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全国選手権第30節 対戦組合せ
以下の5試合の概要はこちらで。→ 【ブラジル全国選手権2024】第30節(1/2)[10/16-20]
・2024/10/16 サンパウロ(SAO) x ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS) ・2024/10/16 フォルタレーザ(FOR) x アトレチコ・ミネイロ(CAM) ・2024/10/17 フラメンゴ(FLA) x フルミネンセ(FLU) ・2024/10/17 コリンチャンス(COR) x アトレチコ・パラナエンセ(CAP) ・2024/10/18 アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG) x クイアバ(CUI)
以下の5試合の概要はこの記事で。
・2024/10/18 ボタフォゴ(BOT) x クリシウーマ(CRI) ・2024/10/19 クルゼイロ(CRU) x バイーア(BAH) ・2024/10/19 インテルナシオナウ(INT) x グレミオ(GRE) ・2024/10/19 ヴィトーリア(VIT) x RBブラガンチーノ(RBB) ・2024/10/20 ジュヴェントゥージ(JUV) x パウメイラス(PAL)
全国選手権第30節 試合概要
ボタフォゴ(BOT) 1-1 クリシウーマ(CRI)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=6WwA7nRyAac
(BOT) : 90+1' #9 チキーニョ・ソアレス(Tiquinho Soares, 1991)[#99 イゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)] (CRI) : 90+4' #9 フェリピ・ヴィゼウ(Felipe Vizeu, 1997)[#11 ボラシエ(Bolasie, 1989)]
今節前の順位
ボタフォゴ(BOT) は全国選手権18勝6分5敗勝点60の首位。
クリシウーマ(CRI) は全国選手権9勝8分12敗勝点35の12位。
得点シーン
(BOT) : 90+1' #9 チキーニョ・ソアレス(Tiquinho Soares, 1991)[#99 イゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)] 自陣センターサークルからCBアレキサンデル・バルボサが相手陣左サイドライン際へボールを送る。左SBクイアバーノがワントラップからゴール前にボールを送ると、ゴールマウスを飛び出したGK、ディフェンダーとのファーサイドでの競り合いの中で、FWイゴル・ジェズスがボールを中央に折り返す。このボールをFWチキーニョ・ソアレスが無人のゴールに頭で流し込み、ホームのボタフォゴが待望の先取点を奪う。[1-0] FWチキーニョ・ソアレスは、ブラジル北東部のクラブを転々とし、2019年7月当時全国選手権2部アメリカ・ナタウにて19歳のプロデビューを果たすが、その後も短期契約や短期の期限付き移籍で複数のクラブを転々とする。2015年1月ポルトガルリーグ1部ナシオナウへの期限付き移籍でプレーするチャンスを掴むと、少しずつ実績を積み重ね、2017年2月に強豪ポルト/PORへ移籍。移籍後間もなくリーグ戦7試合連続計10得点を記録するなど期待を上回る活躍を収め、2019/20年までレギュラーとして活躍し、2度のリーグ優勝など4つのタイトルを獲得した。ボタフォゴには2022年8月にオリンピアコス/GREから完全移籍加入。2023年は54試合29得点7アシスト、全国選手権ではチームを牽引し優勝争いに絡み、自身はリーグ2位の17得点をマーク。2024年はケガや監督交代、移籍加入のFWイゴル・ジェズスの台頭などの影響もあり、今節終了時点で43試合9得点8アシスト。2023年は自身のケガによる離脱とともにチーム成績は下降したが、2024年はチームリーダーとして最後までチームを牽引し、念願のリーグ優勝を果たしたい。
(CRI) : 90+4' #9 フェリピ・ヴィゼウ(Felipe Vizeu, 1997)[#11 ボラシエ(Bolasie, 1989)] 相手陣センターサークル内で相手に奪われたボールを左SBトラウコが奪い返し、態勢を崩しながらも右サイドに開いたFWボラシエにボールを送る。フリーの体勢でボールを受けたFWボラシエが、狙いを定めてゴール前ファーサイドへボールを送ると、後方から駆け上がったFWフェリピ・ヴィゼウが頭を合わせゴールネットを揺らす。クリシウーマが土壇場で同点に追いつく。[1-1] FWフェリピ・ヴィゼウは、2017U-20南米ユース選手権にて8試合4得点。フラメンゴ育成出身で、2016年2月リオデジャネイロ州選手権にて18歳のプロデビュー。2017年終盤にはレギュラーの座を獲得し38試合9得点1アシストを記録し、2018年7月に500万ユーロにてウディネーゼ/ITAへ移籍。しかし、ウディネーゼでは多くの出場機会に恵まれず、ブラジル、ロシアなどへ期限付き移籍を繰り返し、2021年7月‐2022年6月にはFC横浜/JPNにてプレー(23試合4得点2アシスト)。クリシウーマには2023年4月に加入し、27試合6得点1アシストの成績でチームの1部昇格に貢献。2024年は全国選手権開幕後にケガを繰り返し、全国選手権はすべて途中出場による11試合1得点など、年間31試合6得点1アシスト。契約は今季末までとなっており、今後の活躍で来年以降の契約延長を手にしたい。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:% % ⇒ 前後半:74% 26% シュート(枠内): 前半:‐(‐) ⇒ 前後半:25‐6(7‐3) パス成功率: 前半:% % ⇒ 前後半:87% 69% ファール: 前半:‐ ⇒ 前後半:12‐10 黄カード(赤): 前半:‐ ⇒ 前後半:1‐2
ボタフォゴ(BOT) のスタメンは以下の通り。 GK : GKジョン・ヴィクトル(John Victor, 1996) 4 : 右SBヴィチーニョ(Vitinho, 1999)、CBアドリエウソン(Adryelson, 1998)、CBアレキサンデル・バルボサ(Alexander Barboza, 1995)、左SBアレックス・テレス(Alex Telles, 1992) 2 : VOLマルロン・フレイタス(Marlon Freitas, 1995)、VOLグレゴーリ(Gregore, 1994) 3 : MFルイス・エンヒキ(Luiz Henrique, 2001)、MFサバリーノ(Savarino, 1996)、MFチアゴ・アルマダ(Thiago Almada, 2001) 1 : FWイゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)
アフリカネーションズカップ予選ラウンドに出場したアンゴラ代表CBバストス(Bastos, 1991)はベンチスタート。代わってCBアドリエウソンがスタメンを務める。直近のW杯南米予選で目覚ましい活躍のブラジル代表MFルイス・エンヒキ、FWイゴル・ジェズスの両雄、出番のなかった左SBアレックス・テレス、同じく南米予選にてアルゼンチン代表として1得点を記録したMFチアゴ・アルマダ、同じくベネズエラ代表にて2試合に先発出場を果たしたMFサバリーノが、スタメンに顔を並べる。
選手交代(Sai → Entra) 71' MFサバリーノ → MFエドゥアルド(Eduardo, 1989) 71' 左SBアレックス・テレス → 左SBクイアバーノ(Cuiabano, 2003) 79' MFチアゴ・アルマダ → FWチキーニョ・ソアレス(Tiquinho Soares, 1991) 79' VOLマルロン・フレイタス → VOLチェチェー(Tchê Tchê, 1992) 84' 右SBヴィチーニョ → FWカルロス・アウベルト(Carlos Alberto, 2002)
