【ブラジル全国選手権2024】第27節(1/2)[09/21-22]

投稿者: | 2024年9月21日

投稿内の選手名のリンクは、当ブログ選手紹介記事にリンクしています。
投稿内の「動画URL」はブラジルスポーツサイト「ge」YouTube公式チャンネルのダイジェスト動画にリンクしています。

全国選手権第27節 対戦組合せ


以下の5試合の概要はこの記事で。
・2024/09/21 ヴィトーリア(VIT) x ジュヴェントゥージ(JUV)
・2024/09/21 コリンチャンス(COR) x アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)
・2024/09/21 フルミネンセ(FLU) x ボタフォゴ(BOT)
・2024/09/21 フォルタレーザ(FOR) x バイーア(BAH)
・2024/09/22 アトレチコ・ミネイロ(CAM) x RBブラガンチーノ(RBB)
以下の5試合の概要はこちらで。→ 【ブラジル全国選手権2024】第27節(2/2)[09/21-22]※更新中
・2024/09/22 ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS) x パウメイラス(PAL)
・2024/09/22 グレミオ(GRE) x フラメンゴ(FLA)
・2024/09/22 サンパウロ(SAO) x インテルナシオナウ(INT)
・2024/09/22 クイアバ(CUI) x 
クルゼイロ(CRU)
・2024/09/22 クリシウーマ(CRI) x アトレチコ・パラナエンセ(CAP)

全国選手権第27節 試合概要

ヴィトーリア(VIT) 1-0 ジュヴェントゥージ(JUV)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=0w_je-HCOw8
(VIT) : 45+3' #7 グスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997)[PK]

今節前の順位

ヴィトーリア(VIT)は全国選手権7勝4分15敗勝点25の17位。
ジュヴェントゥージ(JUV)は全国選手権8勝8分10敗勝点32の11位。

得点シーン

(VIT) : 45+3' #7 グスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997)[PK]
DFからGKへのバックパスが短くなり、ボールが奪われそうになったところをジュヴェントゥージGKガブリエウがスライディング。ヴィトーリアFWカルロス・エドゥアルドが転倒するが主審はプレー続行を指示。その後VARが介入し、GKガブリエウのプレーがボールに触れず、PA内でFWカルロス・エドゥアルドに接触していることが確認されヴィトーリアにPKが与えられる。このPKをFWグスタヴォ・モスキートがゴール中央に決めホームのヴィトーリアが先制。[1-0]
   FWグスタヴォ・モスキートは、コリチバの育成出身だが、コリチバでは出場機会がなく、2019年コリンチャンス移籍後の1月にサンパウロ州選手権にて21歳のプロデビューを果たす。しかし、5試合に出場した後、全国選手権2部ヴィラ・ノヴァ、全国選手権2部オエスチ、翌2020年はパラナ・クルービへの期限付き移籍を繰り返す。2020年8月コリンチャンスに復帰すると、初戦の全国選手権にてプロ初ゴールを決め、以降はコンスタントに試合に出場、シーズン終盤には右ウィングとしてレギュラーの座を獲得する。2021年は53試合5得点3アシスト、2022年は50試合5得点5アシストを記録するが、2022年シーズン終了間際に膝前十字靭帯断裂の大ケガを負い、2023年は8月に復帰し14試合1得点にとどまる。2024年はコリンチャンスの社会保険料未払を訴えクラブを退団。ヴィトーリアには8月28日に入団し、9月1日第25節にてクラブデビュー。第26節にて初スタメン、初アシスト、今節は初ゴールを記録。チームの1部残留に向けた戦いに好影響をもたらしたい。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:39% 61% ⇒ 前後半:35% 65%
シュート(枠内): 前半:7‐4(2‐0) ⇒ 前後半:13‐11(2‐2)
パス成功率: 前半:75% 84% ⇒ 前後半:75% 86%
ファール: 前半:5‐8 ⇒ 前後半:12‐15
黄カード(赤): 前半:2‐3 ⇒ 前後半:3‐4

   ヴィトーリア(VIT)は、前節アウェイでの最下位アトレチコ・ゴイアニエンセ戦にて5試合ぶりの白星をあげ17位に浮上。ホームでの試合で勝点「3」を積み上げ、残留争いのライバルにプレッシャーをかけたい。
   今節は、守護神GKルーカス・アルカンジョ(Lucas Arcanjo, 1998)が出場停止のため、リヴァプール/ENG所属GKアリソン・ベッケル(Alisson Becker, 1992)の実兄、GKムリエウ・ベッケルがゴールマウスを守る。前線を牽引してきたFWオズヴァウド(Osvaldo, 1987)が前節終了後に肺血栓塞栓症のため入院、大事には至らなかったものの今節は欠場。最近の4試合で3得点と好調のFWアレハンドロ(Alerrandro, 2000)が出場停止のため、FWジャンデルソンがセンターフォワードを務める。
   ヴィトーリア(VIT)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合のスタメンからの入れ替わり)
   GK : ※GKムリエウ・ベッケル(Muriel Becker, 1987)
   4 : 右SBハウル・カセレス(Raul Cáceres, 1991)、CBネリス(Neris, 1992)、CBヴァギネル・レオナルド(Wagner Leonardo, 1999)、左SBルーカス・エステヴィス(Lucas Esteves, 2000)
   2 : VOLルアン(Luan, 1999)、VOLマシャード(Machado, 1996)
   3 : FWカルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo, 1996)、MFマテウジーニョ(Matheuzinho, 1997)、FWグスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997)
   1 : ※FWジャンデルソン(Janderson, 1999)

   ジュヴェントゥージ(JUV)は、前節ホームでのフルミネンセ戦にて後半35分を過ぎての逆転勝利でコパ・スウアメリカーナ出場圏の11位に浮上。今節は苦手のアウェイ試合だが、下位に低迷するヴィトーリアから勝点「3」を奪い中位で足場を固めたい。
   今節は、出場停止はなし。しかし、CBダニーロ・ボサ(Danilo Boza, 1998)とFWエリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997)がケガのため欠場し、代わってCBヤン・ソウトとFWエジソン・カリオカが入る。また、前節交代出場で試合の流れを変えたFWジウベルトがスタメンを務める。
   ジュヴェントゥージ(JUV)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKガブリエウ(Gabriel, 1992)
   4 : 右SBジョアン・ルーカス(João Lucas, 1998)、※CBヤン・ソウト(Yan Souto, 2001)、CBゼ・マルコス(Zé Marcos, 1998)、左SBアラン・フーシェウ(Alan Ruschel, 1989)
   2 : VOLホナウド(Ronaldo, 1996)、VOLジャジソン(Jádson, 1993)
   3 : MFルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)、MFネネー(Nenê, 1981)、※FWエジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997)
   1 : FWジウベルト(Gilberto, 1989)

