【リベルタドーレス2023】 第2節 グループA.B.C.

投稿者: | 2023年4月20日


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CONMEBOL(南米サッカー連盟)YouTube公式サイトのハイライト(得点シーン)動画です。

グループラウンド

Grupo A

結果

試合日ホームチーム結果アウェイチーム得点
2023/04/19フラメンゴ
Flamengo (FLA)
2-0ニュブレンセ
Ñublense/CHI (NUB)
FLA: 15′, 38′
NUB:
2023/04/20ラシン・クラブ
Racing Club/ARG (RAC)
3-2アウカス
Aucas/EQU (AUC)
RAC: –
AUC:

ハイライト動画URL

FLA x NUB : https://www.youtube.com/watch?v=jp9szhAj1Pw
RAC x AUC : https://www.youtube.com/watch?v=S9qF4tDIFk0

フラメンゴ 2-0 ニュブレンセ

背番号ポジション登録名名前
生年月日
得点 他
〇 1GK
GOL
サントス
Santos
Aderbar Melo dos Santos Neto
1990/03/17
▽ 31右SB
LAD
マリーニョ
Marinho
Mário Sérgio Santos Costa
1990/05/29
A15′, A38′
↓61′
△ 43右SB
LAD
ウェスレイ
Wesley
Wesley Vinícius França Lima
2003/09/06
↑61′
▽ 15右CB
ZAD
ファブリシオ・ブルーノ
Fabrício Bruno
Fabrício Bruno Soares de Faria
1996/02/12
↓61′
△ 11FW
ATA
エヴェルトン
Everton
Everton Sousa Soares
1996/03/22
↑61′
▽ 23CB
ZAG
ダヴィ・ルイス
David Luiz
David Luiz Moreira Marinho
1987/04/22
↓77′
△ 3右CB
ZAD
ホドリゴ・カイオ
Rodrigo Caio
Rodrigo Caio Coquette Russo
1993/08/17
↑77′
〇 4左CB
ZAE
レオ・ペレイラ
Léo Pereira
Leonardo Pereira
1996/01/31
〇 6左SB
LAE
アイルトン・ルーカス
Ayrton Lucas
Ayrton Lucas Dantas de Medeiros
1997/06/19
〇 8MF
VOL
チアゴ・マイア
Thiago Maia
Thiago Maia Alencar
1997/03/23
▽ 32MF
VOL
アルトゥーロ・ビダウ
Arturo Vidal
Arturo Erasmo Vidal Pardo
1987/05/22
↓61′
△ 7MF
MEI
エヴェルトン・ヒベイロ
Éverton Ribeiro
Éverton Augusto de Barros Ribeiro
1989/04/10
↑61′
〇 20MF
VOL
ジェルソン
Gerson
Gerson Santos da Silva
1997/05/20
〇 10FW
ATA
ガブリエウ・バルボーザ
Gabriel Barbosa
Gabriel Barbosa Almeida
1996/08/30
▽ 9FW
ATA
ペドロ
Pedro
Pedro Guilherme Abreu dos Santos
1997/06/20
G15′, G38′
↓89′
△ 42MF
MEI
マテウス・フランサ
Matheus França
Matheus França de Oliveira
2004/04/01
↑89′
監督: ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)
試合概要
この試合がフラメンゴでの初采配となるホルヘ・サンパオリ監督。チリ代表監督時代に共にコパ・アメリカ2015を制したアルトゥーロ・ビダル、2019年サントスで指導したマリーニョ、2021/22期マルセイユ/FRAで始動したジェルソンをスタメンに起用。マリーニョはFWの選手だがWBとしての起用。一方、2022W杯代表エヴェルトン・ヒベイロ、レギュラーの座を掴みかけていたマテウス・フランサはベンチスタート。
前半7分、12分(FLA)と立て続けに左からの攻撃でガブリエウ・バルボーザがゴールに迫る。