クリシウーマ(CRI) のスタメンは以下の通り。 GK : GKグスタヴォ(Gustavo, 1993) 4 : 右SBクラウジーニョ(Claudinho, 2000)、CBホドリゴ(Rodrigo, 1987)、CBトビアス・フィゲイレード(Tobias Figueiredo, 1994)、左SBトラウコ(Trauco, 1992) 2 : VOLイゴル・メリトン(Higor Meritão, 1994)、VOLホナウジ・ロペス(Ronald Lopes, 1997) 3 : MFアラーノ(Allano, 1995)、MFフェリピ・マテウス(Fellipe Mateus, 1991)、MFマルセロ・エルメス(Marcelo Hermes, 1995) 1 : FWアルトゥール・カイーキ(Arthur Caíke, 1992)
VOLネウトン(Newton, 2000)、VOLパトリッキ・デ・パウラ(Patrick de Paula, 1999)がボタフォゴからの期限付き移籍のため契約に基づき欠場となるため、SBを本職とするMFマルセロ・エルメスが中盤の一角を占める。また、チーム内得点王のFWボラシエがベンチスタート。前半を守備に専念し後半から投入するプランと思われる。
選手交代(Sai → Entra) 71' FWアルトゥール・カイーキ → FWボラシエ(Bolasie, 1989) 71' VOLイゴル・メリトン → VOLバヘット(Barreto, 1995) 76' MFアラーノ → FWフェリピ・ヴィゼウ(Felipe Vizeu, 1997) 85' MFフェリピ・マテウス → CBヴァリソン・マイア(Walisson Maia, 1991) 85' 右SBクラウジーニョ → 右SBジョナタン(Jonathan, 1992)
全国選手権で首位を走り、潤沢な資金で補強を実施し、各国の代表選手がスタメンの半数を占めるボタフォゴが戦前の予想通り試合を支配。しかし、全国選手権1部20チーム中、最低の補強金額で2024年シーズンに臨みながら、サンタカタリーナ州選手権では優勝を収め、全国選手権でもこれまで一度も降格圏に踏み入れていないクリシウーマは、鋭い寄せと組織的な守備網を構築し、ボールを支配されながらもボタフォゴに決定的なシーンを作らせない。
立ち上がりの20分はボタフォゴが猛攻を仕掛けるが、クリシウーマはゴール前に閂をかけ守り抜くと、次第にボールを握る場面も作り出していく。前半27分にはSBトラウコのクロスにFWアルトゥール・カイーキを合わせるが、惜しくもゴールは枠を捉えない。
前半30分を目前に、ボタフォゴがピッチ半面を使ったサッカーを再開するが、クリシウーマの集中力も維持され、ボタフォゴに枠内シュートを許さず前半を終える。
後半に入り、ボタフォゴは個人の打開力を前面に押し出し、MFルイス・エンヒキやMFサバリーノがドリブルでゴールライン際までボールを持ち運び、次々とチャンスを作り出す。
後半26分、ボタフォゴは疲れの見える2選手を交代。一方のクリシウーマはFWボラシエとVOLバヘットを投入しバランスを重視しながらゴールを狙う体制を整える。
その後もボタフォゴが攻撃に重点を置いた選手交代を続け、アウェイで勝点を拾いたいクリシウーマはバランスを重視した交代策を実施、ボタフォゴが優勢に試合を進めながらもゴールを奪いきれない展開の中、時間が経過していく。
0-0のままアディショナルタイムに突入すると、今季ボタフォゴ加入後の成長著しいSBクイアバーノのクロスに、FWイゴル・ジェズスが空中戦を制し頭で折り返し、FWチキーニョ・ソアレスのゴールでボタフォゴが待望の先制点。[1-0]
しかし、その3分後の後半45+4分、クリシウーマは、SBトラウコのボール奪取から右サイドに大きくボールを展開。フリーの体勢でFWボラシエがゴール前に精度の高いボールを送ると、FWフェリピ・ヴィゼウが頭を合わせゴールネットを揺らす。[1-1]
さらにその5分後の後半45+9分、ボタフォゴCBアレキサンデル・バルボサの強烈なロングシュートをGKグスタヴォが必死に体を伸ばし枠外にボールを弾きだす。
その2分後の後半45+11分、ボタフォゴは左CKを獲得すると、SBクイアバーノがゴール前に上げたボールにFWチキーニョ・ソアレスがドンピシャのタイミングでヘディングシュート。しかし、GKグスタヴォが奇跡的なセーブ。その跳ね返りのボールを巡る混戦からボタフォゴがゴールネットを揺らすが、線審はファールの判定。VARの検証の結果、混戦の中でボタフォゴ(攻撃側)の選手の腕にボールの接触が視認され、ゴールは認められない。
試合の再開とともにタイムアップの笛が吹かれ、後半アディショナルタイムにドラマチックな展開が続いた好ゲームは1-1の引き分けに終えた。
首位ボタフォゴは、終始試合を支配しながらクリシウーマの執念の前に引き分けに持ち込まれ、翌日に試合を迎える2位パウメイラスとの勝点差を「4」に拡げるにとどまった。
次戦は、10月23日にリベルタドーレス準決勝ペニャロル戦1stレグをホームにて開催。 全国選手権第31節は、10月26日にアウェイでのRBブラガンチーノ戦が控えている。
クリシウーマは、終始ボールを支配されながらも、後半アディショナルタイムの失点を追いつき、首位ボタフォゴから貴重な勝点「1」を獲得。試合終了時点で、コパ・スウアメリカーナ出場圏内の11位を確保した。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節、ホームにリベルタドーレス出場圏争いを繰り広げるサンパウロを迎える。
クルゼイロ(CRU) 1-1 バイーア(BAH)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=Ga_usEbnQ8E
(CRU) : 61' #30 ガブリエウ・ヴェロン(Gabriel Veron, 2002)[#10 マテウス・ペレイラ(Matheus Pereira, 1996)] (BAH) : 82' #17 ルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2003)[#7 アデミール(Ademir, 1995)]
今節前の順位
クルゼイロ(CRU) は全国選手権12勝7分10敗勝点43の8位。
バイーア(BAH) は全国選手権13勝6分10敗勝点45の7位。
得点シーン
(CRU) : 61' #30 ガブリエウ・ヴェロン(Gabriel Veron, 2002)[#10 マテウス・ペレイラ(Matheus Pereira, 1996)] 自陣から右サイドを右SBウィリアン・フルタドがドリブルでボールを持ち上がる。相手陣に入り相手陣中央へ送ったパスはDFにカットされるものの、こぼれ球を拾ったMFマテウス・ペレイラが左サイドへのパスをフェイントとして挟み、右サイド相手最終ライン裏に浮かしたスルーパス。サイドから絞り込んだFWガブリエウ・ヴェロンが間合いを詰めるGKの脇を抜きボールをゴールを流し込む。[1-0] FWガブリエウ・ヴェロンは、早くから将来を嘱望され、2017年南米U-15選手権、2019年南米U-17選手権、2019年U-17W杯に出場。パウメイラス育成出身で、2019年11月全国選手権にて17歳のプロデビュー。準レギュラーとして試合経験を積んでいき、2022年7月FCポルト/PORへ1000万ユーロにて移籍。しかし、相次ぐケガのため出場機会は限られ、2024年1月に一年間の期限付き移籍にてクルゼイロに加入。だが、やはりケガを繰り返し4月11日に遅いクラブデビューを飾る。なかなか結果が出ない中、フェルナンド・セアブラ(Fernando Seabra)前監督が辛抱強く起用し、6月23日全国選手権第11節にてクラブ初ゴールを記録すると、これを機に7試合4得点1アシストを記録。しかし、7月中旬のケガのため2か月の戦列離脱。復帰後7試合目にして復帰後の初ゴールをマークした。 MFマテウス・ペレイラは、MFルーカス・パケター(Lucas Paquetá, 1997)の出場停止によりブラジル代表への追加招集を受け、2024年10月15日2026W杯南米予選第10節ペルー戦の後半32分に28歳の代表デビュー。短い時間ながら後半39分のシュートなど、印象に残るプレーを披露した。
