三都主アレサンドロ 覚えていますか? (Aruko Sports Brasil)

投稿者: | 2023年1月7日

三都主アレサンドロ元日本代表)が発起人として発足した「Aruko Sports Brasil」が2023年カンペオナート・パラナエンセ(パラナ州選手権)を戦う。

三都主アレサンドロ

元日本代表。
16歳のときにサッカー留学生として日本の明徳義塾高校に入学し、97年に清水エスパルスに加入。99年に史上最年少の22歳でJリーグ年間最優秀選手賞を受賞した。04年に浦和レッズに移籍。
2001年11月12日、日本国籍に帰化。
2002年、2006年W杯に日本代表として出場。
利き足は左。
ポジションは左ウィングバック、左サイドバック、攻撃的MFなど、左サイドの攻撃的なポジションでプレー。
詳しくは Wikipedia「三都主アレサンドロ」へ。

【(共に)歩こう スポーツ ブラジル (Aruko Sports Brasil)

2020年12月18日、三都主アレサンドロ氏を発起人として発足。
本拠:ブラジル国パラナ州マリンガ (内陸部の都市、人口約44万人(2021年調査))
マスコットは「アフロサムライ」。
2021年にパラナ州選手権3部に参戦し優勝。翌年の2部昇格を決める。
2022年、パラナ州選手権2部準優勝。翌年の1部昇格を決める。
2023年、パラナ州選手権参戦。
開幕節1月15日は、アウェーで全国選手権1部コリチバと対戦。
三都主アレサンドロ アルコスポーツブラジル パラナ州選手権

<パラナ州選手権>

日程

2023年1月14日に開幕、予選ラウンドは2月26日まで開催される。
予選ラウンドは12チームによる1回戦総当たりで行われ、上位8チームが決勝ラウンドに進出、下位2チームが2部リーグに降格する。
決勝ラウンドの日程は未定。ホーム&アウェイのノックアウト方式で開催される。

主な参加チーム

アトレチコ・パラナエンセ (2022年 全国選手権6位, リベルタドーレス準優勝)
・コリチバ (2022年 州選手権優勝, 全国選手権15位)
・ロンドリーナ (2022年 全国選手権2部9位)
・オペラーリオ (2022年 全国選手権2部19位)
・マリンガー (2022年 州選手権準優勝)
 他6チームとアルコ・スポーツ・ブラジルを加えた計12チーム。

