[9/8離脱・追加]<ブラジル代表招集> W杯南米予選 2024年9月6日(第7節) & 10日(第8節)

投稿者: | 2024年9月8日

(ブラジル時間2024年8月23日 11:45 CBF発表)
2024年9月に開催される2026W杯南米予選第7節、第8節に向けたブラジル代表招集メンバー23選手が発表された。
第7節 : 2024年9月6日エクアドル戦(H)
第8節 : 2024年9月10日パラグアイ戦(A)

(ブラジル時間2024年8月29日 21:41 CBF発表)
ブラジル代表の離脱・追加招集が発表された。
離脱 … 右SBヤン・コウト (体調不良)
追加 … 右SBウィリアン・フルタド
右SBウィリアン・フルタド選手に関しては、『国内組紹介』欄を参照してください。

(ブラジル時間2024年8月31日 15:39 CBF発表)
ブラジル代表の離脱・追加招集が発表された。
離脱 … FWサヴィーニョ (ケガ)
追加 … FWルーカス・モウラ
FWルーカス・モウラ選手に関しては、『国内組紹介』欄を参照してください。

(ブラジル時間2024年9月4日 18:51 CBF発表)
ブラジル代表の離脱が発表された。9月4日20:30現在、追加招集の発表はない。
離脱 … FWペドロ (トレーニング中に左膝前十字靭帯断裂を発症。)

(ブラジル時間2024年9月4日 21:24 CBF発表)
ブラジル代表への追加招集選手が発表された。上記FWペドロ選手の離脱を受けての追加招集。
追加 … FWジョアン・ペドロ
FWジョアン・ペドロは、VOLアンドレ、FWルイス・エンヒキと同じく、2001年生まれ世代フルミネンセ育成出身選手。

(ブラジル時間2024年9月5日 16:25 CBF発表)
ブラジル代表の離脱が発表された。9月5日21:00現在、追加招集の発表はない。
離脱 … CBエデル・ミリトン (トレーニング中に右太ももに筋肉系のケガを発症。)
CBエデル・ミリトンは、4日、5日のトレーニングでは、主力(スタメン候補)として練習に参加していたが、このケガにより代表を離脱することになった。

(ブラジル時間2024年9月7日 21:15 CBF発表)
ブラジル代表への追加招集選手が発表された。上記FWペドロ選手の離脱を受けての追加招集。
追加 … CBファブリシオ・ブルーノ
CBファブリシオ・ブルーノ選手に関しては、『国内組紹介』欄を参照してください。

関連記事 : <2026年W杯南米予選> 日程・結果
関連記事 : <2026年W杯南米予選> 順位表・順位推移表
関連記事 : <ブラジル代表> 2026W杯南米予選 招集・出場選手一覧

代表招集メンバー

コパアメリカ
2024
代表
離脱
追加
ポジション名前所属生年月日
GK /
Goleiro
エデルソン・モラエス
Ederson  Moraes
マンチェスターシティ
Manchester City/ENG
1993/8/17
GK /
Goleiro
ベント
Bento
アル・ナスル
Al Nassr/KSA
1999/6/10
GK /
Goleiro
アリソン・ベッケル
Alisson Becker
リヴァプール
Liverpool/ENG
1992/10/2
SB /
Lateral
ダニーロ
Danilo
ユヴェントス
Juventus/ITA
1991/7/15
離脱SB /
Lateral
ヤン・コウト
Yan Couto
ボルシア・ドルトムント
Borussia Dortmund/GER
2002/6/3
追加SB /
Lateral
ウィリアン・フルタド
William Furtado
クルゼイロ
Cruzeiro
1995/4/3
SB /
Lateral
ギリェルミ・アラーナ
Guilherme Arana
アトレチコ・ミネイロ
Atlético Mineiro
1997/4/14
SB /
Lateral
ウェンデウ
Wendell
FCポルト
FC Porto/POR
1993/7/20
CB /
Zagueiro
ルーカス・ベラウド
Lucas Beraldo
パリSG
Paris SG/FRA
2003/11/24
離脱CB /
Zagueiro
エデル・ミリトン
Éder Militão
レアル・マドリード
Real Madrid/ESP
1998/1/18
追加CB /
Zagueiro
ファブリシオ・ブルーノ
Fabrício Bruno
フラメンゴ
Flamengo
1996/2/12
CB /
Zagueiro
ガブリエウ・マガリャンエス
Gabriel Magalhães
アーセナル
Arsenal/ENG
1997/12/19
CB /
Zagueiro
マルキーニョス
Marquinhos
パリSG
Paris SG/FRA
1994/5/14
MF /
Meio campista
アンドレ
André
ウルヴァーハンプトン
Wolverhampton/ENG
2001/7/16
MF /
Meio campista
ブルーノ・ギマランエス
Bruno Guimarães
ニューキャッスル
Newcastle/ENG
1997/11/16
MF /
Meio campista
ジェルソン
Gerson
フラメンゴ
Flamengo
1997/5/20
MF /
Meio campista
ジョアン・ゴメス
João Gomes
ウルヴァーハンプトン
Wolverhampton/ENG
2001/2/12
MF /
Meio campista
ルーカス・パケター
Lucas Paquetá
ウェストハム
West Ham/ENG
1997/8/27
MF /
Meio campista
ホドリゴ
Rodrygo
レアル・マドリード
Real Madrid/ESP
2001/1/9
FW /
Atacante
エンドリッキ
Endrick
レアル・マドリード
Real Madrid/ESP
2006/7/21
FW /
Atacante
エステヴォン
Estêvão
パウメイラス
Palmeiras
2007/4/24
FW /
Atacante
ルイス・エンヒキ
Luiz Henrique
ボタフォゴ
Botafog
2001/1/2
離脱FW /
Atacante
ペドロ
Pedro
フラメンゴ
Flamengo
1997/6/20
追加FW /
Atacante
ジョアン・ペドロ
João Pedro
ブライトン
Brighton/ENG
2001/9/26
離脱FW /
Atacante
サヴィーニョ
Savinho
マンチェスターシティ
Manchester City/ENG
2004/4/10
追加FW /
Atacante
ルーカス・モウラ
Lucas Moura
サンパウロ
São Paulo
1992/8/13
FW /
Atacante
ヴィニシウス・ジュニオール
Vinícius Júnior
レアル・マドリード
Real Madrid/ESP
2000/7/12
監督: ドリヴァウ・ジュニオール(Dorival Júnior)