前半15分(FLA)、右サイドからのFKのキッカーはマリーニョ。マリーニョがGKに向けた低い軌道のボールを蹴ると、ペドロがGKの目の前で足を伸ばす。僅かにペドロの足に触れたボールはGKの膝に当たりゴールイン。フラメンゴが先制点を奪う。
前半23分(NUB)、フラメンゴのCKからのクリアボールを拾いカウンターを仕掛ける。しかし、ゴール前まで攻め上がることができずカットされる。
前半38分(FLA)、ニュンブレンセGKからのフィードをチアゴ・マイアが相手選手に体を当てボールを掻き出すと、マリーニョが奪い去りペナルティエリア入口のペドロへパス。CBの間でボールを受けたペドロはCBをかわしシュート。フラメンゴが追加点。
後半15分(NUB)、ペナルティエリア外からミドルシュートを放つがゴール枠外へ。
後半39分(FLA)、自陣センターサークル付近でボールを奪ったエヴェルトン・ヒベイロが縦にボールを送る。ガブリエウ・バルボーザ、ペドロと繋がったボールは再びエヴェルトン・ヒベイロのもとに戻りシュート。ボールはゴールネットを揺らす。しかし、エヴェルトン・ヒベイロがボールを奪った際のファールが認められゴールは認められない。
試合は2-0で終了。フラメンゴの得点は前半の2点だけだったが、被シュート2、枠内シュートゼロの完勝と言える内容でリベルタドーレス2試合目で初勝利。ホルヘ・サンパオリ監督もフラメンゴでの初采配初勝利を飾った。
フラメンゴは、ホームマラカナンスタジアムでのリベルタドーレスは、2019年4月の敗戦後、22試合負けなしの19勝目。
所感 etc.
フラメンゴは、大きな期待を集めシーズン前に就任した前監督のもと、当初は悪くないサッカーをしていた。しかし、結果が出ないことから少しずつ歯車が狂い始め、終盤は試合ごとに変わる戦術に選手も混乱しているように見えた。そのタイミングで監督交代。就任後3日ほどしか時間のなかった後任のサンパオリ監督は自分の采配を知る3人の選手や実績のある選手を先発に起用し初采配初勝利を飾る。
ホルヘ・サンパオリ監督は、チリ代表監督として2015年に同国代表の初国際タイトルとなるコパ・アメリカを制覇。その後に母国アルゼンチン代表監督を務め、クラブ監督としてはチリでリーグ制覇、欧州ではマルセイユ/FRA、セビージャ/ESPで実績を残す。
ブラジルでは、2019年にサントス、2020年にアトレチコ・ミネイロで指揮を執る。
ブラジルでの監督業しか知らないが、個人的にサンパオリ氏の印象は良くない。
財政的に満足でないクラブに身の丈に合わない補強を要請し、若手選手の出場機会が減少。
2019年のサントスでは、全国選手権2位の成績を残すが、多大な財政的な負債も残し、現在は莫大な負債が足を引っ張り、十分な補強や優秀な監督を招聘できず低迷期を迎えている。
2020年アトレチコ・ミネイロでは、州選手権こそ優勝を飾るが、マルセイユからの監督就任要請を受け全国選手権最終節を待たず辞任。
ブラジルでは、クラブは移籍金収入が年間収入の少なからぬ割合を占めており、公式戦の成績だけでなく若手の成長もクラブ経営にとって重要なウェイトを占める。
フラメンゴは近年、下部組織から数多くの有望な若手選手をトップチームに輩出、トップチームは若手を起用しながら数々のタイトルを獲得。トップチームで育った若手が国外に移籍すると、手にした移籍金を原資に下部組織への更なる投資とピンポイント補強でトップチームの戦力アップを図る。現在ではタイトルの獲得数と育成でパウメイラスと並び大きな成功を収めているフラメンゴだが、2024年末までの契約を結んだサンパオリ監督の就任でプラスのスパイラルが崩れることを個人的に懸念している。

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
2フラメンゴ
Flamengo
321011
1ラシン・クラブ
Racing Club/ARG
622003
3アウカス
Aucas/EQU
321010
4ニュブレンセ
Ñublense/CHI
02002-4

Grupo B

結果

試合日ホームチーム結果アウェイチーム得点
2023/04/18インテルナシオナウ
Internacional (INT)
1-0メトロポリターノス
Metropolitanos/VEN (MET)
INT: 90+2′
MET: –
2023/04/19ナシオナル
Nacional/URU (NAC)
2-1インデペンディエンテ・メデジン
Independiente Medellín/COL (DIM)
NAC: 37′, 90+6′
DIM: 79′