   試合の立ち上がりは、ホームで勝点「3」が欲しいヴィトーリアが積極的な試合運び。
   前半13分、FWジャンデルソンがコーナーフラッグ近くでボールをキープ。後方にSBハウル・カセレスにボールを戻すと、SBハウル・カセレスはドリブルでPAに侵入し、DFを引きつけゴール正面PA手前にパス。MFマテウジーニョがコースを狙ったミドルシュートを放つが、GKガブリエウが片手で阻止。
   前半22分には、右サイドラインとPAの中間点からのFKをSBルーカス・エステヴィスが直接狙うが、ボールは僅かに枠を捉えない。
   前半25分を過ぎると、中盤の守備が嵌らず後手に回っていたジュヴェントゥージも守備を整理し、ボール保持率が高まると、相手陣で左右にピッチを広く使う攻撃を展開。前半27分、右サイドコーナーフラッグ手前からMFネネーがゴール前にクロス。ファーサイドに流れたボールにFWマルセリーニョがフリーの体勢で飛び込むが、ボールを芯に当てることができずボールは枠を越えていく。
   前半44分、ジュヴェントゥージDFのバックパスが短くなり、GKガブリエウがPA内でのスライディングでヴィトーリアFWカルロス・エドゥアルドを倒しPKを献上。このPKをFWグスタヴォ・モスキートがゴール中央に決めホームのヴィトーリアが先制。[1-0]
   後半の立ち上がりもヴィトーリアが相手陣での厳しいマークで流れを掴もうとする。
   後半6分、ヴィトーリアMFマテウジーニョが相手陣PA手前で最終ラインのパス回しをカット。そのままシュートに持ち込むがボールはわずか枠の外へ。絶好の追加点の好機を逸する。
   ヴィトーリアはジュヴェントゥージにボールを持たせながら、時間帯に応じて相手陣の高い位置、ハーフライン前後での厳しいマーク、自陣深くに押し込まれては中を閉じる守備網を構築し、ジュヴェントゥージの攻撃を寸断する。
   後半37分にジュヴェントゥージはPA横右サイドからPA内に侵入しマイナスのクロス、クリアボールを拾った右SBガブリエウ・イノセンシオ(Gabriel Inocêncio, 1994)がシュートを放つが、ボールはGKムリエウ・ベッケルの正面。
   後半アディショナルタイムに、ジュヴェントゥージは右CKを獲得するが、VOLホナウドのヘディングシュートはクロスバーを越える。
   後半は、ヴィトーリアがボールを持たせながら試合をコントロール、前半のFWグスタヴォ・モスキートによる1点を守り抜き1-0の勝利を収めた。

   ヴィトーリアは、組織的な守備が機能。2試合連続無失点で連勝。勝点を「28」に伸ばし、試合終了時点で降格圏を脱し15位に浮上した。
   次戦は、9月29日に全国選手権第28節アウェイでの好調インテルナシオナウとの対戦。
   ジュヴェントゥージは、前半半ばを過ぎ一時的に試合の流れを掴んだものの、前半終了間際にミスから失点。後半は攻め手に欠き、無得点で試合を終えた。
   次戦は得意のホームでの試合。全国選手権第28節は、9月29日にコパ・スウアメリカーナ出場権を争うRBブラガンチーノとの直接対戦が予定されている。

コリンチャンス(COR) 3-0 アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=bRjfS2usWXA
(COR) : 45+5' #11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)[#10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)]
(COR) : 55' #11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)[#9 ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)
(COR) : 83' #10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)[#77 イゴル・コロナド(Igor Coronado, 1992)]

今節前の順位

コリンチャンス(COR)は全国選手権5勝10分11敗勝点25の18位。
アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)は全国選手権4勝6分16敗勝点18の20位。

得点シーン

(COR) : 45+5' #11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)[#10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)]
左CKのキッカーはMFロドリゴ・ガーロ。ゴール前に上げられたボールは、ゴール前正面の空中戦を越える。そのボールにFWアンヘル・ホメーロが頭を合わせ、ファーサイドにボールを押し込む。[1-0]
   FWアンヘル・ホメーロは、2024コパ・アメリカなどパラグアイ代表として44試合8得点1アシスト。2014年6月‐2019年8月、2023年1月‐現在の期間コリンチャンスでプレーし296試合56得点23アシストを記録。2024年は今節終了時点で45試合13得点4アシスト。コリンチャンスでは外国籍選手としての最多試合出場、最多得点、最多タイトル獲得数を更新している。
(COR) : 55' #11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)[#9 ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)]
自陣左サイドゴールライン手前SBマテウス・ビドゥからのボールをFWユーリ・アウベルトがワンタッチでMFロドリゴ・ガーロへボールを預け、そのまま縦に駆け上がる。戻りのボールを受けるとドリブルでPA入口中央へボールを運び、DFを引きつけPA内右のFWアンヘル・ホメーロへパス。FWアンヘル・ホメーロはDFをかわしシュートに持ち込むが、ゴールライン手前でDFがクリア。右サイドゴールライン際に流れたボールをFWユーリ・アウベルトが確保し、ゴールライン際をゴールに向かいドリブルを仕掛け、DFをかわしマイナスのパス。FWアンヘル・ホメーロがダイレクトに放ったシュートはクロスバーを直撃し、真下に落ちたボールがGKの背中にあたりゴールイン。コリンチャンスがリードを拡げる。[2-0]
(COR) : 83' #10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)[#77 イゴル・コロナド(Igor Coronado, 1992)]
相手陣に入った位置中央やや左からMFイゴル・コロナドがドリブルでPA入口中央に向かう。MFイゴル・コロナドがドリブルを開始した時点で、同じ高さの右サイドにポジションを取っていたMFロドリゴ・ガーロが、斜めに走り最終ライン裏に抜け出しを図るところにスルーパス。綺麗に抜け出したMFロドリゴ・ガーロが左足でゴールネットを揺らし、コリンチャンスが試合を決定づける3点目。[3-0]
   MFロドリゴ・ガーロは、若返りを図るコリンチャンスの司令塔として白羽の矢が立ち、タジェーレス/ARGから2024年に加入したアルゼンチン国籍選手。期待通りの活躍で加入直後からレギュラーとして活躍。2024年は今節終了時点で46試合8得点8アシストを記録している。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:66% 34% ⇒ 前後半:61% 39%
シュート(枠内): 前半:12‐4(2‐0) ⇒ 前後半:17‐14(6‐3)
パス成功率: 前半:80% 68% ⇒ 前後半:84% 79%
ファール: 前半:5‐10 ⇒ 前後半:7‐17
黄カード(赤): 前半:2‐3 ⇒ 前後半:3‐4

