【リベルタドーレス2024】 第6節 グループ E.F.G.H. [05/28-30]

投稿者: | 2024年5月28日


以下の投稿内「ハイライト動画URL」欄のリンク先は
CONMEBOL(南米サッカー連盟)YouTube公式サイト または サッカーサイト「GE」によるハイライト(得点シーン)動画です。

Grupo E

結果

試合日
(ブラジル時間)
ホームチーム結果アウェイチーム得点
2024/05/28フラメンゴ (FLA)
Flamengo
3-0ミジョナリオス (MIL)
Millionarios/COL
FLA: 7′, 25′, 44′
(R87′)
MIL: –
2024/05/28ボリバル (BOL)
Bolívar/BOL
3-1パレスチーノ (CDP)
Palestino/CHI
BOL: 35′, 46′, 87′
CDP: 68′
< フラメンゴ (FLA) 3-0 ミジョナリオス (MIL) >
   フラメンゴは、今節開始時点で同勝点のグループ2位。得失点差が3位をパレスチーノを「7」上回り、この試合に勝てば問題なく決勝ラウンドへの進出が決まる。
   前半7分、フラメンゴは、相手のGKへのバックパスが短くなったところをFWペドロ(Pedro, 1997)がゴールへ流し込む。先制ゴール。[1-0]
   前半25分、フラメンゴは、CBダヴィ・ルイス(David Luiz, 1987)がPA右をゴールライン際までボールを持ちあがり、PA入口右へボールを戻す。ボールを受けたVOLジェルソン(Gerson, 1997)がゴール前にボールを上げると、DFが頭でクリアしようとしたボールがゴールに吸い込まれ、フラメンゴが追加点。
   前半44分、フラメンゴはSBビーニャ(Viña, 1997)が相手陣中央でのパスカットからドリブルで駆け上がり、FWペドロへスルーパス。FWペドロは振り向きざまにGKの脇を抜くシュートをゴール隅に流し込むゴール。[3-0]
   後半に入ってもフラメンゴのゴールに向かう姿勢は変わらず、後半2分にMFデ・アラスカエッタ(De Arrascaeta, 1994)、後半14分にFWエヴェルトン・セボリーニャ(Everton Cebolinha, 1996)のビシクレッタなど、相次いで相手ゴールに迫る。
   後半27分、36分に選手交代を行い、試合のペースを弱めていく。後半39分に一発退場で数的不利に陥ると、守備を固め、試合を締める。
   フラメンゴはホームで3-0の勝利。グループラウンドは苦しみながらも3勝1分2敗の成績で2位通過を果たした。

ハイライト動画URL

MIL x FLA : https://www.youtube.com/watch?v=n15lfr06iKg
CDP x BOL : https://www.youtube.com/watch?v=v0uAC2I__dw

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1ボリバル (BOL)
Bolívar/BOL
1364114
2フラメンゴ (FLA)
Flamengo
1063127
3パレスチーノ (CDP)
Palestino/CHI
76213-5
4ミジョナリオス (MIL)
Millionarios/COL
36033-6
1, 2位 : 決勝ラウンド進出
3位 : コパ・スウアメリカーナプレーオフ進出
4位 : 敗退