(BAH) : 82' #17 ルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2003)[#7 アデミール(Ademir, 1995)] VOLジアン・ルーカスが自陣PA手前でのプレスを掻い潜り右サイドへボールを展開。FWアデミールが一気に加速するドリブルでDFを抜き去り、相手陣PA右からDFラインとGKの間へ鋭いクロス。ゴール前に駆け上がったFWルシアーノ・ロドリゲスが難なく右足を合わせゴールネットを揺らす。 FWルシアーノ・ロドリゲスは、2024年3月26日国際親善試合コートジボワール戦にて21歳の代表デビューを果たしたウルグアイ国籍選手。2023U-20南米ユース選手権(9試合5得点2アシスト、準優勝)。2023U-20W杯(5試合1得点)では決勝戦の決勝ゴールでウルグアイU-20代表の大会制覇に貢献。2024年7月26日1100万ユーロ相当の移籍金にてバイーアに加入。7月27日全国選手権第20節にてクラブデビューを果たし、8月7日コパ・ド・ブラジルにてクラブ初ゴール。交代出場が続く中、加入後14試合325分の出場で3得点を記録している。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:% % ⇒ 前後半:48% 52% シュート(枠内): 前半:‐(‐) ⇒ 前後半:11‐10(3‐4) パス成功率: 前半:% % ⇒ 前後半:84% 83% ファール: 前半:‐ ⇒ 前後半:10‐8 黄カード(赤): 前半:‐ ⇒ 前後半:1‐2
クルゼイロ(CRU) のスタメンは以下の通り。 GK : GKカシオ(Cássio, 1987) 4 : 右SBウィリアン・フルタド(William Furtado, 1995)、CBジョアン・マルセロ(João Marcelo, 2000)、CBビジャルバ(Villalba, 1994)、左SBマルロン(Marlon, 1997) 2 : VOLワラシ・ソウザ(Walace Souza, 1995)、VOLルーカス・ロメロ(Lucas Romero, 1994) 3 : MFガブリエウ・ヴェロン(Gabriel Veron, 2002)、MFマテウス・ペレイラ(Matheus Pereira, 1996)、MFアルバロ・バレアル(Álvaro Barreal, 2000) 1 : FWカイオ・ジョルジ(Kaio Jorge, 2002)
就任後3試合が経過し2分1敗と未だ勝ち星のないフェルナンド・ジニース(Fernando Diniz)。今節は、これまで3試合に先発起用してきたVOLマテウス・エンヒキ(Matheus Henrique, 1997)とFWラウタロ・ジアス(Lautaro Díaz, 1998)がケガにより欠場。VOLワラシ・ソウザとVOLルーカス・ロメロの2ボランチ、左サイドハーフにボールを握れるMFアルバロ・バレアルを抜擢。
選手交代(Sai → Entra) 77' MFガブリエウ・ヴェロン → MFマテウス・ヴィタウ(Mateus Vital, 1998) 77' VOLワラシ・ソウザ → VOLペラルタ(Peralta, 2002) 81' MFアルバロ・バレアル → FWジョゼフェル(Jhosefer, 2004)
バイーア(BAH) のスタメンは以下の通り。 GK : GKマルコス・フェリピ(Marcos Felipe, 1996) 4 : 右SBジウベルト(Gilberto, 1993)、CBガブリエウ・シャヴィエル(Gabriel Xavier, 2001)、CBカヌー(Kanu, 1997)、左SBルシアーノ・ジュバ(Luciano Juba, 1999) 3 : VOLエヴェルトン・ヒベイロ(Éverton Ribeiro, 1989)、MFカウリー(Cauly, 1995)、VOLジアン・ルーカス(Jean Lucas, 1998) 3 : FWタシアーノ(Thaciano, 1995)、FWエヴェラウド(Everaldo, 1991)、FWビエウ(Biel, 2001)
今節は、VOLカイオ・アレシャンドレ(Caio Alexandre, 1999)とコロンビア代表帰りの右SBサンティアゴ・アリアス(Santiago Arias, 1992)の両選手が出場停止。代わって、SBジウベルトが右サイドバックに入り、ボランチにエヴェルトン・ヒベイロが下がり、スピード豊かなFWビエウが前線に入る。
選手交代(Sai → Entra) 60' FWビエウ → FWハファエウ・ハトン(Rafael Ratão, 1995) 72' FWエヴェラウド → FWルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2003) 73' MFカウリー → FWアデミール(Ademir, 1995) 79' FWタシアーノ → MFカルロス・デ・ペナ(Carlos De Pena, 1992) 79' 左SBルシアーノ・ジュバ → 左SBヤゴ・ボルドゥーチ(Iago Borduchi, 1997)
前半16分、クルゼイロは右サイドでの細かい執拗なパス交換から、PA入口のラインをサイドライン際から中央へボールを送り、FWガブリエウ・ヴェロンがスルーしたボールをFWカイオ・ジョルジがシュート。バイーアGKマルコス・フェリピが手に当てたボールをゴールライン手前で右SBジウベルトがクリア。
一方のバイーアも前半24分、CKのクリアボールを拾ったVOLエヴェルトン・ヒベイロが、PA入口に7選手が並ぶ守備陣の裏へ軽く浮かした絶妙のパス。CBカヌーが抜け出し頭を合わせたボールはゴールネットを揺らすが、僅かにCBカヌーの動き出しのポジションがオフサイド。
バイーアは、左サイドで久しぶりの先発起用のFWビエウのスピードが、最近のチームのアタッキングサードでの遅々とした攻撃の打開策として機能。クルゼイロが右サイド(バイーアの左サイド)で執拗なパス回しを展開する中、その背後のスペースを狙いチャンスを創出していく。
クルゼイロは、フェルナンド・ジニース監督の片側のサイドで執拗なパス交換を起点とした戦術をベースにチームが作られるものの、選手間の連係やボールロスト後の危機管理が発展途上ということもあり、試合をコントロールしきれない。
後半9分、クルゼイロは自陣ゴール前でのパス回しをバイーアFWビエウにカットされ、FWエヴェラウドが強烈なシュート。このシュートはGKカシオが辛うじてボールに手を当てCKに逃れる。
しかし、クルゼイロは後半16分、ブラジル代表デビューを飾ったばかりのMFマテウス・ペレイラの絶妙な浮き球のスルーパスに反応したFWガブリエウ・ヴェロンのゴールで試合の均衡を破る。
勢いに乗るクルゼイロは、さらに後半22分、右CKを後方に下げ、右SBウィリアン・フルタドのクロスをファーサイドでCBジョアン・マルセロが折り返し、FWカイオ・ジョルジが頭でゴールネットを揺らす。しかし、VARの検証により、ゴール前でクルゼイロのプッシングの反則が検出されゴールは認められない。
バイーアは、後半28分、後半34分に疲れの見える前線の選手を中心に選手交代を進めると、後半37分、途中交代出場のFWアデミールが右サイドをスピードでDFを抜き去りゴール前にクロス。やはり途中交代出場のFWルシアーノ・ロドリゲスが難なく右足でゴールネットにボールを沈め、バイーアが同点に追いつく。
試合はアディショナルタイムに入りオープンな展開となり、両チームともに決定機を迎えるが、バイーアはラストパス、クルゼイロはシュートの精度を欠き、試合は1-1のままタイムアップ。
リベルタドーレス出場圏争いに加わりたい両チームだったが、勝点「1」を痛み分ける結果に終えた。