   コリンチャンス(COR)は、週中のコパ・スウアメリカーナ準々決勝フォルタレーザ戦アウェイでの1stレグを2-0の完勝。全国選手権は18位の降格圏に低迷しているが、フォルタレーザ戦でのいい内容を継続し、ホームで最下位のアトレチコ・ゴイアニエンセから勝点「3」を奪いたい。
   今節は、CBアンドレ・ハマーリョ(André Ramalho, 1992)が出場停止のため、CBグスタヴォ・・エンヒキが最終ラインに入り、コパ・スウアメリカーナでの3バックから4バックに変更。司令塔には、コパ・スウアメリカーナにてゴラッソの先制弾を決めたMFイゴル・コロナド(Igor Coronado, 1992)に代わりMFロドリゴ・ガーロが復帰。FWアンヘル・ホメーロとFWユーリ・アウベルトの2トップ。
   コリンチャンス(COR)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合(コパ・スウアメリカーナ)のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKウーゴ・ソウザ(Hugo Souza, 1999)
   4 : 右SBファギネル(Fagner, 1989)、CBカカー(Cacá, 1999)、※CBグスタヴォ・・エンヒキ(Gustavo Henrique, 1993)、※左SBマテウス・ビドゥ(Matheus Bidu, 1999)
   4 : ※VOLホセ・マルティネス(José Martínez, 1994)、※MFロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)、VOLシャルレス(Charles, 1996)、VOLブレーノ・ビドン(Breno Bidon, 2005)
   2 : FWアンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)、※FWユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)

   アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)は、前節残留争いのライバル、ヴィトーリアに敗れ残留圏までの勝点差が「8」に拡がった。今節は再び残留争いのライバル、コリンチャンスとの一戦。ホームの試合、日程の有利をを生かし、相手を引きずり落とし勝点を積み上げたい。
   今節は、GKホナウドが体調不良のためかベンチ外となっており、GKペドロ・ハンジェウがゴールマウスを守る。ケガ明けのCBアリックス・ヴィニシウスが前節の10分間の出場に続き約2か月ぶりの先発復帰。VOLゴンサロ・フレイタスとVOLバラーリャスがともに出場停止明けで2ボランチを構成。ベネズエラ代表FWウルタドがセンターフォワードとして1か月ぶりのスタメン出場。
   アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合のスタメンからの入れ替わり)
   GK : ※GKペドロ・ハンジェウ(Pedro Rangel, 2000)
   4 : 右SBブルーノ・トゥバラォン(Bruno Tubarão, 1995)、CBアドリアーノ・マルチンス(Adriano Martins, 1997)、※CBアリックス・ヴィニシウス(Alix Vinicius, 1999)、左SBギリェルミ・ホマォン
   2 : ※VOLゴンサロ・フレイタス(Gonzalo Freitas, 1991)、※VOLバラーリャス(Baralhas, 1998)
   3 : FWアレホ・クルス(Alejo Cruz, 2000)、FWジョエル・キャンベル(Joel Campbell, 1992)、FWルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)
   1 : ※FWウルタド(Hurtado, 2000)

   降格圏に低迷する2チームによる対戦。ホームで勝点「3」が欲しいコリンチャンスだが、ボールを支配するものの、パスミスを繰り返し、効果的に相手陣ゴール前にボールを運べない。
   一方のアトレチコ・ゴイアニエンセは、守備を固め、スピードのある前線を生かしたカウンターから得点機を探る。
   アトレチコ・ゴイアニエンセは、前半14分に右サイドから、前半15分に左サイドから、相次いでゴール前に攻め込むが、コリンチャンスはGKウーゴ・ソウザを中心に守備陣が体を張ってシュートを跳ね返す。
   コリンチャンスも、相手陣PA近辺で執拗にボールを展開し、前半26分、前半28分に相次いで好機を迎えるが、アトレチコ・ゴイアニエンセ守備陣もカバーリングの厚い守りで枠内にシュートを打たせない。
   アトレチコの守備に苦しむコリンチャンスだったが、前半終了間際にCKを獲得すると、ファーサイドに流れたボールをFWアンヘル・ホメーロがヘディングでゴールに押し込み、待望の先制点を奪う。[1-0]
   後半開始時に、コリンチャンスはVOLブレーノ・ビドンを下げ、一列高い位置にMFイゴル・コロナド(Igor Coronado, 1992)を投入し、攻撃面での打開を図る。
   後半10分、コリンチャンスはFWユーリ・アウベルトが自陣から左サイドライン際をドリブルでボールを持ち上がり決定機を演出。一旦はFWアンヘル・ホメーロのシュートがゴールライン手前で阻まれるものの、そのこぼれ球をFWユーリ・アウベルトが拾い、再び個人技でゴールライン際を抜け出しマイナスのパス。今度こそFWアンヘル・ホメーロがゴールを決め、コリンチャンスが大きな2点目のゴールを奪う。[2-0]
   FWユーリ・アウベルトは、後半13分にもハーフライン付近左サイドライン際からPA中央へ向かい決定機を演出。
   一方のアトレチコ・ゴイアニエンセは、後半17分にVOLバラーリャスがPA手前左からコースを狙ったシュート。しかし、GKウーゴ・ソウザが横に飛びつき両手でCKに逃れる。さらに後半19分にはFWジョエル・キャンベルがゴール正面PA手前からシュート。さらにその1分後にも、PA内で軽く浮かされたボールにFWウルタドがDFの前に現れシュートに持ち込むがGKウーゴ・ソウザを中心としたコリンチャンス守備陣が守り抜く。
   その後、コリンチャンスは高い位置でのプレスを仕掛け、後ろに傾き過ぎた守備の意識を前に向けると、試合を均衡化。
   後半38分に、MFイゴル・コロナドが斜めに走り最終ライン裏に抜け出しを図るMFロドリゴ・ガーロへスルーパスを通し、MFロドリゴ・ガーロが左足でゴールネットを揺らし、コリンチャンスが試合を決定づける。[3-0]
   試合は3-0でコリンチャンスの勝利。

   コリンチャンスは、コパ・スウアメリカーナ準々決勝の谷間の試合とはいえ、勝たなければならない試合でしっかり勝点「3」を獲得。他試合の結果、降格圏脱出はならなかったものの、試合終了時点で14~17位の4チームが並ぶ勝点「28」に勝点を積み上げた。
   次戦は、中2日9月24日にコパ・スウアメリカーナ準々決勝フォルタレーザ戦2ndレグをホームにて開催。全国選手権第28節は9月29日にブラジリアで開催されるサンパウロとのクラシコが予定されている。
   アトレチコ・ゴイアニエンセは、前節ヴィトーリア、今節コリンチャンスと残留争いのライバルとの連戦で連敗。11試合を残し、残留圏までの勝点差が「10」に拡がり、残留に向けた状況はさらに厳しさを増した。
   次戦は、9月29日に全国選手権第28節、降格圏に低迷するフルミネンセとホームで対戦。残留するためには勝つしかない。

フルミネンセ(FLU) 0-1 ボタフォゴ(BOT)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=8rP7QrxeWLE
(BOT) : 90+5' #7 ルイス・エンヒキ(Luiz Henrique, 2001)[#99 イゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)]

