以下の投稿内「ハイライト動画URL」欄のリンク先は CONMEBOL（南米サッカー連盟）YouTube公式サイト または サッカーサイト「GE」によるハイライト（得点シーン）動画です。
Grupo A
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/15 | アリアンサ・リマ (ALI) Alianza Lima／PER | 1－1 | コロ-コロ (COL) Colo-Colo／CHI | ALI: 42′ COL: 78′ (R: 65′, 90+4′) |
| 2024/05/16 | フルミネンセ (FLU) Fluminense | 2－1 | セロ・ポルテーニョ (CCP) Cerro Porteño／PAR | FLU: 14′, 74′ CCP: 19′ |
＜ フルミネンセ (FLU) ２－１ セロ・ポルテーニョ (CCP) ＞
2勝2分の成績でグループ首位に立つフルミネンセは、すでに決勝ラウンド進出が確定。今節は勝てばグループ首位が確定する。
今節のスタメンは、警告累積で出場停止のCBフェリピ・メロ（Felipe Melo, 1983）とケガのSBマルキーニョス（Marquinhos, 2003）に代わり、CBアントニオ・カルロス（Antônio Carlos, 1993）とSBグーガ（Guga, 1998）が入り、VOLマルチネリ（Martinelli, 2001）がセンターバックに入る。
試合はホームのフルミネンセがボールを支配。セロ・ポルテーニョはやや引き気味の守備網を敷き、中盤でのボール奪取からカウンターを狙う。
前半14分、フルミネンセは右サイドライン際浅い位置からSBグーガがゴール前にクロス。FWヘルマン・カーノ（Germán Cano, 1988）が頭を合わせ損ねるが、SBマルセロ（Marcelo, 1988）がボールを受け、切り返しでDFをかわし、コースを狙った柔らかいシュートをファーサイドのゴールポストに当てゴールを奪う。ゴラッソ。フルミネンセが早くも先制する。［1－0］
前半19分、セロ・ポルテーニョはVOLピリス・ダ・モタ（Piris da Motta, 1994）が相手陣右サイドライン際でデュアルに勝ち、ボールを持ちあがりPA横から中央へクロス。VOLワイルダー・ビエラ（Wilder Viera, 2002）がDFと並走しながらゴール前に駆け上がり、クロスに足を合わせ、瞬く間に同点に追いつく。［1－1］
試合が振出しに戻ると、再びフルミネンセがボールを支配し、セロ・ポルテーニョがカウンターを狙う構図に戻る。
後半25分、MFガンソ（PH Ganso, 1988）がPA手前で倒されセロ・ポルテーニョCBバエス（Báez, 1990）に2枚目のイエローカードが提示され退場。
この退場劇で数的優位に立ったフルミネンセは相手をゴール前に押し込み、数的不利に立ったセロ・ポルテーニョはゴール前に2ラインの堅固な守備ブロックを作り専守防衛の態勢に入る。
後半29分、SBグーガ（Guga, 1998）がやや浅めの位置からゴール前にクロス。MFガンソ（PH Ganso, 1988）が高さのあるヘディングシュートでゴールネットを揺らしフルミネンセが勝ち越し。［2－1］
リードを許したセロ・ポルテーニョだが、数的不利もあり攻め手に欠き、フルミネンセは選手交代とピッチを広く使ったパス交換で時間を消費。2－1で逃げ切ったフルミネンセはグループ首位が確定した。
ハイライト動画URL
ALI x COL ： https://www.youtube.com/watch?v=t-icPjhiAxo
FLU x CCP ： https://www.youtube.com/watch?v=hanzd5oUuuk
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | アリアンサ・リマ (ALI) Alianza Lima／PER | 4 | 5 | 0 | 4 | 1 | -1 |
| 3 | セロ・ポルテーニョ (CCP) Cerro Porteño／PAR | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | -1 |
| 2 | コロ-コロ (COL) Colo-Colo／CHI | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | -1 |
| 1 | フルミネンセ (FLU) Fluminense | 11 | 5 | 3 | 2 | 0 | 3 |
Grupo B