クルゼイロは、全国選手権では5試合勝ち星なし。後半戦は2勝6分4敗と多くの勝点を落とし、リベルタドーレス出場圏内の6位までの勝点差は「5」に拡がった。
次節は、10月23日にコパ・スウアメリカーナ準決勝ラヌース/ARG戦1stレグをホームにて開催。時間はないが、チーム戦術を浸透させたい。 全国選手権は、第31節アトレチコ・パラナエンセ戦が10月26日にアウェイで予定されている。
バイーアは、ケガ明けで2か月ぶりの試合となったFWビエウが先発出場から60分間のプレー。硬直化しつつあるチーム戦術を打開するきっかけになったように思われる。出場停止明けの2選手が復帰する次節でのFWビエウの起用法に注目したい。
今節の引き分けの結果、順位は変わらず7位。6位までの勝点差は「3」。 次戦は、10月28日に全国選手権第31節、アウェイでのヴァスコ・ダ・ガマとの一戦が組まれている。
インテルナシオナウ(INT) 1-0 グレミオ(GRE)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=MxukYSO7w3o
(INT) : 67' #19 ボレー(Borré, 1995)[#26 ベルナベイ(Bernabei, 2000)]
今節前の順位
インテルナシオナウ(INT) は全国選手権12勝10分6敗勝点46の6位。(1試合未消化)
グレミオ(GRE) は全国選手権10勝5分14敗勝点35の11位。
得点シーン
(INT) : 67' #19 ボレー(Borré, 1995)[#26 ベルナベイ(Bernabei, 2000)] 相手陣PA右ゴールライン際でMFブルーノ・タバタがボールをキープ。後方に下げたボールを受けたMFアラン・パトリッキが縦にボールを運び、PA内の右SBブルーノ・ゴメスとのタベーラからゴールエリア横に抜け出す。ここから逆サイドのPA入口までボールを戻すと左SBベルナベイがシュート性のクロス。FWボレーが頭で僅かに軌道を変えゴールを奪う。[1-0] FWボレーは、2024コパ・アメリカなどコロンビア代表として37試合6得点2アシスト。ビジャレアル/ESP(30試合4得点2アシスト)、アイントラハト・フランクフルト/GER(92試合15得点10アシスト)、リーベルプレート/ARG(146試合56得点12アシスト)でのプレー歴がある。2024年3月にインテルナシオナウに加入(契約期限2028年末)。コパ・アメリカ開催期間の離脱などもあったが、これまで21試合9得点1アシストを記録中。最近は8試合で6得点と、周囲との連係が深まりゴールを量産し始めている。10月のW杯南米予選では代表選外となったが、11月の代表復帰の期待も大きい。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:% % ⇒ 前後半:64% 36% シュート(枠内): 前半:‐(‐) ⇒ 前後半:18‐9(6‐7) パス成功率: 前半:% % ⇒ 前後半:83% 68% ファール: 前半:‐ ⇒ 前後半:14‐15 黄カード(赤): 前半:‐ ⇒ 前後半:1‐3
インテルナシオナウ(INT) のスタメンは以下の通り。 GK : GKロチェ(Rochet, 1993) 4 : 右SBブルーノ・ゴメス(Bruno Gomes, 2001)、CBヴィトン(Vitão, 2000)、CBクレイトン・サンパイオ(Clayton Sampaio, 2000)、左SBベルナベイ(Bernabei, 2000) 2 : VOLホームロ(Rômulo, 2000)、VOLブルーノ・エンヒキ(Bruno Henrique, 1989) 3 : MFガブリエウ・カルヴァーリョ(Gabriel Carvalho, 2007)、MFアラン・パトリッキ(Alan Patrick, 1991)、FWウェズレイ(Wesley, 1999) 1 : FWボレー(Borré, 1995)
今節は、セグンドボランチへの転向で存在感を高めているVOLチアゴ・マイア(Thiago Maia, 1997)が出場停止。代わって、最近は途中交代出場が続くものの、経験値の高いVOLブルーノ・エンヒキがVOLホームロと2ボランチを構成。センターフォワードには好調のFWボレーがスタメンを務める。
選手交代(Sai → Entra) 61' VOLホームロ → VOLフェルナンド(Fernando, 1987) 61' MFガブリエウ・カルヴァーリョ → MFブルーノ・タバタ(Bruno Tabata, 1997) 79' VOLブルーノ・エンヒキ → MFグスタヴォ・プラード(Gustavo Prado, 2005) 86' FWボレー → FWエネル・バレンシア(Enner Valencia, 1989) 86' FWウェズレイ → FWルイス・オターヴィオ(Luis Otávio, 2007)※プロデビュー戦
グレミオ(GRE) のスタメンは以下の通り。 GK : GKマルチェシン(Marchesín, 1988) 4 : 右SBジョアン・ペドロ(João Pedro, 1996)、CBジェメルソン(Jemerson, 1992)、CBホドリゴ・エリー(Rodrigo Ely, 1993)、左SBマイキ(Mayk, 1999) 3 : VOLドッジ(Dodi, 1996)、VOLビジャサンチ(Villasanti, 1997)、VOLエデニウソン(Edenílson, 1989) 2 : MFクリスタウド(Cristaldo, 1996)、MFアラベナ(Aravena, 2002) 1 : FWブライトバイテ(Braithwaite, 1991)
今節は、左SBヘイナウド(Reinaldo, 1989)が出場停止。CBカネマン(Kannemann, 1991)が筋肉系のケガにより大事を取ってベンチ外。最終ラインには、ケガ明け2試合目のCBホドリゴ・エリー、7月の加入後10試合目の出場となるCBジェメルソン、全国選手権開幕を前に加入したもののこれまで出場機会に恵まれていない左SBマイキが2か月ぶりのスタメンに起用される。
選手交代(Sai → Entra) 56' MFクリスタウド → MFミゲル・モンサルベ(Miguel Monsalve, 2004) 56' VOLエデニウソン → FWソテウド(Soteldo, 1997) 73' MFアラベナ → FWジエゴ・コスタ(Diego Costa, 1988) 84' FWブライトバイテ → FWアレッソ(Arezo, 2002) 84' VOLドッジ → VOLペペー(Pepê, 1998)
1909年6月の第一回目以来、443回目の対戦を迎えた伝統の一戦「グレナウ(GreNal)」。 立ち上がりこそ、アウェイのグレミオが相手陣でのプレスからミスを誘い、ゴール前にインテルナシオナウを押し込んでいくが、次第にホームのインテルナシオナウがボールを支配するとともに試合の主導権を握っていく。
インテルナシオナウは、左サイドをFWウェズレイが支配。グレミオ右SBジョアン・ペドロ、VOLエデニウソンを押し込んでいき、前半33分にゴール前のFWボレーに惜しいクロス。前半43分には、PA内でDFのマークを外しシュートに持ち込むもグレミオGKマルチェシンの好セーブに阻まれ、前半44分には自陣からのスローインに相手陣を抜け出し、ドリブルでボールを持ち上がりシュートに持ち込むが、再びGKマルチェシンの好セーブに阻まれる。
FWウェズレイは、後半1分にも枠を捉えなかったものの、強烈なグラウンダーのシュート。左サイドからチームを牽引していくと、後半9分、左サイドを起点とした攻めから、後方に戻したボールにVOLブルーノ・エンヒキが豪快なミドルシュート。しかし、グレミオGKマルチェシンがまたもや立ちはだかりゴールを守り抜く。
一方、前半から攻め手に欠けるグレミオは、後半21分、交代出場のFWソテウドが自陣から左サイドをドリブルでボールを持ち上がり、右サイドのFWアラベナにボールを送ると、PA前後で相次いでDFのマークを外したFWアラベナがシュートに持ち込むが、シュートは勢いに欠け、インテルナシオナウGKロチェに抑えられる。