今節前の順位

フルミネンセ(FLU)は全国選手権7勝6分12敗勝点27の16位。
ボタフォゴ(BOT)は全国選手権16勝5分5敗勝点53の首位。

得点シーン

(BOT) : 90+5' #7 ルイス・エンヒキ(Luiz Henrique, 2001)[#99 イゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)]
相手陣PA内でFWイゴル・ジェズスがDFに体を当てボールを奪取。GKが間合いを詰めるが、ゴール正面にボールを送り、無人のゴールにFWルイス・エンヒキがボールを流し込む。[0-1]
   FWルイス・エンヒキは、フルミネンセ育成出身。2024年9月の2026W杯南米予選にて代表デビューを飾る。2024年は今節終了時点で41試合9得点4アシスト。全国選手権は2試合連続ゴールで6点目。ゴール数はすでにキャリアハイを更新。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:46% 54% ⇒ 前後半:49% 51%
シュート(枠内): 前半:8‐2(4‐2) ⇒ 前後半:13‐9(5‐6)
パス成功率: 前半:85% 84% ⇒ 前後半:85% 83%
ファール: 前半:7‐8 ⇒ 前後半:13‐17
黄カード(赤): 前半:0‐0 ⇒ 前後半:1‐1

   フルミネンセ(FLU)は、週中のリベルタドーレス準々決勝アトレチコ・ミネイロ戦ホームでの1stレグを1-0で最低限の結果を残した。全国選手権は16位で辛うじて降格圏外。リベルタドーレス連覇が当面の目標だが、2部降格は避けなければならない。
   今節は、リベルタドーレスで負傷交代の守備の要CBチアゴ・シウヴァ(Thiago Silva, 1984)が欠場。中3日で迎えるリベルタドーレス2ndレグに向け、MFガンソ(PH Ganso, 1989)とFWカウワン・エリアス(Kauã Elias, 2006)を温存する。
   フルミネンセ(FLU)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合(リベルタドーレス)のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKファビオ(Fábio, 1980)
   4 : 右SBサムエウ・シャヴィエル(Samuel Xavier, 1990)、※CBマノエウ(Manoel, 1990)、※CBアントニオ・カルロス(Antônio Carlos, 1993)、左SBマルセロ(Marcelo, 1987)
   2 : VOLベルナル(Bernal, 2003)、VOLマルチネリ(Martinelli, 2001)
   3 : MFジョン・アリアス(Jhon Arias, 1997)、※MFリマ(Lima, 1996)、MFセルナ(Serna, 1997)
   1 : ※FWヘルマン・カーノ(Germán Cano, 1988)

   ボタフォゴ(BOT)は、週中のホームでのリベルタドーレス準々決勝サンパウロ戦1stレグを0-0の引き分け。前半は自陣に引いた相手の堅固な守備網を崩せず、後半は相手の中盤の厳しい寄せに苦しみ、無得点で試合を終えた。全国選手権は2位に勝点「3」の差をつけ首位に立っている。二冠に向け、アルトゥール・ジョルジ(Artur Jorge)監督の手腕が試される。
   今節は、VOLマルロン・フレイタス(Marlon Freitas, 1995)が出場停止。中3日で迎えるリベルタドーレス2ndレグに向け、復帰初戦となるCBアドリエウソンなど、6つのポジションで週中のリベルタドーレス1stレグからスタメンを変更。
   ボタフォゴ(BOT)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合(リベルタドーレス)のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKジョン・ヴィクトル(John Victor, 1996)
   4 : ※右SBマテオ・ポンテ(Mateo Ponte, 2003)、※CBアドリエウソン(Adryelson, 1998)、CBアレキサンデル・バルボサ(Alexsander Barbosa, 1995)、※左SBマルサウ(Marçal, 1989)
   2 : VOLグレゴーリ(Gregore, 1994)、※VOLチェチェー(Tchê Tchê, 1992)
   3 : FWルイス・エンヒキ(Luiz Henrique, 2001)、FWサバリーノ(Savarino, 1996)、※MFマテウス・マルチンス(Matheus Martins, 2003)
   1 : ※FWチキーニョ・ソアレス(Tiquinho Soares, 1991)

   リベルタドーレス準々決勝の合間となる両チームによる一戦だが、チャンスを得た選手がそれをものにしようと試合は立ち上がりから白熱する。
   前半3分、ボタフォゴはFWマテウス・マルチンスが左サイドライン際から中央へ切れ込み、PA手前をFWチキーニョ・ソアレスとのタベーラでDFをかわしシュート。しかし、ボールはGKファビオの正面。
   対するフルミネンセは、前半8分、PA右からのクロスボールがファーサイドに流れたところをFWヘルマン・カーノが叩きつけるシュート。しかし、これもGKジョン・ヴィクトルの正面をつきゴールは生まれない。
   両チームとも高い位置に最終ラインが位置取り、コンパクトな中盤でボールを巡る激しい争奪戦に挑み、僅かな隙を狙っては縦にボールを送りゴールを目指す。
   フルミネンセは、前半30分に相手陣左サイドのスローインからMFリマがPA角からコースを狙ったシュートを狙うも、GKジョン・ヴィクトルが横に飛びつき両手でCKに逃れる。さらに前半34分には、右サイドでボールを受けたFWジョン・アリアスが中央へ切れ込み、ニアサイドを狙った強烈なシュート。しかし、これもGKジョン・ヴィクトルが片手で阻む。
   後半3分、ボタフォゴは自陣PA内からCBアレキサンデル・バルボサが蹴りだしたボールに、相手陣でFWルイス・エンヒキがDFに絡まれながらも抜け出し、一気にゴール前にボールを運ぶ。PAに侵入し、カヴァジーニャのシュートを放つが、タイミング良く飛び出し間合いを詰めたGKファビオが片手でブロック。
   GKファビオは、後半11分にも、ボタフォゴFWチキーニョ・ソアレスが放ったシュートがDFに当たりコースが変わり、逆方向に流れ込もうとするボールをゴールライン手前で掻き出す好セーブ。
   一方のボタフォゴGKジョン・ヴィクトルも、後半15分、フルミネンセの左サイドからのカウンターから、ゴールライン際からのマイナスのボールに足を合わせたFWヘルマン・カーノのシュートを片手で弾き出す。
   その後も緊張感の張りつめた一進一退の攻防が続く。
   ところが、試合終了間際の後半45+5分、ボタフォゴは相手陣高い位置でプレスを仕掛け、守備陣が自陣PA内に下げたボールをFWイゴル・ジェズスがDFに体を当て奪取。GKが間合いを詰めるもゴール前中央にボールを送り、FWルイス・エンヒキが無人のゴールにボールを流し込むあっけない幕切れ。
   アウェイの首位ボタフォゴが1-0の勝利を収めた。