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/14 | タジェーレス (TAL) Talleres／ARG | 1－0 | コブレサル (COB) Cobresal／CHI | TAL: 82′ COB: – |
| 2024/05/16 | サンパウロ (SAO) Saõ Paulo | 0－0 | バルセロナSC (BSC) Barcelona／EQU | SAO: – BSC: – |
＜ サンパウロ (SAO) ０－０ バルセロナSC (BSC) ＞
すでに2位以内が確定し決勝ラウンド進出が決まっているサンパウロ。今節のスタメンは、直近の全国選手権フルミネンセで活躍したMFホドリゴ・ネストール（Rodrigo Nestor, 2000）とVOLボバディージャ（Bobadilla, 2001）に代わり、FWフェヘイラ（Ferreira, 1997）とVOLガロッポ（Galoppo, 1999）が入り、右サイドハーフにMFミシェル・アラウーホ（Michel Araújo, 1996）、トップ下にFWルシアーノ（Luciano, 1993）を置く布陣で試合に入る。
試合は、両チームが交互にターンを迎え、相手陣にボールを運ぶものの、相手の組織的な守備に綻びを見出すことができず、決定機を迎えることなく、やや強引なシュートや相手守備網にかかりボールを失い攻撃ターンを終える展開が続く。
サンパウロは、左サイドはFWフェヘイラが中心となり、右サイドはMFミシェル・アラウーホを軸として相手ゴールに迫るが、センターフォワードFWアンドレ・シウヴァ（André Silva, 1997）に効果的なボールを送ることができず、FWルシアーノは攻撃に絡むことができず消える時間が多くなる。
サンパウロがボール支配率、地域ともに相手を上回るものの、両チームとも相手GKを脅かすようなシーンを作り出すことなく前半を終える。
後半9分、サンパウロは左サイドを崩し、左SBウェリントン（Welington, 2001）がゴールライン際からマイナスの柔らかいクロス。ゴール正面でVOLガロッポがフリーで頭を合わせるが、ボールはGKの正面を突く。
後半13分、バルセロナ・バジャキルはPA左のFKを直接狙うが、サンパウロGKハファエウ（Rafael, 1989）が辛うじてCKに逃れる。
後半16分にサンパウロは6週間ぶりの試合となるFWルーカス・モウラ（Lucas Moura, 1992）、後半28分にはVOLルイス・グスタヴォ（Luiz Gustavo, 1987）と代表経験者を相次いで投入する。しかし、最後までバルセロナ守備網を崩すことができず、試合は0－0のまま終了。
サンパウロは、5月29日最終節にてグループ首位タジェーレスとの直接対決。勝てばグループ首位に立つことができる。
ハイライト動画URL
TAL x COB ： https://www.youtube.com/watch?v=PzCfiCBbAjo
SAO x BSC ： https://www.youtube.com/watch?v=AblGBqb1oYA
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | バルセロナSC (BSC) Barcelona／EQU | 3 | 5 | 0 | 3 | 2 | -4 |
| 4 | コブレサル (COB) Cobresal／CHI | 1 | 5 | 0 | 1 | 4 | -7 |
| 2 | サンパウロ (SAO) Saõ Paulo | 10 | 5 | 3 | 1 | 1 | 5 |
| 1 | タジェーレス (TAL) Talleres／ARG | 13 | 5 | 4 | 1 | 0 | 6 |
Grupo C
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/15 | ザ・ストロンゲスト (STR) The Strongest／BOL | 4－0 | ウァチパト (HUA) Huachipato／CHI | STR: 35′, 61′, 71′, 90+1′(P) HUA: – (R:90′) |
| 順延 2024/06/08 | グレミオ (GRE) Grêmio | 順延 | エストゥディアンテス (EST) Estudiantes de La Plata／ARG | GRE: EST: |
＜ グレミオ (GRE) 順延 エストゥディアンテス (EST) ＞
リオグランデドスル州での甚大な水害により試合は6月8日に順延。
ハイライト動画URL
STR x HUA ： https://www.youtube.com/watch?v=I2JKwAfYOIk