左サイドを起点とした攻撃が続いたインテルナシオナウだったが、後半22分、途中出場のFWブルーノ・タバタによる右サイドゴールライン際でのボールキープを起点に、PA内を前後左右に人とボールが大きく動き、最後はSBベルナベイのシュート性のクロスを頭でコースを変えたFWボレーのゴールで均衡を破る。
同点に追いつきたいグレミオは、後半36分にFWソテウドのクロスにFWブライトバイテがDFを手で押さえながらボレーシュートに持ち込むが、インテルナシオナウGKロチェが決死のクリア。
その後もグレミオがインテルナシオナウをゴール前に押し込むが、インテルナシオナウ守備陣の粘り強い対応に、複数放たれたシュートは枠を捉えず、試合はタイムアップ。
第443回グレナウは、インテルナシオナウの1-0の勝利で幕を閉じた。
インテルナシオナウは、守備の構築に定評のあるホージェル・マシャード監督就任後、若手選手の抜擢や、ポジション転向で選手の潜在能力を引き出し、攻撃面で新たな一面を見せ、全国選手権で直近の10試合に負けなしの7勝3分、全国選手権後半戦(遅延試合含む)は8勝6分1敗の成績で降格圏寸前から遂にリベルタドーレス出場圏内の6位に浮上。
アタッキングサードでの前後左右の揺さぶりや、両サイドバックの攻撃参加、ボランチの攻撃参加など、厚みとスピードのある攻撃は見ていて面白みが感じられる。 VOLブルーノ・エンヒキ(1989)やVOLフェルナンド(1987)のベテラン勢、MFアラン・パトリッキ(1991)、FWウェズレイ(1999)といった中堅層、スタメンに定着したMFガブリエウ・カルヴァーリョ(2007)や、今節プロデビューを飾ったFWルイス・オターヴィオ(2007)などの若手選手など、選手層にも厚みがあり、今後も引き続き注目したい。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節アウェイでのアトレチコ・ミネイロ戦。日程的な優位もあり、勝点「3」を積み上げ、来季リベルタドーレス出場に向けた足場を固めたい。
グレミオは、急造の最終ラインに加え、終始左サイドで劣勢を強いられる厳しい展開。後半途中にベネズエラ代表帰りのFWソテウドを投入し、後半終了間際には相手ゴールに相次いで迫ったものの、結局最後までゴールを奪えず、2024年のグレナウを3戦3敗の屈辱で終えた。
この結果、全国選手権は一つ順位を下げたものの、コパ・スウアメリカーナ出場圏の12位をキープ。とは言え、降格圏までの勝点差は「3」に詰まり、油断はできない状況にある。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節、ホームに最下位アトレチコ・ゴイアニエンセを迎える。
ヴィトーリア(VIT) 1-0 RBブラガンチーノ(RBB)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=GWYv0dB4UoY
(VIT) : 78' #37 エヴェラウド(Everaldo, 1994)[#96 カルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo, 1996)]
今節前の順位
ヴィトーリア(VIT) は全国選手権8勝5分16敗勝点29の17位。
RBブラガンチーノ(RBB) は全国選手権8勝10分11敗勝点34の13位。
得点シーン
(VIT) : 78' #37 エヴェラウド(Everaldo, 1994)[#96 カルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo, 1996)] 相手陣PA右での執拗なプレスによりボールを奪い取ると、MFカルロス・エドゥアルドが縦にボールを運びゴール前に低いボールのクロス。ゴール前でフリーの体勢のFWエヴェラウドが左足を合わせ、ゴールに流し込み、ホームのヴィトーリアが待望の先制点。[1-0] FWエヴェラウドは、2014年にペルナンブコ州選手権にて当時全国選手権への出場資格のないアメリカ-PEからプロデビュー。2018年全国選手権2部サンベントでのプレーが評価され、同年7月にフルミネンセへ移籍を果たし、1か月半9試合で2得点7アシストの活躍を収める。その後コリンチャンスへ移籍するも出場機会は限られ、2022年、2023年は期限付き移籍にてアメリカ・ミネイロでプレー。コリンチャンスとの契約満了後の2024年に、1部再昇格を果たしたヴィトーリアに加入する。全国選手権1部での実績もあり期待されたが、2月と7月の2度に渡るケガにより計6か月間の戦列離脱。9月に2度目のケガから復帰を果たすと、途中出場を重ね、今節は復帰後6試合目の出場で貴重な勝ち越しゴール。この6試合はチームも3勝2分1敗の成績で勝点「10」を積み上げており、この勢いを持続しチームを1部残留に導きたい。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:% % ⇒ 前後半:49% 51% シュート(枠内): 前半:‐(‐) ⇒ 前後半:11‐9(3‐1) パス成功率: 前半:% % ⇒ 前後半:83% 80% ファール: 前半:‐ ⇒ 前後半:15‐8 黄カード(赤): 前半:‐ ⇒ 前後半:2‐1
ヴィトーリア(VIT) のスタメンは以下の通り。 GK : GKルーカス・アルカンジョ(Lucas Arcanjo, 1998) 4 : 右SBハウル・カセレス(Raul Cáceres, 1991)、CBネリス(Neris, 1992)、CBヴァギネル・レオナルド(Wagner Leonardo, 1999)、左SBルーカス・エステヴィス(Lucas Esteves, 2000) 2 : VOLルアン(Luan, 1999)、VOLヒカルド・ヒーレル(Ricardo Ryller, 1994) 3 : MFジアン・モッタ(Jean Mota, 1993)、MFマテウジーニョ(Matheuzinho, 1997)、MFグスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997) 1 : FWジャンデルソン(Janderson, 1999)
今節は、チーム内得点王のFWアレハンドロ(Alerrandro, 2000)がRBブラガンチーノからの期限付き移籍のため、契約の関係でベンチ外。シーズンも終盤に差し掛かり、8選手ものケガ人の抱えるが、新たに故障者リスト入りした選手はいない。
選手交代(Sai → Entra) 46' MFジアン・モッタ → FWエヴェラウド(Everaldo, 1994) 46' MFグスタヴォ・モスキート → MFカルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo, 1996) 64' VOLルアン → VOLマシャード(Machado, 1996) 64' VOLヒカルド・ヒーレル → VOLウィリアン・オリヴェイラ(Willian Oliveira, 1993) 64' FWジャンデルソン → FWゼ・ウーゴ(Zé Hugo, 1999)
RBブラガンチーノ(RBB) のスタメンは以下の通り。 GK : GKルカォン(Lucão, 2001) 4 : 右SBアンドレス・ウルタド(Andrés Hurtado, 2001)、CBペドロ・エンヒキ(Pedro Henrique, 1995)、CBエドゥアルド・サントス(Eduardo Santos, 1997)、左SBルアン・カンジド(Luan Cândido, 2001) 2 : VOLジャジソン(Jadsom, 2001)、VOLルーカス・エヴァンジェリスタ(Lucas Evangelista, 1995) 3 : MFヴィチーニョ(Vitinho, 1999)、MFリンコン(Lincoln, 1998)、MFモスケラ(Mosquera, 2001) 1 : FWカヴァレイロ(Cavaleiro, 1993)