   フルミネンセはホームで痛い敗戦。全国選手権は他試合の結果、再び降格圏の18位に転落。
   次戦は、9月25日にリベルタドーレス準々決勝アトレチコ・ミネイロ戦2ndレグ。アウェイでの試合だが、1stレグでの1点のアドバンテージを守り抜きたい。
   全国選手権第28節は、9月29日に残留争いのライバル、最下位アトレチコ・ゴイアニエンセとのアウェイでの試合が控えている。
   ボタフォゴは、難しい試合を試合終了間際のゴールで勝点「3」を勝ち取り首位をキープ。
   次戦は、中3日の9月25日に1stレグを0-0の引き分けに終えているリベルタドーレス準々決勝サンパウロ戦2ndレグ。サンパウロのホームに乗り込む。
   全国選手権第28節は、9月28日にホームにグレミオを迎える。

フォルタレーザ(FOR) 4-1 バイーア(BAH)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=ctyqjuaAoTM
(FOR) : 28' #11 マリーニョ(Marinho, 1990)[# ゼ・ウェリソン(Zé Welison, 1995)]
(BAH) : 30' #9 エヴェラウド(Everaldo, 1991)[#8 カウリー(Cauly, 1995)]
(FOR) : 38' #11 マリーニョ(Marinho, 1990)[#19 エマヌエル・ブリテス(Emanuel Brítez, 1992)]
(FOR) : 80' #7 ポチェチーノ(Pochettino, 1996)[]
(FOR) : 89' #79 ヘナト・カイゼル(Renato Kayzer, 1996)[#8 エマヌエル・マルティネス(Emmanuel Martínez, 1994)]

今節前の順位

フォルタレーザ(FOR)は全国選手権14勝7分5敗勝点49の3位。
バイーア(BAH)は全国選手権12勝6分8敗勝点42の6位。

得点シーン

(FOR) : 28' #11 マリーニョ(Marinho, 1990)[# ゼ・ウェリソン(Zé Welison, 1995)]
自陣でVOLゼ・ウェリソンがボールを運び、相手陣右サイドライン際のFWマリーニョへボールを送る。ボールを受けたFWマリーニョは縦にドリブルを開始し、PA手前のラインを中央へ切れ込み、挟み込むCBの間を通す左足のシュート。ボールはゴール左に突き刺さるゴラッソ。ホームのフォルタレーザが先制。[1-0]
   FWマリーニョは、2008年3月リオデジャネイロ州選手権にてフルミネンセから17歳のプロデビュー。2016年ヴィトーリアにて43試合21得点6アシストの成績を残し、2017年は中国でプレー。2019年5月に加入したサントスにて2022年に43試合24得点8アシストの全項目でキャリアハイの成績を収める。フォルタレーザには2023年7月にフラメンゴから加入。2024年は約6週間チームを離脱する時期があったが、今節終了時点で37試合6得点4アシスト。スピード豊かで守備への貢献度も高いウィンガー。このゴールはキレのあるドリブルと高いシュート技術によるゴラッソ。
(BAH) : 30' #9 エヴェラウド(Everaldo, 1991)[#8 カウリー(Cauly, 1995)]
相手陣深い位置左サイドライン際でプレス。相手のパスミスを見逃さずMFカウリーがボールを拾いワンタッチでFWエヴェラウドに繋ぐと、FWエヴェラウドが右足を一閃。ボールはゴール右に突き刺さる。ゴラッソ。バイーアが瞬く間に試合を振り出しに戻す。[1-1]
   FWエヴェラウドは、グレミオ育成出身で2011年11月の全国選手権で20歳のプロデビュー。その後は期限付き移籍や、グレミオとの契約満了後は、単年や数か月間の契約で複数のクラブでプレーする下積み時代が続く。2019年シャペコエンセにて全国選手権1部など52試合19得点を記録。2020年加入の鹿島アントラーズ/JPNにて3年間101試合34得点15アシスト。バイーアに入団した2023年は60試合20得点のキャリアハイの成績を収める。2024年はこれまで47試合11得点5アシスト。最近の試合ではサイドに流れチャンスを演出する役割を託されることが多く、約2か月間ゴールは生まれなかったが、今節は前節に続く2試合連続のゴールをゴラッソで決めた。
(FOR) : 38' #11 マリーニョ(Marinho, 1990)[#19 エマヌエル・ブリテス(Emanuel Brítez, 1992)]
自陣CBエマヌエル・ブリテスからのボールを右サイドライン際で受けたFWマリーニョがドリブルを開始。中央へ切れ込みPAに侵入したところで左足を振り抜くと、ボールはファーサイドのゴールネットを揺らすゴラッソ。FWマリーニョの連続ゴラッソでフォルタレーザが再リード。[2-1]
(FOR) : 80' #7 ポチェチーノ(Pochettino, 1996)[]
相手陣PA手前でのプレスから相手のミスを誘い、FWヘナト・カイゼル(Renato Kayzer, 1996)がボールを奪い、ゴールライン際にボールを運ぶ。PA内中央に上がったMFポチェチーノがマイナスのボールをワントラップからシュートに持ち込むが、ボールは枠を捉えない。しかし、VARが介入しオンフィールドレビューの結果、MFポチェチーノがシュートを放つ瞬間に後方から足を蹴られる場面が検出され、フォルタレーザにPKが与えられる。このPKをMFポチェチーノが蹴るが、コースが甘くGKマルコス・フェリピがブロック。しかし、跳ね返りのボールをMFポチェチーノ自身が冷静にゴールに押し込む。[3-1]
   MFポチェチーノは、2015年にボカ・ジュニオルス/ARGからプロデビューを果たしたアルゼンチン国籍選手。2023年フォルタレーザ加入後は、ボイボダ(Voyvoda)監督の信頼も厚く、攻撃の司令塔として、2023年は70試合に出場し6得点10アシストを記録。2024年も今節終了時点で50試合7得点12アシスト。得点数、アシスト数はすでに前年のキャリアハイを更新している。
(FOR) : 89' #79 ヘナト・カイゼル(Renato Kayzer, 1996)[#8 エマヌエル・マルティネス(Emmanuel Martínez, 1994)]
自陣左サイドからSBチンガ(Tinga, 1993)が大きくサイドを変える対角線のボールを送る。ボールを受けたMFヤゴ・ピカチュー(Yago Pikachu, 1992)が斜めに最終ライン裏に抜け出しを図るMFエマヌエル・マルティネスへスルーパス。DFに当たり微妙にコースを変えたボールにGKがシュートコースを切りながら間合いを詰めるが、MFエマヌエル・マルティネスは踵でゴール正面にボールを送り、DFと並走するFWヘナト・カイゼルが無人のゴールにボールを流し込む。[4-1]
   FWヘナト・カイゼルは、2024年シーズンを期限付き移籍先のクリシウーマで迎えたが、フォルタレーザが移籍ウィンドウが締まる4月18日を目前にクリシウーマとの契約を解除しクラブに復帰した。チーム内得点王のFWルセロ(Lucero, 1991)の控えながら、27試合4得点1アシストを記録中。このゴールは自身8試合ぶりのゴール。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:41% 59% ⇒ 前後半:36% 64%
シュート(枠内): 前半:8‐4(4‐2) ⇒ 前後半:11‐9(7‐4)
パス成功率: 前半:86% 92% ⇒ 前後半:83% 90%
ファール: 前半:7‐3 ⇒ 前後半:13‐9
黄カード(赤): 前半:2‐1 ⇒ 前後半:2‐1(1‐0)