<アルコ・スポーツ・ブラジル 結果・成績>

得点欄: アルコ・スポーツ・ブラジルの 勝ち引分負け
日付ホーム 得点 アウェイASB得点者順位
決勝ラウンド決勝ラウンド
2023/03/12オペラーリオ
Operário
3 – 0アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
N/Aベスト8
2023/03/5アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
1 – 2オペラーリオ
Operário
61′ Talesベスト8
予選ラウンド予選ラウンド
2023/02/26シアノルテ
Cianorte
0 – 2アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
34′ Tales
65′ Vitão
7位
2023/02/15アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
1 – 1アズリス
Azuriz
68′ Tales9位
2023/02/12アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
2 – 1FCカスカヴェウ
FC Cascavel
19′ Lagoa
26′ Danilo Jordan
9位
2023/02/08サンジョゼエンセ
São Joseense
1 – 1アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
90+6′ João Rhyan9位
2023/02/04アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
1 – 1マリンガ
Maringá
59′ Alex Nemetz9位
2023/02/01オペラーリオ
Operário
2 – 1アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
90+6′ Alex Nemetz9位
2023/01/29アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
0 – 0ロンドリーナ
Londorina
N/A8位
2023/01/25ヒオ・ブランコ
Rio Branco
0 – 1アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
45+4′ Wallisson Bahia9位
2023/01/21フォス・ド・イグアスー
Foz do Iguaçu
1 – 0アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
N/A10位
2023/01/18アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
1 – 2アトレチコ・パラナエンセ
Athletico Paranaense
45+5′ Vitão
2023/01/15コリチバ
Coritiba
1 – 0アルコ・スポーツ・ブラジル
Aruko Sports Brasil
N/A
都度更新予定
2023/03/12, 決勝round 1回戦 1stレグ, オペラーリオ(Operário)(H) 3 - 0 (A)ASB
短評:
2023/03/05, 決勝round 1回戦 1stレグ, ASB(H) 0 - 2 (A)オペラーリオ(Operário)
短評:
決勝ラウンド1回戦は、予選ラウンドを全国選手権1部コリチバを凌ぎ2位で通過したオペラーリオとの対戦。
前半は優勢に試合を進めるが得点が入らず、0-0のスコアで試合を折り返す。
後半17分、GKからのボールをワリソン・バイーアが拾い相手ゴールに向かいドリブル。左にあがるダニーロ・ジョルダンにパスを送りダニーロが相手ディフェンダーをかわしシュート。このシュートは相手GKに阻まれるが、タレスが押し込み、アルコが待望の先取点を奪う。タレスは3試合連続のゴール。
しかし、後半19分に追いつかれると、後半22分、42分に退場者を出す。
2ラインの堅い守備で守り切るかと思われた、後半45+9分、2ラインの外からのミドルシュートをゴール左上隅に決められ、逆転を許す。
試合は1-2でタイムアップ。
2ndレグは3月12日アウェイで開催。予選ラウンドで共に9試合に出場したレギュラーのセンターバック、ボランチを欠く厳しい一戦となるが、準々決勝進出を目指し奮闘を期待したい。
2023/02/26, round 11, シアノルテ(Cianorte)(H) 0 - 2 (A)ASB
短評:
パラナ州選手権予選ラウンド最終節、この試合に勝てば他会場の結果次第で決勝ラウンド進出の芽もある大事な一戦。
前半34分、FW/ATAタレスが2試合連続のゴールをあげアルコが先制。
後半20分、CB/ZAGヴィトンが追加点。州選手権チーム初ゴールを決めたヴィトンが最終節にも得点を記録。
アルコはこの勝利で勝ち点を13に伸ばし、予選ラウンドを7位でフィニッシュ。決勝ラウンド進出が決定。
2023/02/15, round 10, ASB(H) 1 - 1 (A)アズリス(Azuriz)
短評:
前節終了時点で9位のアルコ。今節は勝点差2、10位のアズリスとの一戦。前半17分に先制点を許すが、後半23分、この試合まで全試合に出場、2アシストを記録していたFW/ATAタレスの初ゴールで同点に追いつき、1-1でタイムアップ。勝点を10に伸ばし10位以内が確定。来年2024年の州選手権1部を確保した。
次戦はカーニバル休暇明けの2月26日最終節シアノルテ戦。シアノルテは9節終了時点で4位と好調だが、他会場の結果次第とはいえアルコも勝てば決勝ラウンドへの進出が望めるだけに是非とも勝ちたいところ。
それはさておき、アルコ・スポーツ・ブラジルの試合は、ユーチューブでのハイライト観戦の身ですが、素晴らしいチームです。
監督、選手、スタッフ、クラブ関係者の皆さん、選手のご家族、サポーターの皆さん、そして、三都主アレサンドロさん、初の州選手権1部での戦い、1部残留おめでとうございます!!!
2023/02/12, round 09, ASB(H) 2 - 1 (A)FCカスカヴェウ(FC Cascavel)
短評:
この勝利で勝点9、順位は9位。残り2試合で降格圏内のチームとは勝点差8、決勝ラウンド進出圏内のチームとは得失点差の争いとなっている。次節は勝点差2でASBを追うアズリス。決勝ラウンド進出に向け勝利し、1部残留を決めることはできるだろうか。