国内組紹介

   GKベントはアトレチコ・パラナエンセ育成出身。GKという経験が重要視されるポジションながら、21歳の2022年4月にレギュラーの座を獲得。シュートストップやハイボールの処理、それらを可能にする瞬時の適切な判断力が特長。ビルドアップに参加することはほとんどないが足元の技術も高い。そして、GKとして最も重要なことだと思うのだが、細かなミスがほとんど見られない。
   2024年3月に開催されたイングランド、スペインとの親善試合では両試合にスタメン出場を果たし、自身の特長を発揮し、ドリヴァウ・ジュニオール監督の初陣に1勝1分の結果をもたらした。
   2024年7月18日、3年契約、1800万ユーロの移籍金にて、ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウド選手が所属するサウジアラビアのアル・ナスルへ移籍した。
   左SBギリェルミ・アラーナは、コリンチャンス育成出身。2018年1月に20歳でセビージャ/ESPに移籍するも一年半の間にわずか25試合2得点3アシストしか残せず、期限付き移籍でアタランタ/ITA、アトレチコ・ミネイロと渡る。2021年にアトレチコ・ミネイロに完全移籍を果たすと、持ち前のスピードと破壊力のある左足のシュート力で2022W杯代表の有力候補にまでのし上がる。しかし、試合中の接触で膝前十字靭帯断裂のケガを負いW杯出場を断念。2023年10月の2026W杯南米予選第3、4節にて代表復帰。2024コパ・アメリカに続く招集。
   VOLアンドレは、2021年ブラジル全国選手権新人賞、2022年ブラジル選手権ベストイレブン。
   ボール奪取力、長短のパスの高い成功率、危機管理能力に優れたプリメイロボランチ。カゼミロの後継者として期待される選手の一人。
   2023年6月20日セネガル戦の後半29分に代表デビューを果たし、これまで2026W杯南米予選での3試合など、6試合に出場。
   フルミネンセ所属時の2023年リベルタドーレスを制覇。2023年7月にはリヴァプールから3000万ユーロでのオファーを受けるが、クラブはクラブ初のリベルタドーレス制覇のため交渉を拒否。2024年7月にはフラム/ENGからオファーを受けたが、フルミネンセが条件を逆提示。フラムはそれを拒否し交渉は不成立となった。2024年8月30日、ウルヴァーハンプトン/ENGが獲得を発表、背番号は「7」。翌31日プレミアリーグ第3節ノッティンガム・フォレスト戦の後半41分にピッチに送り出されクラブデビューを飾った。
   VOLジェルソンは、マルセイユ/FRA在籍時の2021年9月‐11月での2022W杯南米予選4試合、2023年10月の2026W杯南米予選第3節ベネズエラ戦に出場歴を持つ。現所属フラメンゴでは2019年7月‐2021年6月、2023年1月‐現在のプレー。セグンドボランチとしてボックストゥボックスのプレーで攻撃参加やラストパスの供給、セカンドボールの回収や高い位置でのマークなど攻守にチームを牽引し、リベルタドーレスや2度の全国選手権などのタイトルを獲得している。
   FWエステヴォンは、パウメイラス育成出身。2023年12月6日全国選手権最終節にて後半33分にピッチに送り出され16歳でのプロデビュー。2024年4月11日、自身トップチーム6試合目となるリベルタドーレスでの試合で初先発に抜擢されプロ初ゴール。その後は多くの試合に先発衆生を果たし、2024年8月23日現在、リベルタドーレス7試合1得点、全国選手権19試合5得点5アシストの成績を残す。右ウィングを主戦とし、スピードのあるドリブルと、左右の足から繰り出される精度の高いパスやシュート、シュートレンジの広さを特長とし、パウメイラスのFWエステヴォンを中心とした右サイドからの攻撃は、対戦相手の脅威となっている。