   フォルタレーザ(FOR)は、週中のコパ・スウアメリカーナ準々決勝コリンチャンス戦1stレグをホームで0-2の敗戦。試合をコントロールされ、内容的にも完敗を喫した。全国選手権は、第25節ボタフォゴの首位対決での敗戦など、3試合勝ち星から遠ざかり、一度は首位に立ったものの現在は3位。組織的な守備を基盤としてきたチームが、最近の4試合で3度の複数失点。コパ・スウアメリカーナ、全国選手権ともに厳しい状況に陥っているが、この逆境を跳ね返したい。
   今節は、コパ・スウアメリカーナの4バックから3バックに変更。先発も7選手を変更し試合に入る。
   フォルタレーザ(FOR)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合(コパ・スウアメリカーナ)のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKジョアン・ヒカルド(João Ricardo, 1988)
   3 : ※CBエマヌエル・ブリテス(Emanuel Brítez, 1992)、CBクスチェヴィッチ(Kuscevic, 1998)、※CBカルドナ(Cardona, 1995)
   5 : ※右WBマンクーソ(Mancuso, 1999)、※VOLゼ・ウェリソン(Zé Welison, 1995)、※MFエマヌエル・マルティネス(Emmanuel Martínez, 1994)、VOLエルクレス(Hércules, 2000)、※左WBマテウス・ホセット(Matheus Rossetto, 1996)
   2 : ※FWマリーニョ(Marinho, 1990)、FWルセロ(Lucero, 1991)

   バイーア(BAH)は、前節アトレチコ・ミネイロ戦をホームで3-0の快勝。前半を相手陣でボールを展開し試合をコントロール。後半の早い時間帯に先制し、中盤と前線にフレッシュなスピードのある選手を投入し、後半終盤にカウンターから追加点を奪う好調時の試合展開を回帰。順位もリベルタドーレス出場圏の6位に再浮上した。
   今節は、出場停止のCBカヌー(Kanu, 1997)に代わり、CBヴィクトル・クエスタをスタメン起用。他のポジションはいつもの顔ぶれから変更なし。
   バイーア(BAH)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKマルコス・フェリピ(Marcos Felipe, 1996)
   4 : 右SBサンティアゴ・アリアス(Santiago Arias, 1992)、CBガブリエウ・シャヴィエル(Gabriel Xavier, 2001)、※CBヴィクトル・クエスタ(Víctor Cuesta, 1988)、左SBルシアーノ・ジュバ(Luciano Juba, 1999)
   4 : VOLカイオ・アレシャンドレ(Caio Alexandre, 1999)、MFエヴェルトン・ヒベイロ(Éverton Ribeiro, 1989)、MFカウリー(Cauly, 1995)、VOLジアン・ルーカス(Jean Lucas, 1998)
   2 : FWタシアーノ(Thaciano, 1995)、FWエヴェラウド(Everaldo, 1991)

   最近の試合では、相手にボールを持たせ自陣に入るボールに素早く寄せる守備戦術を採用することが多かったフォルタレーザだが、今節は最終ラインが高い位置を保ち、相手陣中盤でボールに寄せる積極的な守備を展開。
   前半9分、右サイドラインでボールを受けたFWマリーニョが、斜めにドリブルでボールを持ち上がり、PA侵入後にDF2選手をかわしシュート。DFをかすめたボールはファーサイドのゴールポストの外へ惜しくも流れる。
   対するバイーアは、ピッチを広く左右に使い、左右の揺さぶりや球速の速いパスでフォルタレーザのマークをかわし相手陣に攻め込もうとするが、縦に送るパスは多くがカットされ、通った場面もその後のスピード感に欠け、相手にゴール前でのブロック構築の時間を与え、決定機を迎えることができない、
   前半28分、フォルタレーザは、自陣からVOLゼ・ウェリソンがボールを持ち上がり、相手陣右サイドライン際へボールを展開。ボールを受けたFWマリーニョがスピードのあるドリブルで縦から中央へ針路を変えPA手前から左足を一閃。ボールがファーサイドの突き刺さるゴラッソ。フォルタレーザが先制点を奪う。[1-0]
   しかし、バイーアもすぐに反撃。キックオフからのボールを相手陣深くへ運ぶと、一旦はボールを奪われたものの、そこからプレスを仕掛け相手のパスミスを誘発。ボールを拾ったMFカウリーからのパスを受けたFWエヴェラウドがPA入口から右足を一振り、右隅にゴールを決め瞬く間に同点に追いつく。[1-1]
   同点に追い付かれたフォルタレーザだが、前半30分に自陣でボールを確保すると、縦に鋭いパスを2本繋ぎ、FWルセロが左サイドをゴール前に抜け出しシュートに持ち込む。しかし、バイーアGKマルコス・フェリピがしっかりとシュートコースを塞ぎストップ。
   その後も中盤での寄せからチャンスを掴むフォルタレーザは、前半38分、またもやFWマリーニョが右サイドライン際からドリブルを仕掛け、今度はサイドからPAに侵入しシュート。ファーサイドのゴールネットを揺らすゴラッソで再びフォルタレーザがリードする。[2-1]
   後半開始時に、バイーアはCBヴィクトル・クエスタとFWタシアーノを、VOLヘゼンジ(Rezende, 1995)とスピードのあるFWハファエウ・ハトン(Rafael Ratão, 1995)に代える。
   バイーアは、FWハファエウ・ハトンのスピードを生かし、相手最終ライン裏へ素早くボールを送ることで相手守備陣を下げるが、その後の展開に時間を要し、フォルタレーザ守備陣に対応され、チャンスを生み出すことができない。
   後半29分にバイーアは一気に3選手を交代。ボールを握れるMFエヴェルトン・ヒベイロとMFカウリー、さらには前半にゴールを決めたFWエヴェラウドに代え、MFカルロス・デ・ペナ(Carlos De Pena, 1992)、スピードのあるFWアデミール(Ademir, 1995)、決定力のあるFWルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2002)を投入する。
   しかし、後半31分、バイーアは自陣深い位置でのパス回しをカットされ、FWヘナト・カイゼル(Renato Kayzer, 1996)にゴールライン際からのマイナスのパスを許すと、DFがMFポチェチーノ(Pochettino, 1996)のシュートを妨害しPKを献上。このPKをフォルタレーザMFポチェチーノが一旦はブロックされるものの、跳ね返りのボールをゴールに押し込みフォルタレーザが追加点。[3-1]
   フォルタレーザは、後半39分にVOLゼ・ウェリソンが危険なプレーで一発退場となるが、後半44分に数的不利の中、綺麗なパス交換でFWヘナト・カイゼルがダメ押しのゴール。[4-1]
   ホームのフォルタレーザが、最近の試合の嫌な雰囲気を払拭する内容で4-1の勝利を収めた。