Grupo F

結果

試合日
(ブラジル時間)
ホームチーム結果アウェイチーム得点
2024/05/30パウメイラス (PAL)
Palmeiras
0-0サンロレンソ (SLO)
San Lorenzo/ARG
PAL: –
SLO: –
2024/05/30インデペンディエンテ (IDV)
Independiente del Valle/EQU
2-1リベルプール (LIV)
Liverpool/URU
IDV: 20′, 55′
LIV: 35′
< パウメイラス (PAL) 0-0 サンロレンソ (SLO) >
   パウメイラスは、すでに決勝ラウンド進出を決めているが、2年連続で全体最高成績を収めグループラウンドを締めくくりたい。
   そして、この試合はFWエンドリッキ(Endrick, 2006)がパウメイラスのユニフォームを着ての最後の試合。勝ってエンドリッキをコパ・アメリカへ、そして、レアルマドリード/ESPへと送り出したい。
   パウメイラスのスタメンは、トップチームでは最初にして最後となるFWエンドリッキ、FWエステヴォン(Estêvão, 2007)、FWルイス・ギリェルミ(Luis Guilherme, 2006)のスリートップ。4-3-3の布陣で試合に臨む。
   引き分け以上で他会場の結果に関わらず決勝ラウンド進出が決まるサンロレンソは、自陣に4-4のコンパクトな2ラインを敷き、前がかりになるパウメイラスの裏を狙ったカウンターを狙う。
   パウメイラスは70%近いボール保持率を記録するが、FWエンドリッキへ効果的にボールを送ることができない。前半36分に、相手陣右サイドで得たFKからCBグスタボ・ゴメス(Gustavo Gómez, 1993)がゴールネットを揺らすが僅かにオフサイドの判定。その1分後にサンロレンソのカウンター。しかし、シュートは枠を越える。
   後半15分、パウメイラスは左サイドライン際からSBピケレス(Piquerez, 1998)が斜めにボールを送り、FWルイス・ギリェルミがゴールライン際から中央へクロス。GKが弾き返したボールをFWエステヴォンが拾いシュートに持ち込むがGKがキャッチ。
   後半25分、サンロレンソはカウンターを発動し、右サイドからのクロスにFWアレクシス・クエージョ(Alexis Cuello, 2000)がDFから離れる動きでフリーとなりヘディングシュートを叩きつけるが、ボールはクロスバーを越える。
   後半39分の左サイドからのパウメイラスFWホニ(Rony, 1995)のクロスはあわやオウンゴール。後半41分の右サイドからのマイキ(Mayke, 1992)のクロスにCBムリーロ(Murilo, 1997)がスタンディングで頭を合わせるがGKがキャッチ。
   試合は0-0のままタイムアップ。パウメイラスはFWエンドリッキの最後の試合を白星で飾ることができなかった。一方のサンロレンソは決勝ラウンド進出を自らの手で掴んだ。

ハイライト動画URL

PAL x SLO : https://www.youtube.com/watch?v=u7m6R8nn5B8
IDV x LIV : https://www.youtube.com/watch?v=A3L2iJUUY3s

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1パウメイラス (PAL)
Palmeiras
1464209
2サンロレンソ (SLO)
San Lorenzo/ARG
862220
3インデペンディエンテ・デル・バジェ (IDV)
Independiente del Valle/EQU
76213-1
4リベルプール (LIV)
Liverpool/URU
46114-8
1, 2位 : 決勝ラウンド進出
3位 : コパ・スウアメリカーナプレーオフ進出
4位 : 敗退