ハイライト動画URL

INT x MET : https://www.youtube.com/watch?v=-U9eGqx4Erk
NAC x DIM : https://www.youtube.com/watch?v=pvhy-sT5Psk

インテルナシオナウ 1-0 メトロポリターノス

背番号ポジション登録名名前
生年月日
得点 他
1GK
GOL
ケイレル
Keiller
Keiller da Silva Nunes
1996/10/29
▽ 21右SB
LAD
イゴール・ゴメス
Igor Gomes
Igor Gomes Silva
2001/03/06
↓63′
△ 36左SB
LAE
タウアン・ラーラ
Thauan Lara
Thauan Lara dos Santos
2004/01/22
↑63′
44右CB
ZAD
ヴィトン
Vitão
Vitor Eduardo da Silva Matos
2000/02/02
25左CB
ZAE
メルカド
Mercado
Gabriel Iván Mercado
1987/03/18
6左SB
LAE
ヘネー
Renê
Renê Rodrigues Martins
1992/09
▽ 33MF
VOL
バラーリャス
Baralhas
Gabriel Baralhas dos Santos
1998/10/10
↓63′
△ 17MF
VOL
グスタボ・カンパニャーロ
Gustavo Campanharo
Gustavo Campanharo
1992/04/04
↑63′
▽ 30MF
VOL
ジョニー
Jonny
João Lucas de Souza Cardoso
2001/09/20
↓46′
△ 14MF
VOL
カルロス・デ・ペーニャ
Carlos de Peña
Carlos María de Peña Bonino
1992/03/11
↑46′
10MF
MEI
アラン・パトリッキ
Alan Patrick
Alan Patrick Lourenço
1991/05/13
28FW
ATA
ペドロ・エンヒキ
Pedro Henrique
Pedro Henrique Konzen Medina da Silva
1990/06/16
▽ 9FW
ATA
ルイス・アドリアーノ
Luiz Adriano
Luiz Adriano Souza da Silva
1987/04/12
↓72′
△ 35FW
ATA
アレモン
Alemão
Alexandre Zurawski
1998/04/01
↑72′
G90+2′
▽ 11FW
ATA
ヴァンデルソン
Wanderson
Wanderson Maciel de Sousa Campos
1994/10/07
↓79′
△ 45FW
ATA
ルーカ
Lucca
Lucca Holanda Sampaio Tavares
2003/04/02
↑79′
監督: マノ・メネゼス(Mano Menezes)
試合概要
リベルタドーレス開幕節は、アウェイの地で勝ち点1を獲得したインテルナシオナウ。今シーズンは勝ち切れない試合が続くが、ホームのこの試合は是非とも勝ち点3を勝ち取りたい。
ホームのインテルナシオナウが立ち上がりから試合の主導権を握り相手ゴールに迫る。
前半4分、インテルの最初のシュートはアラン・パトリッキ。しかし、このシュートは枠を捉えない。
前半9分、(インテル)ヴァンデルソンがペナルティエリア左から中に切り返しシュートを放つがクロスバーに嫌われる。
メトロポリターノスの反撃は前半28分、右サイドライン際からペナルティエリアに走り込むラロトンダに斜めのパスが送られると、ラロトンダがシュート。しかし、これは枠を捉えない。
前半34分、(インテル)ヴァンデルソンがペナルティエリア左から中央へクロスボールを上げる。これをルイス・アドリアーノが頭で合わせるが、GKシャボーニが必死に手で掻き出す。
後半に入ってもインテルナシオナウは攻撃の手を緩めない。
後半20分、(インテル)カルロス・デ・ペーニャがペナルティエリアの外から思い切りよくミドルシュートを狙う。グラウンダーのこのシュートはゴールポストに弾かれる。
後半28分、メトロポリターノスゴール前の混戦から、交代で出場したばかりのアレモンがこぼれ球をゴールに突き刺す。しかし、GKへのファールがありゴールは認められない。
後半90+1分、(インテル)左サイドからタウアン・ラーラがゴール前に低いクロス。相手ディフェンダーがカットするが、そのこぼれ球をゴールライン手前でルーカが拾い、ゴールエリア入口のアレモンへ送る。縦に向かい2歩下がってこのボールを受けたアレモンはディフェンダーが詰める前にシュート。ボールはディフェンダーの足の間を抜けゴールへ。
攻め続けながらも得点が入らず、試合終了間際のゴールで勝ち点3を獲得したインテルナシオナウ。リベルタドーレスの次の試合は5月3日、ホームにナシオナルを迎える。
所感 etc.
複数得点が奪えず、守備のミスで失点し、勝ち切ることのできない試合が続いていた今シーズンのインテルナシオナウ。
この試合も、ボール保持率65%、シュート数21(うち枠内5、枠2)、被シュート数2(うち枠内1)。攻め続けながらも得点が入らず、試合終了間際のゴールで何とか勝ち点3。シュート技術の問題か、崩し切れていないのか、精神的な問題か。
2月末にセンターフォワードのルイス・アドリアーノを獲得したが、チーム内得点王ペドロ・エンヒキとの連携が合わず、これまで2人を使い分けて試合に起用してきた。
この試合では2人を先発に同時起用。しかし、ペドロの右サイドからのチャンスはあまり多くなく、左サイドからチャンスを作り出す。
ルイス・アドリアーノの交代の場面では、試合を優位に進めながらもゴールを奪えないもどかしさにサポーターからはブーイングが飛ばされた。皮肉にも、ルイス・アドリアーノと交代で投入されたアレモンが決勝ゴールをマークする。
中2-4日の試合が続き、カップ戦の生き残り次第で8月頃まで一カ月に8試合戦うことが通常のブラジルの試合日程のなか、このままターンオーバーとして従前の二体制でいくのか、トレーニングや試合を通して連携を高めていくのか。マノ・メネゼス監督は守備では細かい約束事を作るが攻撃では個々のアイディアを尊重するスタイルだという。
個人的に今後の2人の起用法とインテルナシオナウの試合ぶりを興味を持って見守りたい。