GRE x EST ： 順延
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エストゥディアンテス (EST) Estudiantes de La Plata／ARG | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | -1 | |
| グレミオ (GRE) Grêmio | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | -3 | |
| ウァチパト (HUA) Huachipato／CHI | 5 | 4 | 1 | 2 | 1 | -2 | |
| ザ・ストロンゲスト (STR) The Strongest／BOL | 10 | 5 | 3 | 1 | 1 | 6 |
Grupo D
結果
| 試合日 （ブラジル時間） | ホームチーム | 結果 | アウェイチーム | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/05/14 | LDUキト (LDU) LDU／EQU | 0－1 | ジュニオル・バランキージャ (JUN) Junior Barranquilla／COL | LDU: – JUN: 37′ |
| 2024/05/16 | ウニベルシタリオ (UNI) Universitario／PER | 0－1 | ボタフォゴ (BOT) Botafogo | UNI: – BOT: 77′ |
＜ ウニベルシタリオ (UNI) ０－１ ボタフォゴ (BOT) ＞
前日に開催された他会場の結果により、ボタフォゴはこの試合に勝てば一試合を残し決勝ラウンドへの進出が決まる。
直近の全国選手権フォルタレーザ戦からスタメン6選手を変更して試合に入る。
立ち上がりは両チームともに最終ラインを高く敷き、ハーフラインを軸に狭い範囲でのボールの争奪戦が繰り広げられる。その中で序盤はボタフォゴがマークを掻い潜り、相手守備陣を敵陣深くに押し込む場面を作り出す。しかし、前半も終盤にかかると、ボタフォゴのインテンシティは弱まり、次第にウニベルシタリオがボールの出どころへの寄せの強度を強めていく。ウニベルシタリオはボールを奪うと大きく前線のサイドへボールを蹴り込み、たびたびクロスからシュートまで持ち込む。
後半も前半の流れを引き継ぐと、ウニベルシタリオは後半25分までに11本のクロスを記録。しかし、中央の選手とのタイミングが合わず、ボタフォゴゴールを脅かすことはない。
次第にウニベルシタリオに疲れの色が見え始めると試合は均衡状態に陥り、試合のテンポは緩やかなものとなる。
後半32分、ボタフォゴはGKからのロングフィード。ウニベルシタリオDFのボールコントロールを誤ったパスをボタフォゴFWサバリーノ（Savarino, 1996）が右サイド最終ライン裏に蹴りだすと、FWジェフィーニョ（Jeffinho, 1999）が抜け出しGKと一対一。左足のシュート体勢から右足に持ち替えたシュートでGKの脇を抜くとボールはゴールネットを揺らし、ボタフォゴが先制。［0－1］
残りの時間でウニベルシタリオが猛攻を仕掛けるが、ゴール前を固めたボタフォゴ守備陣が最後まで決定機を許さずボタフォゴが逃げ切り。試合は1－0でボタフォゴが勝利を収め、2位以内が確定。5月28日最終節は勝点で並ぶ首位ジュニオル・バランキージャとの直接対決。勝てばグループ首位に浮上する。
ハイライト動画URL
LDU x JUN ： https://www.youtube.com/watch?v=cGzxTmVmdFw
UNI x BOT ： https://www.youtube.com/watch?v=CI7klnj42MY
順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得失 点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ボタフォゴ (BOT) Botafogo | 9 | 5 | 3 | 0 | 2 | 1 |
| 1 | ジュニオル・バランキージャ (JUN) Junior Barranquilla／COL | 9 | 5 | 2 | 3 | 0 | 3 |
| 4 | LDUキト (LDU) LDU／EQU | 4 | 5 | 1 | 1 | 3 | -2 |
| 3 | ウニベルシタリオ (UNI) Universitario／PER | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | -2 |