Grupo G

結果

試合日
(ブラジル時間)
ホームチーム結果アウェイチーム得点
2024/05/28アトレチコ・ミネイロ (CAM)
Atlético-MG
4-0カラカス (CFC)
Caracas/VEN
CAM: 28′, 40′, 61′, 90+3′(P)
CFC: –
(R10′)
2024/05/28ペニャロル (PEN)
Peñarol/URU
2-1ロサリオ・セントラル (RCE)
Rosário Central/ARG
PEN: 32′, 83′
RCE: 66′
< アトレチコ・ミネイロ (CAM) 4-0 カラカス (CFC) >
   すでに決勝ラウンド進出を決めているアトレチコ・ミネイロは、3月以来の先発出場となるプロ2年目のFWカドゥ(Cadu, 2004)や、これまで160分の出場に止まるMFペドリーニョ(Pedrinho, 1998)をスタメンに抜擢。3バックの布陣を採用し、MFグスタヴォ・スカルパ(Gustavo Scarpa, 1994)を左WBとして起用する。
   前半10分、最終ライン裏を抜け出したFWカドゥがGKと一対一となり、GKにPA手前で倒され、GKは一発退場。このプレーで得たFWフッキ(Hulk, 1986)の直接FKは、交代したGKの好セーブに阻まれたが、アトレチコ・ミネイロが数的有利に立ち、カラカスを圧倒する。
   前半21分、アトレチコ・ミネイロは、ゴール前を固めるカラカス守備網を崩せず、一度最終ラインまでボールを下げ攻撃を立て直すと、左サイドライン際へボールを送り、MFグスタヴォ・スカルパ(Gustavo Scarpa, 1994)がゴール前にクロス。ゴール前中央からMFペドリーニョが右サイドへ開きながらヘディングでファーサイドへボールを押し込みアトレチコ・ミネイロが先制。[1-0]
   前半40分、アトレチコ・ミネイロは、1点目と同じような位置からMFグスタヴォ・スカルパが左足でゴールから離れていくクロス。PA内でFWアリソン(Alisson, 2005)がDFを手で押さえながら左足のダイレクトボレー。これがゴールに突き刺さるゴラッソ。アトレチコ・ミネイロがリードを拡げる。[2-0]
   前半45+6分、カラカスは相手陣深くで得たFKの流れから、最後はCBタマジョ(Tamayo, 2005)がPA入口正面からシュートを放つが、ボールはゴールポストに阻まれる。
   後半16分、アトレチコ・ミネイロが左サイドからCBギリェルミ・アラーナ(Guilherme Arana, 1997)がゴール前にクロス。FWフッキが胸トラップでボールを落とすがカラカスDFがクリア。そのボールを拾ったMFペドリーニョ(Pedrinho, 1998)がゴール正面約22mのミドルシュート。GKは一歩も動けずボールがゴール右サイドに決まるゴラッソ。アトレチコ・ミネイロが追加点。[3-0]
   後半45+3分、FWフッキが右サイドライン際からドリブルでDF2人をかわし中央に切れ込むと、左足を強引に振り抜くゴラッソ。[4-0]
   前半10分の相手GKの退場劇で試合を有利に運んだアトレチコ・ミネイロが30本ものシュートを放ち4-0の大勝。
   これまで控えに甘んじていた選手が躍動し、これまであまり見られなかった3バックも機能。ガブリエル・ミリット(Gabriel Milito)監督の策がこの試合もチーム内で化学反応を起こした。
   アトレチコ・ミネイロのチーム力は留まるところを知らない。

ハイライト動画URL

CAM x CFC : https://www.youtube.com/watch?v=JufX0_lPX4s
PEN x RCE : https://www.youtube.com/watch?v=0GclfPrLpdQ

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1アトレチコ・ミネイロ (CAM)
Atlético-MG
1565018
2ペニャロル (PEN)
Peñarol/URU
1264027
3ロサリオ・セントラル (RCE)
Rosário Central/ARG
762131
4カラカス (CFC)
Caracas/VEN
16015-16
1, 2位 : 決勝ラウンド進出
3位 : コパ・スウアメリカーナプレーオフ進出
4位 : 敗退

Grupo H

結果

試合日
(ブラジル時間)
ホームチーム結果アウェイチーム得点
2024/05/30リーベルプレート (RIV)
River Plate/ARG
2-0デポルティボ・タチラ (TAC)
Deportivo Táchira/VEN
RIV: 51′, 85′
TAC: –
(R72′)
2024/05/30リベルタ (LIB)
Libertad/PAR
2-1ナシオナル (NAC)
Nacional/URU
LIB: 29′, 41′
NAC: 13′

ハイライト動画URL

RIV x TAC : https://www.youtube.com/watch?v=0-bgr90WEVc
LIB x NAC : https://www.youtube.com/watch?v=gzAVWnLmFVk

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1リーベルプレート (RIV)
River Plate/ARG
1665109
2ナシオナル (NAC)
Nacional/URU
1364113
3リベルタ (LIB)
Libertad/PAR
46114-3
4デポルティボ・タチラ (TAC)
Deportivo Táchira/VEN
16015-9
1, 2位 : 決勝ラウンド進出
3位 : コパ・スウアメリカーナプレーオフ進出
4位 : 敗退

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