   FWルイス・エンヒキは、フルミネンセ育成出身で、2020年8月全国選手権にて19歳のプロデビューを飾ると、そのままレギュラーの座を掴む。2022年7月に1000万ユーロでベティス/ESPへ移籍し、2024年1月までの一年半の期間で64試合4得点10アシスト。2024年2月に1600万ユーロの移籍金にてボタフォゴに移籍加入。右サイドを主戦とするドリブラー。ドリブルはスピードに加え、力強さもあり、個で状況を打開する能力を持つ。
   FWペドロは、2022年W杯2試合などブラジル代表として6試合1得点。今回は2023年6月以来の招集。
   フルミネンセ育成出身で、フィオレンティーナ/ITA(2019年9月‐2020年1月)を経て、2021年1月に期限付き移籍でフラメンゴに加入。
   フラメンゴでは、センターフォワードとして、ゴール前でのポスト役、最終ラインからの抜け出し、ペナルティエリアから下がり二列目の飛び出しやサイドからの絞り込みのスペースを作るポジショニング、ボールを下って受けサイドへはたき戻りのボールをゴール前で合わせるなど、多彩なプレーでゴールを演出。年々成績を向上させ、2023年は61試合35得点4アシストの成績で試合数、得点数はキャリアハイ。2024年は8月23日現在、42試合29得点8アシストを記録中。
(追加招集 2024年8月29日)
   右SBウィリアン・フルタドは、2016リオ五輪金メダリスト。インテルナシオナウ育成出身で、デビュー後2年半で118試合1得点6アシストの成績を残しウォルフスブルク/GERへ移籍。移籍後は主力として3シーズンを過ごすが、膝にケガを負い、2020/21年シャルケ04への期限付き移籍後に契約満了。1年半のブランク後にクルゼイロに短期契約で加入すると、ケガの後遺症もなく主力として活躍。2023年途中に2026年末まで契約は延長された。2024年は8月29日現在でチーム全45試合のうち42試合に出場し4得点9アシストを記録中。得点数とアシスト数はすでにキャリアハイを更新。フル代表への招集は今回が初となる。
(追加招集 2024年8月31日)
   FWルーカス・モウラは、2011年、2016年コパ・アメリカなど代表として35試合4得点5アシスト。サンパウロ育成出身で2010年8月全国選手権にて17歳のプロデビュー。2012年8月パリSG/FRAへ4000万ユーロでの移籍が決まり、2013年1月‐2018年1月229試合46得点46アシスト。2018年2月‐2023年7月トッテナム/ENGにて219試合39得点26アシスト。2023年8月にサンパウロに復帰し、クラブ史上初のコパ・ド・ブラジル獲得に貢献。2024年はケガのため2度に渡る離脱もあったが、2024年8月30日現在、32試合9得点1アシスト。右サイドから中央の1.5列目、2列目を主戦とする攻撃の組み立てもできるドリブラー。2018年10月12日親善試合サウジアラビア戦以来の代表戦出場機会は訪れるだろうか。
<追加招集 2024年9月7日>
   CBファブリシオ・ブルーノは、2024年3月23日イングランド戦(〇1-0)にて先発フル出場の代表デビュー。続く26日スペイン戦(△3-3)もまた先発フル出場を果たし、代表履歴は2試合180分。2024年5月にウェストハム/ENGから1500万ユーロでのオファーが届き、クラブ間合意に至ったが、CBファブリシオ・ブルーノ自身が生活環境の変更が、年俸や期間など契約条件に見合わないとして移籍を拒否している。
   FWルイス・スアレス(Luis Suárez, 1987, 9月5日パラグアイ戦を最後に代表を引退)は、グレミオ在籍時の2023年9月の雑誌インタビューと、12月の全国選手権ベストイレブン表彰式の場の2度に渡り、ファブリシオ・ブルーノを『ブラジル国内で対戦した中で最も素晴らしいセンターバック』と称賛。前を向いて自由にプレーさせない厳しいマンマークや、ドリブル阻止を得意とする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です