今節は、GKクレイトン(Cleiton, 1997)、CBルーカス・クーニャ(Lucas Cunha, 1997)、FWエドゥアルド・サーシャ(Eduardo Sasha, 1992)の攻守の要となる3選手が出場停止。ゴールキーパーには2020東京五輪金メダリストのGKルカォン、センターバックはCBペドロ・エンヒキとCBエドゥアルド・サントスのコンビ、センターフォワードにはポルトガル代表として2試合1アシストの経歴を持つFWカヴァレイロが加入後3試合目にして初のスタメン。
選手交代(Sai → Entra) 46' 右SBアンドレス・ウルタド → 右SBナタン・メンデス(Nathan Mendes, 2002) 57' VOLジャジソン → VOLハウーウ(Raul, 1996) 65' MFモスケラ → 左SBジュニーニョ・カピシャバ(Juninho Capixaba, 1997) 65' MFリンコン → MFエリキ・ハミーレス(Eric Ramires, 2000) 83' VOLルーカス・エヴァンジェリスタ → FWアルトゥール・ソウザ(Arthur Sousa, 2003)
今節前日までの試合で、残留争いのライバル、フルミネンセとコリンチャンスが勝点「3」を積み上げる中、18位の順位でキックオフを迎えたヴィトーリアと、直近の5試合で勝ち星がなく、後半戦第20節以降を1勝6分5敗と低迷するRBブラガンチーノの一戦は、ともに失点を避けたい心理から静かな立ち上がり。
硬さゆえか、前半15分、ヴィトーリアは、自陣ゴール前でCBネリスがバックパスをミス。RBブラガンチーノFWカヴァレイロにボールを奪われピンチを迎えるが、GKルーカス・アルカンジョが果敢に飛び出し事なきを得る。
両チームともに攻め手に欠き、両チーム合わせたシュート数が1本という状況で迎えた前半32分、RBブラガンチーノは、アタッキングサード入口右サイドライン際でFKを獲得すると、ゴール前での混戦から右SBアンドレス・ウルタドがシュート。ブロックされたこぼれ球に反応したCBエドゥアルド・サントスが、GKが飛び出し無人となったゴールへ押し込みを図るが、CBヴァギネル・レオナルドがゴールライン上でブロック、左SBルーカス・エステヴィスが頭でCKに逃れる。
前半残りの15分はRBブラガンチーノが試合の流れを掴み、ヴィトーリアは自陣ゴール前で4-4のコンパクトな陣形で耐える展開となり、前半が終了する。
後半開始時にヴィトーリアは2選手を交代。 後半1分に、前半の勢いを持続させたRBブラガンチーノが右サイドからのクロスにFWカヴァレイロが豪快なボレーシュートを見舞うが、次第にヴィトーリアが相手のプレスを細かいパスワークで掻い潜り、セットプレーからチャンスを迎え始める。
後半14分、ヴィトーリアは右CKから、ニアサイドでのクリアボールをファーサイドで拾ったMFカルロス・エドゥアルドがシュート。RBブラガンチーノGKルカォンが俊敏に反応し、至近距離のシュートを辛うじてクリア。
後半20分を迎え、ヴィトーリアは一気に3選手を交代し早くも交代カードを使い切ると、高い位置でボールの出どころへの寄せを強め、試合の流れを掴んでいく。
後半33分、ヴィトーリアは相手陣PA右での執拗なプレスによりボールを奪い取ると、MFカルロス・エドゥアルドのクロスをゴール前でフリーの体勢のFWエヴェラウドが左足を合わせ、待望の先制点。[1-0]
先制後もヴィトーリアはハードワークを続け、RBブラガンチーノに反撃を許さず、試合はタイムアップ。 ホームのヴィトーリアが、1-0の勝利を収めた。
ヴィトーリアは、チアゴ・カルピーニ(Thiago Carpini)監督の試合プラン、交代策が的中。前半は我慢の展開となったが、後半は出足の速いプレーで試合の流れを掴み、貴重な勝点「3」を手に入れた。
この試合の結果、勝点を「32」に伸ばし、同勝点ながら先に試合を終えたコリンチャンスを再び交わし残留圏の16位に浮上した。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節、アウェイで残留争いのライバル、フルミネンセとの対戦。その後、18位アトレチコ・パラナエンセ(A)、17位コリンチャンス(H)と対戦が続く、残留に向けた正念場を迎える。
RBブラガンチーノは、これで直近の6試合に勝ち星がなく、順位は13位を維持したものの降格圏までの勝点差は「2」に縮まり、残留争いに巻き込まれる痛い敗戦となった。
全国選手権は後半戦に入り顕著になった決定力不足が、FWエリーニョ(Helinho, 2000)のトルーカ/MEXへの売却でさらに深刻化。守備面での致命的なミスも増え、今節の失点後もDF同士で口論になるなど、混乱が生じている。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節、ホームでの首位ボタフォゴとの対戦。その後は勝点「3」が必須の最下位アトレチコ・ゴイアニエンセ、19位クイアバとの対戦が続く。ペドロ・カイシーニャ(Pedro Caixinha)監督はどのようにチームを立て直してくるだろうか。
ジュヴェントゥージ(JUV) 3-5 パウメイラス(PAL)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=2dg1QB5Go58
(PAL) : 22' #41 エステヴォン(Estêvão, 2007) [#9 フェリピ・アンデルソン(Felipe Anderson, 2003)] (JUV) : 35' #4 ダニーロ・ボザ(Danilo Boza, 1998)[#21 ルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)] (PAL) : 44' #23 ハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)[#41 エステヴォン(Estêvão, 2007) ] (JUV) : 49' #96 ホナウド(Ronaldo, 1996)[#2 ジョアン・ルーカス(João Lucas, 1998)] (PAL) : 50' #23 ハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)[#27 ヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)] (PAL) : 63' #27 ヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)[FK] (JUV) : 66' #17 エジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997)[#96 ホナウド(Ronaldo, 1996)] (PAL) : 90' #23 ハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)[#6 ヴァンデルラン(Vanderlan, 2002) ]
今節前の順位
ジュヴェントゥージ(JUV) は全国選手権8勝10分11敗勝点34の14位。
パウメイラス(PAL) は全国選手権17勝6分6敗勝点57の2位。
得点シーン
(PAL) : 22' #41 エステヴォン(Estêvão, 2007)[#9 フェリピ・アンデルソン(Felipe Anderson, 2003)] 相手陣入口、右サイドライン際のFWエステヴォンから中央を経て左サイドへボールが運ばれると、左サイドライン際から1レーン内の位置でFWフェリピ・アンデルソンがDFのマークをかわし中央に切れ込みながらゴール前に柔らかいクロス。逆サイドから内に絞ったFWエステヴォンが、左足外側の柔らかいトラップでDFとGKをかわし、左足でゴールにボールを流し込む。アウェイのパウメイラスが先制。[0-1] FWエステヴォンは、2024年9月6日2026W杯南米予選第7節エクアドル戦にて17歳135日での代表デビュー。その後ケガのため2試合に欠場したものの、前節にて25分間のプレーで復帰を果たし、今節はスタメンに復帰。今節チーム2点目のアシストを含め、直近の出場5試合で5得点3アシストの活躍。このゴールで全国選手権でのゴール数を「10」に伸ばし、今季絶望の得点ランク首位フラメンゴFWペドロ(Pedro, 1997)の「11」ゴールまで「1」ゴール差に迫った。2024年は今節終了時点で38試合12得点9アシスト。