   フォルタレーザは、今節終了後中2日で迎える2点のビハインドを負ったアウェイでのコパ・スウアメリカーナ2ndレグコリンチャンス戦に弾みをつける内容で4-1の完勝。全国選手権も首位ボタフォゴとの勝点差を「4」に保つ3位をキープ。
   次戦は、上記の通り9月24日にコパ・スウアメリカーナ準々決勝コリンチャンス戦2ndレグ。
   全国選手権第28節は、9月29日に下位に低迷するクイアバをホームに迎える。
   バイーアは、連勝とはならなかったものの、順位は6位をキープ。今季はボールを握った試合では、攻撃のスピード感に欠けるパターンが多く、今節もボール支配率は65%に迫りながらも相手守備網を崩すことができず、失点を積み重ねた。
   次戦は、9月29日に全国選手権第28節ホームでのクリシウーマ戦。下位に低迷するクリシウーマを相手にボールを支配する展開が予想されるが、効果的にゴールを奪うことができるだろうか。

アトレチコ・ミネイロ(CAM) 3-0 RBブラガンチーノ(RBB)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=P6qRmd09PJ4
(CAM) : 39' #9 デイヴェルソン(Deyverson, 1991)[#44 フーベンス(Rubens, 2001)]
(CAM) : 52' #42 カドゥ(Cadu, 2004)[#17 イゴル・ゴメス(Igor Gomes, 1999)]
(CAM) : 78' #7 フッキ(Hulk, 1986)[#9 デイヴェルソン(Deyverson, 1991)]

今節前の順位

アトレチコ・ミネイロ(CAM)は全国選手権8勝9分7敗勝点33の10位。(2試合未消化)
RBブラガンチーノ(RBB)は全国選手権8勝7分10敗勝点31の12位。(1試合未消化)

得点シーン

(CAM) : 39' #9 デイヴェルソン(Deyverson, 1991)[#44 フーベンス(Rubens, 2001)]
相手陣右サイドでのルーズボールの争奪戦からこぼれたボールを拾ったFWデイヴェルソンがオープンな左サイドへボールを送る。左SBフーベンスがフリーの状態でゴール前にボールを上げると、最終ラインを押し下げるMFイゴル・ゴメスの後を追うようにゴール前に上がったFWデイヴェルソンが右足を合わせゴールネットを揺らす。
   FWデイヴェルソンは、2011年にマンガラチベンセ(Mangaratibense)からリオデジャネイロ州3部リーグにてプロデビュー。同クラブにて2年間プレーし31試合18得点の成績を残し、2012年8月ベンフィカ/PORのBチームへ移籍する機会を得る。2013年7月ベレネンゼス(Belenenses)/POR移籍後は、2014/15年にケルン/GERでのプレーを経て、2015/16年レバンテ/ESPにて33試合9得点1アシスト、2016/17年アラベス/ESPにて37試合7得点1アシストの成績を収める。2017年7月500万ユーロにてパウメイラスに加入。準レギュラーとして3年間100試合24得点6アシストの成績を残し、期限付き移籍でヘタフェ/ESP、アラベスにてプレー。2021年パウメイラス復帰後には、リベルタドーレス決勝にて延長後半戦に相手陣でボールを掻っ攫い、そのまま決勝ゴールをマーク。パウメイラスの歴史に名を残した。2022年8月に加入したクイアバとの契約満了後の2024年8月にアトレチコ・ミネイロに入団。8月10日にクラブデビューを果たすと、自身8試合目となる今節は、アトレチコでの初ゴールとアシストをマークした。
(CAM) : 52' #42 カドゥ(Cadu, 2004)[#17 イゴル・ゴメス(Igor Gomes, 1999)]
相手陣深く右サイドからのVOLファウスト・ベラのクロスは逆サイドのタッチラインまで流れるが、SBフーベンスが残し、後方のMFグスタヴォ・スカルパ(Gustavo Scarpa, 1994)へボールを戻す。MFグスタヴォ・スカルパがゴールに向かうクロスを上げると、ゴール正面から左サイドに流れたFWカドゥが頭を合わせ、ゴールポストを叩いたボールがゴールネットに吸い込まれる。アトレチコ・ミネイロがリードを拡げる。[2-0]
   FWカドゥは、アトレチコ・ミネイロ育成出身で、2023年5月リベルタドーレスにて18歳のプロデビュー。プロ初ゴールは2024年3月ミナスジェライス州選手権にてマーク。シーズン序盤は終了間際の僅かな時間の出場に止まっていたが、ケガ人が続出し代表選手が離脱したコパ・アメリカ開催期間はスタメンを務めた。その後も途中出場が中心ながら多くの試合に起用され、このゴールは8月3日全国選手権第21節以来、自身10試合ぶりのゴール。2024年は今節終了時点で30試合3得点2アシストの成績を残している。
(CAM) : 78' #7 フッキ(Hulk, 1986)[#9 デイヴェルソン(Deyverson, 1991)]
ゴールキックからGKエヴェルソンのフィードをFWデイヴェルソンが頭ですらすとFWフッキが抜け出しRBブラガンチーノGKクレイトンと一対一、FWフッキはGKクレイトンの動きを確認し、脇の横を抜けるシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。[3-0]
   FWフッキは、2014W杯などブラジル代表として49試合11得点5アシストの成績を残す。ヴィトーリアにてキャリアをスタートさせると、日本、ポルトガル、ロシア、中国にてプレー。2021年7月にアトレチコ・ミネイロに入団すると、チームのコパ・ド・ブラジル制覇に貢献。7月に38歳を迎えた2024年も今節終了時点で37試合16得点7アシストを記録中。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:58% 42% ⇒ 前後半:51% 49%
シュート(枠内): 前半:7‐3(4‐2) ⇒ 前後半:13‐8(8‐3)
パス成功率: 前半:76% 69% ⇒ 前後半:75% 75%
ファール: 前半:7‐3 ⇒ 前後半:14‐9
黄カード(赤): 前半:0‐0 ⇒ 前後半:2‐3

   アトレチコ・ミネイロ(CAM)は、週中のリベルタドーレス準々決勝フルミネンセ戦アウェイでの1stレグを0-1の敗戦。全国選手権は、リベルタドーレスとコパ・ド・ブラジルが並行開催されており、最近の試合では主力を温存している試合も多く、最近の5試合は1勝2分2敗の成績に終わっている。
   今節は、出場停止選手はなし。リベルタドーレスの谷間の試合のため、7選手が入れ替わる。
   アトレチコ・ミネイロ(CAM)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合(リベルタドーレス)のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKエヴェルソン(Éverson, 1990)
   4 : 右SBマリアーノ(Mariano, 1986)、※CBリヤンコ(Lyanco, 1997)、CBジュニオール・アロンソ(Júnior Alonso, 1993)、※左SBフーベンス(Rubens, 2001)
   2 : VOLアラン・フランコ(Alan Franco, 1998)、VOLファウスト・ベラ(Fausto Vera, 2000)
   3 : FWブライアン・パラシオス(Brahian Palacios, 2002)、※MFイゴル・ゴメス(Igor Gomes, 1999)、VOLファウスト・ベラ(Fausto Vera, 2000)、※FWカドゥ(Cadu, 2004)
   1 : ※FWデイヴェルソン(Deyverson, 1991)