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
1ナシオナル
Nacional/URU
622002
2インテルナシオナウ
Internacional
421101
4メトロポリターノス
Metropolitanos/VEN
02002-2
3インデペンディエンテ・メデジン
Independiente Medellín/COL
12011-1

Grupo C

結果

試合日ホームチーム結果アウェイチーム得点
2023/04/19バルセロナSC
Barcelona/EQU (BSC)
2-1ボリバル
Bolívar/BOL (BOL)
BSC: 37′, 75′
BOL: 70′
2023/04/20パウメイラス
Palmeiras (PAL)
2-1セロ・ポルテーニョ
Cerro Porteño/PAR (CCP)
PAL: 64′, 76
CCP:

ハイライト動画URL

BSC x BOL : https://www.youtube.com/watch?v=zfGic02jpaU
PAL x CCP : https://www.youtube.com/watch?v=p2BcjGsePMM

パウメイラス 2-1 セロ・ポルテーニョ

背番号ポジション登録名名前
生年月日
得点 他
1GK
GOL
ウェヴェルトン
Weverton
Weverton Pereira da Silva
1987/12/13
2右SB
LAD
マルコス・ホッシャ
Marcos Rocha
Marcos Luís Rocha Aquino
1988/12/11
15右CB
ZAD
グスタボ・ゴメス
Gustavo Gómez
Gustavo Raúl Gómez Portillo
1993/05/06
G64′
A76′
13左CB
ZAE
ルアン
Luan
Luan Garcia Teixeira
1993/05/10
6左SB
LAE
ヴァンデルラン
Vanderlan
Vanderlan Barbosa da Silva
2002/09/07
8MF
VOL
ゼ・ハファエウ
Zé Rafael
José Rafael Vivian
1993/06/16
▽ 25MF
VOL
ガブリエウ・メニーノ
Gabriel Menino
Gabriel Vinicius Menino
2000/09/29
↑46′
△ 27MF
MEI
ヒシャルジ・ヒオス
Richard Rios
Richard Rios Montoya
2000/06/02
↓46′
▽ 40MF
MEI
ジョン・ジョン
Jhon Jhon
Jhonatan dos Santos Rosa
2002/09/09
↓55′
△ 9FW
ATA
エンドリッキ
Endrick
Endrick Felipe Moreira de Sousa
2006/07/21
↑55′
▽ 14MF
MEI
アルトゥール
Artur
Artur Victor Guimarães
1998/02/15
Y79′
↓83′
△ 32MF
MEI
ガルシア
Garcia
Gustavo Garcia dos Santos
2002/01/04
↑83′
▽ 18FW
ATA
フラッコ・ロペス
Flaco López
José Manuel Alberto López
2000/12/06
↓55′
△ 25FW
ATA
ハファエウ・ナヴァーホ
Rafael Navarro
Rafael Navarro Leal
2000/04/14
