x PAL ： https://www.youtube.com/watch?v=mbajr1c8k3M
SLO x IDV ： https://www.youtube.com/watch?v=267O8E6E9tY
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | インデペンディエンテ・デル・バジェ (IDV) Independiente del Valle／EQU | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | -1 |
| 4 | リベルプール (LIV) Liverpool／URU | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | -6 |
| 1 | パウメイラス (PAL) Palmeiras | 10 | 4 | 3 | 1 | 0 | 8 |
| 3 | サンロレンソ (SLO) San Lorenzo／ARG | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | -1 |
Grupo G
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/07 | ロサリオ・セントラル (RCE) Rosário Central／ARG | 0－1 | アトレチコ・ミネイロ (CAM) Atlético-MG | RCE: – CAM: 87′ |
| 2024/05/07 | カラカス (CFC) Caracas／VEN | 0－1 | ペニャロル (PEN) Peñarol／URU | CFC: – PEN: 26′ |
＜ ロサリオ・セントラル (RCE) 0－1 アトレチコ・ミネイロ (CAM) ＞
現在グループラウンド3連勝中のアトレチコ・ミネイロは、アウェイでグループ最下位のロサリオ・セントラルとの一戦。勝てば決勝ラウンド進出が決まる。
アトレチコ・ミネイロは、右MFグスタヴォ・スカルパ（Gustavo Scarpa, 1994）、左SBギリェルミ・アラーナ（Guilherme Arana, 1997）がサイドライン際に張りつき、中央ではFWフッキ（Hulk, 1986）、FWパウリーニョ（Paulinho, 2000）、MFサラーチョ（Zaracho, 1998）がポジションを変えながら比較的近い位置でプレー。ボランチの右オターヴィオ（Otávio, 1994）と左アラン・フランコ（Alan Franco, 1998）が前線の並びを俯瞰するように配置される。
アトレチコ・ミネイロは、相手ペナルティエリア近辺で、中央での縦の楔のパスやワンタッチでのパス交換、中央にディフェンダーを引き付けるやサイドにボールをはたき、逆サイドにまで抜ける強いキックのクロスをゴール前に送り、ロサリオの守備陣を揺さぶり続ける。
前半は、流れの中からFWパウリーニョが2本のGKの好セーブにゴールを阻まれる惜しいシュート。FKからはFWフッキがゴールポストを直撃させるなど、得点まで後わずかにまで迫ると、守備面ではロサリオに一本のシュートも許さず、アトレチコ・ミネイロがボール、試合を共に支配する。
後半も前半の流れを引き継ぎ、アトレチコ・ミネイロが試合の主導権を握ったまま時間が経過する。なかなかゴールが生まれない中、アトレチコは後半20分にMFグスタヴォ・スカルパ、MFサラーチョに代え、FWアリソン（Alisson, 2005）、MFイゴル・ゴメス（Igor Gomes, 1999）を投入。さらに後半27分にFWフッキに代えFWバルガス（Vargas, 1989）を投入し攻撃のニュアンスを微妙に変える。
後半42分、アトレチコ・ミネイロは相手陣ペナルティエリア右入口をFWアリソンがFWパウリーニョとのタベーラで抜け出し、ゴールライン際からゴール前にグラウンダーのボールを送る。FWバルガス（Vargas, 1989）が縦に入りディフェンダーを引き連れ、ワンタッチで後方にボールを流すと、そこに走り込んだFWパウリーニョが右足を振り抜き待望の先制点。［0－1］
アトレチコは、最後まで集中力を切らすことなく試合をコントロール。1－0のまま試合を締め4連勝。2試合を残し決勝ラウンド進出を決めた。
ハイライト動画URL
RCE x CAM ： https://www.youtube.com/watch?v=wsg1n4kZyVM
CFC x PEN ： https://www.youtube.com/watch?v=G9EExQMSZDY
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アトレチコ・ミネイロ (CAM) Atlético-MG | 12 | 4 | 4 | 0 | 0 | 6 |
| 4 | カラカス (CFC) Caracas／VEN | 1 | 4 | 1 | 0 | 3 | -9 |
| 2 | ペニャロル (PEN) Peñarol／URU | 6 | 4 | 2 | 0 | 2 | 4 |
| 3 | ロサリオ・セントラル (RCE) Rosário Central／ARG | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 1- |
Grupo H
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/07 | ナシオナル (NAC) Nacional／URU | 2－2 | リーベルプレート (RIV) River Plate／ARG | NAC: 78′(P), 79′ RIV: 8′, 30′ |
| 2024/05/07 | デポルティボ・タチラ (TAC) Deportivo Táchira／VEN | 1－1 | リベルタ (LIB) Libertad／PAR | TAC: 31′ LIB: 50′ |
ハイライト動画URL
NAC x RIV ： https://www.youtube.com/watch?v=q06Fgh2FS7A
TAC x LIB ： https://www.youtube.com/watch?v=6lOU8zXLqvc
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | デポルティボ・タチラ (TAC) Deportivo Táchira／VEN | 1 | 4 | 0 | 1 | 3 | -6 |
| 3 | リベルタ (LIB) Libertad／PAR | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 0 |
| 2 | ナシオナル (NAC) Nacional／URU | 7 | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 |
| 1 | リーベルプレート (RIV) River Plate／ARG | 10 | 4 | 3 | 1 | 0 | 5 |