(JUV) : 35' #4 ダニーロ・ボザ(Danilo Boza, 1998)[#21 ルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)] 右サイドのCK。左SBアラン・フーシェウが左足でゴール前に上げたボールを、MFルーカス・バルボーザがニアサイドでコースを変え、ファーサイドに詰めたCBダニーロ・ボザが腹部でゴールに押し込む。ホームのジュヴェントゥージが試合を振り出しに戻す。[1-1] CBダニーロ・ボザは、2016年7月に当時全国選手権に参加資格のないサンパウロ州2部に所属するミラソウにて18歳のプロデビュー。2019年にSCブラガ/PORへの期限付き移籍のチャンスを得るが、試合出場は、U-23、Bチームでのものに止まった。帰国後は期限付き移籍により2020年アトレチコ・パラナエンセにて5試合、2021年サントスにて22試合に出場。2022年に全国選手権1部ジュヴェントゥージに完全移籍加入すると、2023年は全国選手権2部、コパ・ド・ブラジル、州選手権の全試合に出場。1試合で後半14分に交代したものの、他の49試合はフル出場を果たし、出場時間は4469分間を記録。一度の警告も受けなかった。2024年は今節終了時点で41試合4得点。打点の高い空中戦と的確なポジショニングが特長。
(PAL) : 44' #23 ハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)[#41 エステヴォン(Estêvão, 2007)] 自陣PA手前からSBマルコス・ホッシャが中盤に送ったボールはカットされるが、そのこぼれ球の争奪戦からMFハファエウ・ヴェイガがボールをFWフラッコ・ロペスへ預けると、FWフラッコ・ロペスは素早く相手陣右サイドへボールを送る。そこにFWエステヴォンが抜け出すと、4対2の状況の中、DFを引きつけ中央へパス。MFハファエウ・ヴェイガがダイレクトに左足を一振りすると、ボールはGKの指先を抜けゴールネットを揺らす。パウメイラスが再び勝ち越す。[1-2] MFハファエウ・ヴェイガは、ブラジル代表として2026W杯南米予選3試合など計6試合に出場。コリチバ育成出身で、2016年3月に18歳のプロデビュー。翌2017年に加入したパウメイラスにて2020年にレギュラーの座を掴み、チームの中核として多くのタイトルを獲得。2024年はリベルタドーレス、コパ・ド・ブラジル敗退後の新システムでレギュラーの座を外れたが、直近の5試合で6得点をマーク。今節は今季全国選手権初のハットトリック。主力として数多くのタイトルを獲得した経験は、チームの全国選手権3連覇に向けて必要不可欠な存在と言える。
(JUV) : 49' #96 ホナウド(Ronaldo, 1996)[#2 ジョアン・ルーカス(João Lucas, 1998)] 右CKから左SBアラン・フーシェウがゴール前に上げたボールをパウメイラスGKウェヴェルトンがパンチングのクリア。PA入口でVOLジャジソンが頭でゴールマウス右へボールを弾き返すと、ゴールライン際ぎりぎりの位置から右SBジョアン・ルーカスがゴール正面にマイナスのボール。VOLホナウドがダイレクトに右足を振り抜きボールはファーサイドのゴールネットを揺らす。ジュヴェントゥージが後半開始早々に再び同点。[2-2] VOLホナウドは、フラメンゴ育成出身で、2015年11月の全国選手権にて19歳のプロデビュー。2020年期限付き移籍先のバイーアにてシーズン終盤にレギュラーの座を掴み38試合1得点4アシストの成績を残すが、買取オプションは行使されず、フラメンゴに復帰するも構想外のまま契約が満了。2021年7月清水/JPNに移籍加入。加入後間もなくボランチのレギュラーの座を掴み2021年は12試合1アシスト。翌2022年はシーズン前とシーズン中の2度に渡る膝のケガのため19試合1得点1アシストに終えるが、2023年は44試合1アシストの成績を残す。2024年2月に清水との契約が満了し、半年のブランクを経て2024年8月下旬にジュヴェントゥージに加入。9月5日全国選手権にてクラブデビューを果たし、今節は公式戦6試合連続スタメン出場。その6試合で2得点1アシストを記録している。
(PAL) : 50' #23 ハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)[#27 ヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)] 相手陣内での最終ラインのパス回しから右SBマルコス・ホッシャがPA手前にフィード。FWフラッコ・ロペスが踵で浮かしたボールをPA内右でVOLヒシャルジ・ヒオスがDFと接触しながら確保しゴール前にクロス。これにMFハファエウ・ヴェイガが飛び込み、パウメイラスが瞬く間に再リード。[2-3]
(PAL) : 63' #27 ヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)[FK] 相手陣左ゴールポストから約25mの位置で獲得したFK。VOLヒシャルジ・ヒオスが直接狙った強烈なシュートは僅かに割れた壁に当たりコースを変え、GKが一歩も動けずゴールに吸い込まれる。パウメイラスがリードを拡げる。[2-4] VOLヒシャルジ・ヒオスは、フラメンゴ育成出身で、2020年1月リオデジャネイロ州選手権にて19歳のプロデビュー。フラメンゴでは出場機会は少なく、マサトラン(Mazatlán)/MEX、グアラニを経て、2023年3月下旬にパウメイラスが獲得。同年はリベルタドーレス10試合、全国選手権37試合など、主力の一人として活躍。2023年10月にはコロンビア代表として代表デビューを飾る。2024年はこれまでパウメイラスにて42試合3得点4アシスト。コロンビア代表では、2024コパ・アメリカでは全6試合に出場、1得点の成績を残し、チームの準優勝に貢献するなど、14試合2得点4アシスト。コパ・アメリカを機に欧州からの視線が集まる。ボックストゥボックスをプレーエリアとするセグンドボランチ。低い弾道の強烈なミドルシュートや、セットプレーで直接ゴールを狙うシュートは彼の魅力の一つ。
(JUV) : 66' #17 エジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997)[#96 ホナウド(Ronaldo, 1996)] 左CKからのクリアボールをPA左手前でVOLホナウドが回収。そのまま縦にPA内に位置取るFWエジソン・カリオカへボールを送ると、FWエジソン・カリオカは前を向きドリブルでDFをかわし左足の強烈なシュート。ボールはゴールネットに突き刺さり、ジュヴェントゥージが1点差に迫る。[3-4] FWエジソン・カリオカは、インテルナシオナウ育成出身ながら、インテルナシオナウでのプロデビューは叶わず、2019年1月に当時全国選手権3部トンベンセ(Tombense)からミナスジェライス州選手権にて21歳のプロデビュー。その後複数のクラブを短期契約で遍歴し、2021年2月に全国選手権に出場資格のないパラナ州選手権アズリス・フッチボウ(Azuriz Futebol)と長期契約。期限付き移籍にて全国選手権1部コリチバや、全国選手権2部のグアラニー、同ボタフォゴ-SPにてプレー。ジュヴェントゥージには2024年1月に期限付き移籍加入するが、4月‐7月の4か月間をケガのために戦列離脱。ケガ明け後は途中出場が続いたが、今節は4試合連続でスタメンに起用されると、豪快なゴールで2試合連続ゴール。ケガで出遅れたが、このままゴールを量産し、チームの1部残留に貢献したい。