2023/02/08, round 08, サンジョゼエンセ(São Joseense)(H) 1 - 1 (A)ASB
短評:
2023/02/04, round 07, ASB(H) 1 - 1 (A)マリンガ(Maringá)
短評:
後半14分、左CKから相手クリアが短くなったところをアレックス・ネメッツが2試合連続となるゴールを決めASBが先制する。しかし、後半アディショナルタイムに同点弾を許し、1-1の引き分けで試合終了。
2023/02/01, round 06, オペラーリオ(Operário)(H) 2 - 1 (A)ASB
短評:
決勝ラウンド進出圏内に浮上したいアルコ・スポーツ・ブラジル。今節は全国選手権2部、オペラーリオとのアウェイでの対戦。
後半7分に先取点を奪われると、後半12分、CBヴィトンが2枚目のイエローカードを提示され退場。一人少ない中耐え凌ぐが、後半37分、左サイドから上げられたクロスボールがそのままゴールに吸い込まれ追加点を奪われる。
後半45+6分、途中出場のアレックス・ネメッツがペナルティエリアのすぐ外から強烈なシュートを叩き込むが反撃はここまで。
試合は1-2の敗戦。順位を一つ下げ、決勝ラウンド進出圏外の9位に後退。
2023/01/29, round 05, (H)ASB 0 - 0 (A)ロンドリーナ(Londorina)
短評:
前節で初勝利を飾ったアルコ・スポーツ・ブラジル。今節は全国選手権2部で上位を狙うロンドリーナをホームに迎える。
試合は0-0のスコアレスドロー。順位を一つ上げ、決勝ラウンド進出圏の8位に浮上。
2023/01/25, round 04, (H)ヒオ・ブランコ(Rio Branco) 0 - 1 (A)ASB
短評:
前半6分、ゴール正面やや右約30mの距離のFKをVOLアウミール(Almir)が直接狙う。ボールは枠を捉えるがGKが両手ではじき出す。
前半7分、続く右からのCKのボールは左サイドに流れるが、ボールを確保したMFハファエウ(Rafael)が中央にクロス。CBヘナン(Renan)が頭に合わせるもゴール左に外れる。
前半23分、ペナルティエリア手前で右サイドからのボールを受けたハファエウが左足で強烈なシュート。相手GKが跳ね返したボールをヴァリソン・バイーア(Wallisson Bahia)が詰めるがこれはオフサイドの判定。
前半45分、右サイドからFWタレス(Tales)がドリブルで中央に向かいディフェンダーを引っ張り、右前方にスルーパス。FWヴァリソン・バイーアが走り込みワントラップからシュート。このボールはゴールネットに突き刺さる。
後半6分、左サイドからのクロスにヴァリソン・バイーアがフリーでディングシュートを放つがこれはGKが好セーブ。
後半22分、ゴール正面からの相手FK。直接狙ったボールはGKの手前でワンバウンドする難しいボールをGKジェフェルソン(Jefferson)が無難に弾き出す。
後半39分、左サイドからの相手CKは頭に合わされるが、GKジェフェルソンが難なくキャッチ。
試合はこのままアルコ・スポーツ・ブラジルが1-0で勝利。
ゲームを支配し、決定的なチャンスを作らせなかったアルコ・スポーツ・ブラジルがパラナ州選手権1部での初勝利を挙げた。
順位も降格圏を脱出し9位まで上昇。決勝ラウンド圏内の8位を目指す。
2023/01/21, round 03, (H)フォス・ド・イグアスー(Foz do Iguaçu) 1 - 0   (A)ASB
短評:
前半15分、PA内右サイドでパスを受けたジエゴ(Diego)がシュートを放つも相手GKに足で阻まれる。その後も立て続けに2度右サイドから相手ゴールに迫るが相手GKに果敢な守備にシュートまで持ち込めない。
前半43分、自陣左サイドでの攻守の切り替えでパスをインターセプトされ、そのままドリブルで持ち込まれ失点。先制点を許す。
直後に再び右サイドからチャンスを作り、タレス(Tales)がシュートまで持ち込むが、惜しくもクロスバーを直撃。
後半に入り、右サイドを中心に攻めあがる。一方でカウンターからのピンチも招くが、GKを中心とした守りで追加点を許さない。試合終了間際には左サイドからのふわりと上げたクロスを相手GKがクリア、そのボールを拾いシュートに持ち込むが相手ディフェンダーがブロック。
最後まで攻めたものの得点を奪うことができず、0-1の敗戦。3連敗を喫した。
2023/01/18, round 02, (H)ASB  -    (A)アトレチコ・パラナエンセ(Athletico Paranaense)
短評:ホーム開幕戦として前年のリベルタドーレス準優勝チームを迎えた第2節。初戦はほぼ攻撃らしい攻撃ができなかったが、しっかりと立て直して試合に臨む。
前半開始2分、左から右へのサイドチェンジ、右ゴールライン手前からのクロスをあげシュートに持ち込むが相手GKがしっかりとキャッチ。前半6分にも右サイドからチャンスを作り出す。
しかし、前半20分、右からのクロスをパブロ(Pablo, 1992)に合わされ0-1で試合を折り返す。
後半3分、PA内でハンドを犯しPKを献上。しかし、GKジェフェルソン(Jefferson, 1998)がシュートストップ。
後半9分、右サイドから中央に切れ込みシュート、GKが弾き返したボールはクリアされる。後半11分、16分にも右サイドからシュートまで持ち込むがいずれも僅かに枠外へ。
後半19分カノービオ(Canobbio, 1998, 2022W杯ウルグアイ代表、第3節ガーナ戦に後半35分に交代出場)への右からのクロスがCBの頭上を越えシュートを許し失点。
後半45+5分、右からのFKにCB/ZAGヴィトン(Vitão, 2000)がニアサイドで頭に合わしゴール。チームのシーズン初ゴールを決める。
試合はこのまま1-2でタイムアップ。
試合には敗れたものの、右サイドから相手を崩し何度となくチャンスを作り出した。次節は同じ昇格組のフォス・ド・イグアスー(Foz do Iguaçu)との一戦。今シーズン初勝利を目指す。
2023/01/15, round 01, (H)コリチバ(Coritiba) 1 - 0   (A)ASB
短評:4-4のコンパクトな2ラインでで守備を固めカウンターを狙うが前半戦はほとんどチャンスを作ることができない。後半30分にVOLギリェルミ・ボルジェス(Guilherme Borges, 1999)が強烈なミドルシュートを放つが相手GKに阻まれる。GKジェフェルソン(Jefferson, 1998)を中心によく守ってきたが、後半44分、CKからのボールがフリーのアレフィ・マンガ(Alef Manga, 1994, 2022全国選手権チーム得点王)の足元に流れ、ゴールを決められる。

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