   RBブラガンチーノ(RBB)は、コパ・スウアメリカーナ、コパ・ド・ブラジルはともにベスト16で敗退。全国選手権は、ケガ人が相次いだこともあり、カップ戦との並行開催時に成績を落とし、両大会敗退後の4試合も1勝1分2敗と苦戦。シーズン前の期待を裏切る成績となっている。
   今節は、右SBジャジソン(Jadsom, 2001)が出場停止のため、右SBアンドレス・ウルタドが3試合ぶりのスタメン。ケガ明けのCBペドロ・エンヒキが公式戦9試合ぶりの試合。交代出場が続き、前節ではRBブラガンチーノでの初ゴールをマークしたMFヴィニシーニョが先発に抜擢される。
   RBブラガンチーノ(RBB)のスタメンは以下の通り。(※は、直近試合のスタメンからの入れ替わり)
   GK : GKクレイトン(Cleiton, 1997)
   4 : ※右SBアンドレス・ウルタド(Andrés Hurtado, 2001)、CBルーカス・クーニャ(Lucas Cunha, 1997)、※CBペドロ・エンヒキ(Pedro Henrique, 1995)、左SBギリェルミ(Guilherme, 2002)
   2 : VOLハウーウ(Raul, 1996)、VOLルーカス・エヴァンジェリスタ(Lucas Evangelista, 1995)
   3 : ※MFヴィニシーニョ(Vinicinho, 2004)、MFジョン・ジョン(Jhon Jhon, 2002)、FWヴィチーニョ(Vitinho, 1999)
   1 : FWエドゥアルド・サーシャ(Eduardo Sasha, 1992)

   立ち上がりは、ホームのアトレチコ・ミネイロが、控え選手中心ながら積極的にボールを支配。一方のRBブラガンチーノは、高い位置でプレスをかけ、ボール奪取からのカウンターを狙う。
   前半8分、アトレチコは自陣半ば左サイドから相手陣中央へロングキック、FWブライアン・パラシオスが抜け出しシュートに持ち込もうとするが、戻ったDFのマークにシュートは芯を捉えず、この試合最初の好機を逸する。
   前半19分、アトレチコは自陣右サイドから、SBマリアーノがPA左角へ対角線のボールをフィード。FWデイヴェルソンがボールを追うが、DFの足がFWデイヴェルソンにあたりPA内で転倒。主審はペナルティーマークを指さす。このPKをFWデイヴェルソン自身が蹴るが、RBブラガンチーノGKクレイトンがゴール右隅へのグラウンダーのシュートをブロック。こぼれ球をDFが大きくクリアする。
   一方のRBブラガンチーノは、前半26分、相手陣右サイド浅い位置でのFKからゴール前に上げられたボールにCBペドロ・エンヒキがフリーの体勢で地面にボールを叩きつけるヘディングシュート。ワンバウンドする難しいボールをアトレチコGKエヴェルソンが掻き出しCKに逃れる。
   前半39分、アトレチコは、相手陣右サイドでのルーズボールの争奪戦のこぼれたボールを拾ったFWデイヴェルソンがオープンな左サイドへボールを送り、左SBフーベンスがフリーの状態でゴール前にボールを供給。後方から上がったFWデイヴェルソンが右足を合わせゴールネットを揺らす。ホームのアトレチコ・ミネイロが先制。[1-0]
   さらにアトレチコは、前半42分、ゴールキックからGKエヴェルソンのフィードにFWデイヴェルソンが頭でボールをすらし、ゴール前に抜け出したFWブライアン・パラシオスがゴールネットを揺らすが、FWブライアン・パラシオスの抜け出した地点がオフサイド。ゴールは認められない。
   アトレチコ・ミネイロは、序盤はRBブラガンチーノの寄せに苦しんだものの、前半半ば以降は試合の流れを掴み、1-0のスコアで前半を折り返す。
   後半開始時に、RBブラガンチーノは隊形の変更はなく、3選手を一気に交代する。
   しかし、アトレチコに傾いた流れを引き戻すことができない。
   後半7分、アトレチコは相手陣深くで右サイドから左サイドへ大きくボールを展開。PA入口の高さまで戻されたボールをMFグスタヴォ・スカルパがゴールに向かい送ると、ニアサイドに流れたFWカドゥが頭を合わせ、ゴールポストを叩いたボールがゴールネットに吸い込まれる。アトレチコ・ミネイロがリードを拡げる。[2-0]
   2点のリード後もアトレチコは3点目を狙い、リードを許したRBブラガンチーノも交代選手が中心となり相手ゴールに迫る一進一退の攻防となる。
   後半26分、相手陣PA左でボールを受けたRBブラガンチーノFWアルトゥール・ソウザ(Arthur Sousa, 2003)がDFをかわし、ゴールライン際をPAに侵入、MFリンコン(Lincoln, 1998)を経て、ボールを受けたVOLルーカス・エヴァンジェリスタがシュートに持ち込むが、ボールはクロスバーを直撃し枠を越えていく。
   後半33分、アトレチコは、GKエヴェルソンのゴールキックをFWデイヴェルソンが頭ですらし、抜け出したFWフッキがGKとの一対一を制しダメ押しの3点目。[3-0]
   アトレチコ・ミネイロは、残り時間でのRBブラガンチーノの反撃を許さず、試合はタイムアップ。ホームのアトレチコ・ミネイロが3-0の勝利を収めた。

   アトレチコ・ミネイロは、控え選手中心だったが、終始試合を支配。前半をリードして終えると、後半始めにリードを拡げ、終盤にダメ押しする理想的な展開で快勝、週中のリベルタドーレス2ndレグに向け弾みをつけた。
   次戦は、中2日の9月25日にリベルタドーレス準々決勝フルミネンセ戦2ndレグ。1stレグはアウェイで0-1のスコアで敗れており、ホームで巻き返したい。
   全国選手権は、9月28日に第28節パウメイラス戦がアウェイで予定されている。
   RBブラガンチーノは、カップ戦敗退後もチームは良化せず、今節も0-3の敗戦。高い最終ラインの裏を狙われ、一度はオフサイドに助けられたものの、一度はしっかりとゴールを決められ、今季の失点パターンを今節も繰り返した。
   次戦は、週中の9月25日に、順延された全国選手権第16節インテルナシオナウ戦をホームで開催。
   全国選手権第28戦は、9月29日にアウェイでジュヴェントゥージと対戦。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です