(PAL) : 90' #23 ハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)[#6 ヴァンデルラン(Vanderlan, 2002)] 相手CKからロングカウンター。FWフェリピ・アンデルソンがピッチ中央をドリブルでボールを持ち上がり、相手陣に入り左サイドを上がるSBヴァンデルランにボールを預ける。4対3の状況で、SBヴァンデルランがPA手前から中央へパス。このボールはFWフラッコ・ロペスの後方に流れるが、1レーン右を上がるMFハファエウ・ヴェイガがボールを受けワントラップからゴール右隅に流し込む。パウメイラスがダメ押しの5点目。MFハファエウ・ヴェイガは、今季全国選手権初のハットトリックを達成。[3-5] SBヴァンデルランは、パウメイラス育成出身で、2021年1月に(2020年度)全国選手権にて18歳のプロデビュー。年間試合出場数は、2→7→16→26と着実に増加し、2024年は、ケガで離脱中のウルグアイ代表SBピケレス(Piquerez, 1998)、今季加入SBカイオ・パウリスタに次ぐ3番手ではあるが、今節終了時点で30試合に出場。2024年7月にノーウィッチ/ENGからオファーが届くがパウメイラスが拒否。同時期には、全国選手権終了後、冬の欧州移籍ウィンドウにてレンヌ/FRAが1200万ユーロでの移籍オファーを用意していると報道されている。なお、レンヌは2024年1月にもオファーを提示したが、この時はパウメイラスが交渉を拒否している。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:% % ⇒ 前後半:53% 47% シュート(枠内): 前半:‐(‐) ⇒ 前後半:25‐14(6‐7) パス成功率: 前半:% % ⇒ 前後半:84% 81% ファール: 前半:‐ ⇒ 前後半:15‐19 黄カード(赤): 前半:‐ ⇒ 前後半:2‐5
ジュヴェントゥージ(JUV) のスタメンは以下の通り。 GK : GKマテウス・クラウス(Mateus Claus, 1994) 4 : 右SBジョアン・ルーカス(João Lucas, 1998)、CBダニーロ・ボザ(Danilo Boza, 1998)、CBゼ・マルコス(Zé Marcos, 1998)、左SBアラン・フーシェウ(Alan Ruschel, 1989) 2 : VOLホナウド(Ronaldo, 1996)、VOLジャジソン(Jádson, 1993) 3 : MFルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)、MFマンダカ(Mandaca, 2001)、MFエジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997) 1 : FWカリージョ(Carrillo, 1996)
今節は、最近の試合で先発起用が続いたFWジウベルト(Gilberto, 1989)が出場停止。攻撃の司令塔は、精神的な支柱でもあるMFネネー(Nenê, 1981)に代わり、成長著しいMFマンダカが務める。
選手交代(Sai → Entra) 46' FWカリージョ → FWガブリエウ・タリアリ(Gabriel Taliari, 1997) 46' MFルーカス・バルボーザ → MFエヴェルトン(Ewerthon, 2000) 74' MFマンダカ → MFジアン・カルロス(Jean Carlos, 1992) 81' MFエジソン・カリオカ → FWエリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997) 82' VOLジャジソン → FWマルセリーニョ(Marcelinho, 2002)
パウメイラス(PAL) のスタメンは以下の通り。 GK : GKウェヴェルトン(Weverton, 1987) 4 : 右SBマルコス・ホッシャ(Marcos Rocha, 1988)、CBヴィトル・ヘイス(Vitor Reis, 2006)、CBグスタボ・ゴメス(Gustavo Gómez, 1993)、左SBカイオ・パウリスタ(Caio Paulista, 1998) 2 : VOLアニバル・モレノ(Anibal Moreno, 1999)、VOLヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000) 3 : MFエステヴォン(Estêvão, 2007)、MFハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)、FWフェリピ・アンデルソン(Felipe Anderson, 2003) 1 : FWフラッコ・ロペス(Flaco López, 2000)
今節は、中断期間中のケガのため、CBムリーロ(Murilo, 1997)とMFマウリシオ(Maurício, 2001)が欠場。センターバックには1か月ぶりの試合となるCBヴィトル・ヘイスが入る。中盤には右サイドハーフに、ケガによる2試合の欠場後、前節で25分プレーしたFWエステヴォンがスタメンに復帰。また、VOLガブリエウ・メニーノ(Gabriel Menino, 2000)が出場停止。
選手交代(Sai → Entra) 65' VOLアニバル・モレノ → VOLゼ・ハファエウ(Zé Rafael, 1993) 66' 右SBマルコス・ホッシャ → 右SBマイキ(Mayke, 1992) 74' VOLヒシャルジ・ヒオス → VOLファビーニョ(Fabinho, 2002) 87' 左SBカイオ・パウリスタ → 左SBヴァンデルラン(Vanderlan, 2002) 87' MFエステヴォン → CBナヴェス(Naves, 2002)
ジュヴェントゥージは、得意のホームゲームで強豪のパウメイラスを迎え、積極的な試合を展開。広いシュートレンジからやや強引ではあるものの積極的にシュートを放っていく。
前半22分にパウメイラスに先制を許したものの、前半35分には積極的なシュートから獲得したCKから同点。前半終了間際にルーズボールの争奪戦で前に出るプレーを逆手に取られ、カウンターから数的不利の状況の作り出され再リードを許したものの、後半4分に、再びCKの流れから同点に追いつく。
その直後に、地力に勝るパウメイラスに再びリードを許し、後半18分には、FKの壁が割れ失点。このままズルズルと尾を引くかと思われたが、後半21分には三たび、CKを起点とした流れから1点差に詰め寄った。
最後はアディショナルタイムを目前に、カウンターを許し失点を喫したものの、これまでの守備的なイメージを一新する試合を展開。セットプレーから3得点を奪い、今後の得点源が明確になったことも明るい材料と言える。
一方のパウメイラスは、自陣バイタルエリアで相手に自由を許し、多くのシュートを放たれ、セットプレーから3失点。首位ボタフォゴとの直接対決(第36節)を前に修正すべき課題が洗い出されたと前向きに捉え、セットプレーでの守備を再構築したい。
ジュヴェントゥージは、この試合の結果、14位は維持したものの、下位の3チームが勝点「3」を積み上げ、降格圏までの勝点差は僅かに「2」にまで縮まった。今後の8試合は中上位のチームとの対戦が続くが、うち4試合が得意のホームゲーム。ホームでは是が非でも勝利を飾りたい状況となっている。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節、アウェイでのフラメンゴ戦。苦手のアウェイゲームとは言え、最低でも勝点「1]、あわよくば勝点「3」を持ち帰りたい。
パウメイラスは、全国選手権にて1引き分けを挟む7連勝。今節引き分けに終えた首位ボタフォゴに勝点差「1」にまで肉薄したものの、今季2度目の3失点を喫した試合内容は、決して満足のいくものではない。
次戦は、10月26日に全国選手権第31節、勝点差「4」で追随する3位フォルタレーザとの直接対決。前回の対戦では今季初めて3失点を喫し(0-3)ており、その雪辱を果たしたい。