【リベルタドーレス2024】 第4, 5節 グループC 順延分 [06/04 & 08]

投稿者: | 2024年6月8日


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CONMEBOL(南米サッカー連盟)YouTube公式サイト または サッカーサイト「GE」によるハイライト(得点シーン)動画です。

Grupo C 第4節順延分

結果

試合日
(ブラジル時間)
ホームチーム結果アウェイチーム得点
2024/06/04ウァチパト (HUA)
Huachipato/CHI
0-1グレミオ (GRE)
Grêmio
HUA: –
GRE: 6′
< ウァチパト (HUA) 0-1 グレミオ (GRE) >
   グレミオはこの試合に勝てば決勝ラウンド進出が決まる。さらに、決勝ラウンドの抽選が6月3日に行われ、ノックダウン方式のトーナメント表が確定していることから、この試合に勝てば、最終戦はベスト16やその先を見据えて試合を行うことが可能となる。
   一方、負ければ3位以下が確定。引き分けの場合は、最終戦を勝てば2位以内が確定しグループ首位は得失点差の争いとなり、引き分けで3位となりコパ・スウアメリカーナプレーオフ進出、敗戦でグループ最下位となる。
   前半6分、グレミオは相手陣左サイドでのプレスからボールを奪い、右サイドへボールを展開。FWガウジーノ(Galdino, 1997)がPA内ゴールライン際まで個人技でボールを持ち運びCKを獲得する。右ショートコーナーからMFクリスタウドがゴール前ファーサイドへクロスボール。FWジエゴ・コスタ(Diego Costa, 1988)が腕でDFを抑えながら前に出てスタンディングで頭を合わせる。グレミオが先制。[0-1]
   先制後もグレミオは相手陣でのプレスを継続し、ショートカウンターから相次いで好機を迎えるが、降りしきる雨の中、シュート精度に欠き、追加点は生まれない。
   一方で、守備面では、プレスを掻い潜られた後も素早い帰陣で4-5のツーラインを構築し、決定機を許さない。
   前半30分を過ぎるとグレミオは自陣からのロングカウンターで次々と好機を迎える。
   前半33分、グレミオは右サイドでFWソテウドが個人技で一対一の対峙から抜け出し、ゴールライン際をPA内に侵入しゴール前にクロス。しかし、これは誰にも合わない。FWソテウドは前半37分にもPA左寄りの入口からシュートを放つが、これはゴールポストに弾き返される。
   前半40分には、相手陣中央やや左の位置でFKを獲得すると、ファーサイドへ送られてボールにFWガウジーノがダイレクトに足を合わせるが、逆サイドのゴールポストに弾かれたボールをGKがしっかりとキャッチ。
   前半42分、ウァチパトは左サイドからPA手前右へロングパス。これをフリーの態勢で受けたFWマキシ・ロドリゲス(Maxi Rodríguez, 2000)が強烈なシュートを放つが、ボールは僅かにゴールポストの外へ流れる。
   前半終盤には止みかけていた雨が再び激しさを増し、ピッチに水が浮いた箇所も見られる中、後半が始まる。
   後半2分、ウァチパトがPA手前左寄りから強烈なシュート。ゴールポストに跳ね返されたボールをさらに強烈なシュートに持ち込むが、グレミオGKマルチェシン(Marchesín, 1988)が横跳びで両手で弾き返す。さらにウァチパトの猛攻が続くが、GKマルチェシンが再三再四のシュートストップ。グレミオゴールを守り抜く。
   雨は降り続け、ピッチ上には水がいたるところに溜まりボールの勢いが殺され、両チームともピッチとの戦いも否応なくされる。
   後半26分、ウァチパトがFKを獲得。ゴール前に上げられたボールはDFがクリアするが、そのこぼれ球をダイレクトにシュート。しかし、またもやGKマルチェシンが立ちはだかる。
   後半33分にグレミオはボランチ2選手を、さらに後半38分にFWに代えCBを投入。逃げ切りの姿勢を明確にする。試合終了間際にウァチパトは、ゴール前に2選手が駆け上がるところにクロスボールを上げるが、いずれにも合わずゴールラインを割る。
   試合はグレミオが逃げ切り1-0の勝利。リベルタドーレス決勝ラウンドへ駒を進めた。