↑55′
G76′
▽ 7FW
ATA
ドゥドゥ
Dudu
Eduardo Pereira Rodrigues
1992/01/07
↓87′
△ 19FW
ATA
ブレーノ・ロペス
Breno Lopes
Breno Henrique Vasconcelos Lopes
1996/01/24
↑87′
監督: アベウ・フェヘイラ(Abel Ferreira)
前半5分、セロ・ポルテーニョはハーフウェイライン付近でボールを奪うと素早く前にボールを送る。ボールを収めたモラーレス(Morales)がグスタボ・ゴメスのチェックに耐え時間を作ったのち中央へボールを送る。オフサイドぎりぎりで抜け出したチュリン(Churín)がシュート。これはウェヴェルトンがブロックするが跳ね返りのボールをVOLボバディージャ(Bobadilla)が頭でゴールに押し込み、早くもセロ・ポルテーニョが先制。
   <前半概要>パウメイラスは、前半5分にカウンターから失点するが、立ち上がりからテンポよくパスを回し、ボールを失っても素早い集散でボールを奪い返す。左SBヴァンデルランとMFジョン・ジョンの若い左サイドを中心に攻撃を仕掛ける。中央にはフラッコ・ロペスが上がり、右サイドからはドゥドゥとアルトゥールが左サイドからのクロスに詰める。しかし、決定的なシーンはを作ることができない。次第にセロ・ポルテーニョの守備も対応し試合は拮抗する。セロ・ポルテーニョは前半終了間際にCKからチャンスを迎えるが追加点を奪えず前半を終える。
後半19分(PAL)、敵陣左サイドからのFK。FWドゥドゥが蹴ったボールはゴール前の選手の頭を超えファーサイドで沈みMFアルトゥールがこのボールに飛び込む。これはGKが体を投げ出し止めるが、CBゴメスがこぼれ球をゴールに蹴り込みパウメイラスが同点に追いつく。
後半31分(PAL)、MFアルトゥールの敵陣右サイドからのFKをゴールライン際でグスタボ・ゴメスが頭で折り返す。GKが飛び出し無人のゴールにFWナヴァーホが押し込み、パウメイラスが逆転に成功。
   <後半概要>前半は攻撃を自重していた右SBハファエウ・ホッシャが積極的に攻め上がり右サイドからの攻撃が増える。後半になり左にポジションを変えたドゥドゥが頻繁にボールに触り、パウメイラスの攻撃のバリエーションが増える。
得点はいずれもセットプレーから。キャプテンCBグスタボ・ゴメスが両ゴールに絡む。
逆転後は守備的な選手、前線にフレッシュな選手を投入し、自陣でしっかりと守りカウンターを狙う。危ない場面はなく、あわやといったシーンを創り出すが、追加点は奪えず試合終了。
   パウメイラスはリベルタドーレス2戦目で初勝利。グループCは勝ち点3で4チームが並ぶ混戦。
   ケガ人が多い中、トップチームで2度目の先発となるジョン・ジョンと左SBヴァンデルランの2002年生まれのコンビが前半に多くのチャンスを作り出し、3月末に加入したアルトゥールとヒシャルジ・ヒオスもチームにフィット。選手層の厚さが際立つ試合となった。

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得失
点差
4パウメイラス
Palmeiras
32101-1
2バルセロナSC
Barcelona/EQU
321010
1ボリバル
Bolívar/BOL
321011
2セロ・ポルテーニョ
Cerro Porteño/PAR
321010

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