ハイライト動画URL

HUA x GRE : https://www.youtube.com/watch?v=9liVZkGclPY

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1ザ・ストロンゲスト (STR)
The Strongest/BOL
1063122
2グレミオ (GRE)
Grêmio
953022
3ウァチパト (HUA)
Huachipato/CHI
86222-2
4エストゥディアンテス (EST)
Estudiantes de La Plata/ARG
45113-2
1, 2位 : 決勝ラウンド進出
3位 : コパ・スウアメリカーナプレーオフ進出
4位 : 敗退

Grupo C 第5節順延分

結果

試合日
(ブラジル時間)
ホームチーム結果アウェイチーム得点
2024/06/08グレミオ (GRE)
Grêmio
1-1エストゥディアンテス (EST)
Estudiantes de La Plata/ARG
GRE: 48′
EST: 83′
< グレミオ (GRE) 1-1 エストゥディアンテス (EST) >
   グレミオは、この試合に勝つか、もしくは3得点以上の引き分けでグループ首位に立つことができる。リベルタドーレス決勝ラウンドの抽選はすでに行われており、決勝ラウンド一回戦は、グループ首位に立てばグループG2位ペニャロル/URU、2位のままならばグループA1位フルミネンセとの対戦となる。
   この試合のスタメンは、4日前に開催された第4節ウァチパト戦から若干の変更。FWパボン(Pavón, 1996)がケガから復帰し4月17日以来の出場を先発で飾る。
   ホームのエストゥディアンテスが前半の序盤はボールを支配。
   前半12分、エストゥディアンテスは左サイドを起点とした攻撃、後方から右SBが攻撃参加し攻撃に厚みを作り最後はFWピアティ(Piatti, 1989)がシュートに持ち込むが、ボールは枠を越える。
   前半18分、グレミオVOLドッジ(Dodi, 1996)がハーフライン付近で相手の縦パスをインターセプト。前方のMFクリスタウド(Cristaldo, 1996)へボールを送り自身は縦に駆け上がる。FWジエゴ・コスタ(Diego Costa, 1988)のヒールパスを受け、PAに侵入したVOLドッジはシュートまで持ち込むが、トラップがやや大きくなり間合いを詰めるGKのブロックに遭う。
   両チームともに、最終ラインの守備が固く、相手ゴールマウスに近づくことができない。PA外からたびたびゴールを狙うが、GKを脅かすようなシュートは撃てない。
   後半3分、グレミオは、相手陣深くまでプレスをかけ、SBヘイナウド(Reinaldo, 1989)が左サイドライン際で相手のパスをカット。VOLペペー(Pepê, 1998)、FWジエゴ・コスタと繋ぎ、ボールが中央へ運ばれると、MFクリスタウドが縦に切れ上がりシュート。ボールはGKの足に当たるがゴールに吸い込まれ、グレミオが先制する。[0-1]
   リードを許したエストゥディアンテスは、高い位置でプレスをかけボールを同点ゴールを狙う。
   後半15分、右サイドをワンタッチのパスを繋ぎ崩すと、FWセトレ(Cetré, 1998)がPA内から強烈なシュート。DFをかすめたボールは、僅かにゴールポストの外へ。
   一方のグレミオも、後半31分、自陣からのカウンターを最後はVOLペペーがPA手前で豪快なシュート。ボールは枠を捉えるが、GKが横に跳び片手でCKに逃れる。
   後半35分、エストゥディアンテスは、左サイドライン際のクロスをニアサイドで受けたVOLサピオラ(Zapiola, 2001)がシュートに持ち込む。しかし、ボールはクロスバーを叩く。
   後半38分、エストゥディアンテスは右CKを獲得。ファーサイドを内に絞りDFの前に入ったMFホセ・ソサ(José Sosa, 1985)が頭でボールをゴールに叩き込み。エストゥディアンテスが同点。[1-1]
   この結果、グレミオはグループ2位となり、決勝ラウンド一回戦はフルミネンセとの対戦。
   一方のエストゥディアンテスは勝点「5]のグループ最下位でに終わり、リベルタドーレスを後にした。

ハイライト動画URL

GRE x EST : https://www.youtube.com/watch?v=d4tHk4InJdA

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1ザ・ストロンゲスト (STR)
The Strongest/BOL
1063122
2グレミオ (GRE)
Grêmio
1063122
3ウァチパト (HUA)
Huachipato/CHI
86222-2
4エストゥディアンテス (EST)
Estudiantes de La Plata/ARG
56123-2
1, 2位 : 決勝ラウンド進出
3位 : コパ・スウアメリカーナプレーオフ進出
4位 : 敗退

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