【リベルタドーレス2023】 第3節 グループA.B.C.

投稿者: | 2023年5月3日


以下の投稿内「ハイライト動画URL」欄のリンク先は
CONMEBOL(南米サッカー連盟)YouTube公式サイトのハイライト(得点シーン)動画です。

グループラウンド

Grupo A

結果

試合日ホームチーム結果アウェイチーム得点
2023/05/02ニュブレンセ
Ñublense/CHI (NUB)
2-1アウカス
Aucas/EQU (AUC)
NUB: 79′, 90+1′
AUC: 24′
2023/05/04ラシン・クラブ
Racing Club/ARG (RAC)
1-1フラメンゴ
Flamengo (FLA)
RAC: 73′
FLA: 45+3′

ハイライト動画URL

NUB x AUC : https://www.youtube.com/watch?v=yFK38uAi0zI
RAC x FLA : https://www.youtube.com/watch?v=-zjGVG4uP8E

ラシン・クラブ 1-1 フラメンゴ

背番号ポジション登録名名前
生年月日
得点 他
〇 1GK
GOL
サントス
Santos
Aderbar Melo dos Santos Neto
1990/03/17
〇 43右SB
LAD
ウェスレイ
Wesley
Wesley Vinícius França Lima
2003/09/06
Y13′, Y70′, R
〇 15右CB
ZAD
ファブリシオ・ブルーノ
Fabrício Bruno
Fabrício Bruno Soares de Faria
1996/02/12
〇 4左CB
ZAE
レオ・ペレイラ
Léo Pereira
Leonardo Pereira
1996/01/31
〇 6左SB
LAE
アイルトン・ルーカス
Ayrton Lucas
Ayrton Lucas Dantas de Medeiros
1997/06/19
〇 5MF
VOL
エリキ・プルガール
Erick Pulgar
Erick Antonio Pulgar Farfán
1994/01/15
A45+3′
Y59′
〇 8MF
VOL
チアゴ・マイア
Thiago Maia
Thiago Maia Alencar
1997/03/23
▽ 32MF
VOL
アルトゥーロ・ビダウ
Arturo Vidal
Arturo Erasmo Vidal Pardo
1987/05/22
Y20′
↓65′
△ 14MF
MEI
デ・アラスカエッタ
De Arrascaeta
Giorgian Daniel De Arrascaeta Benedetti
1994/06/01
↑65′
▽ 7MF
MEI
エヴェルトン・ヒベイロ
Éverton Ribeiro
Éverton Augusto de Barros Ribeiro
1989/04/10
↑65′
△ 11FW
ATA
エヴェルトン
Everton
Everton Sousa Soares
1996/03/22
↑65′
▽ 9FW
ATA
ペドロ
Pedro
Pedro Guilherme Abreu dos Santos
1997/06/20
↓65′
△ 27FW
ATA
ブルーノ・エンヒキ
Bruno Henrique
Bruno Henrique Pinto
1990/12/30
↑65′
〇 10FW
ATA
ガブリエウ・バルボーザ
Gabriel Barbosa
Gabriel Barbosa Almeida
1996/08/30
G45+3′
監督: ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)
試合概要
   監督就任以来2勝2敗で5試合目となるホルヘ・サンパオリ監督は、直近の試合のウォームアップでケガを負ったジェルソンに替え、元チリ代表のエリキ・プルガールを起用しスリーボランチを敷く。対戦相手のラシン・クラブには、2015‐17年にフラメンゴでプレーした元ペルー代表パウロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero, 1984)がスタメンに名を連ねる。
   ホームのラシン・クラブが前線のプレスに応じて4-4または4-5の2ラインが上下し常に中盤をコンパクトに保ちゾーンで守る。前線がプレスに出た際はフラメンゴが蹴りだすボールを回収し、プレスに出ない場合は中央を固く閉ざし、フラメンゴの攻撃を封じる。フラメンゴは攻撃時には2-4-4もしくは2-3-5と前線に人数をかけるが動きが乏しく、また上下の動きにもゾーンで守るラシン守備陣は過度に追うことなくスペースを作らない。フラメンゴは2バックからの左サイド奥へのロングボールでしか攻撃の糸口が見つからない。
   前半26分、ラシンのMFがわずか1分の間に2枚の警告を提示され退場。フラメンゴは数的に優位に立つ。フラメンゴがボールを握る時間は長くなるがラシンの堅牢な守備は綻びを見せない。しかし、前半終了間際にペナルティエリア左で得たFKからよく練られたプレーでFWガブリエウ・バルボーザがゴール。フラメンゴが1-0とし前半を折り返す。
   後半も前半終盤同様に、フラメンゴがボールを持ち攻撃の糸口を探るが強固な守備ラインにサイドからのクロスで多用し打開を図るがゴールの匂いはしない。後半20分を過ぎるころになると、ラシン・クラブも前からボールを奪いに来る。後半25分、ラシン・クラブがフラメンゴゴールに迫る。SBウェスレイが相手クロスをカット、そのこぼれ球の奪い合いで相手の足を踏んでしまいこの日2枚目のイエローカードが提示され退場。さらには危険な位置からのFKを献上する。ラシン・クラブはこのFKをMFオロス(Oroz, 1994)が直接決め同点に追いつく。
   その後は後半35分にラシン・クラブがフラメンゴのビルドアップ時のミスからゴールに迫りゴールポストに直撃するシュートを放つなど試合を優位に進めるがこのままタイムアップ。両チームは勝ち点1を分け合った。
所感 etc.
   フラメンゴのホルヘ・サンパオリ監督は就任以来2勝1分2敗。3バックや4バック、3ボランチなど策は弄するが、前監督のもとでも見られた流れるようなパス回しはあまり見られず、チーム状況は改善できていないように見える。また、フラメンゴはここ数年、下部組織出身の若手選手を積極的に起用し、チームの主力として、または国外で活躍する多くの選手を育ててきたが、監督交代以降は勝てないこともあり、右SBのウェスレイ以外にはマテウス・フランサ(Matheus França, 2004)やマテウス・ゴンサウヴェス(Matheus Gonçalves, 2005)といった以前は頻繫に起用され国外から注目を浴びている選手でさえ出場機会が満足に与えられていない。
   過去にサントスでホドリゴ・ゴエス(Rodrygo Goes, 2001, 現レアルマドリード/ESP)、カイオ・ジョルジ(Kaio Jorge, 2002, 現ユヴェントス/ITA)、ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001, 現コリンチャンス)といった若手を起用せず、多くの補強を要請し、タイトルを獲得することなくクラブに莫大な負債を残し、翌年にはアトレチコ・ミネイロに就任するも最終節を待たずにチームを離れマルセーユ/FRAの監督に就任するなど、個人的に悪い印象しかない。これ以上傷口を広めないためにも(違約金の負債を背負うことになるが)フラメンゴには次の監督を模索してもらいたいものだ。

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得点失点得失
点差
2フラメンゴ
Flamengo
43111431
1ラシン・クラブ
Racing Club/ARG
73210633
3アウカス
Aucas/EQU
3310256-1
4ニュブレンセ
Ñublense/CHI
3310225-3

Grupo B

結果

試合日ホームチーム結果アウェイチーム得点
2023/05/03インテルナシオナウ
Internacional (INT)
2-2ナシオナル
Nacional/URU (NAC)
INT: 11′, 83′
NAC: 39′, 90+1′
2023/05/03インデペンディエンテ・メデジン
Independiente Medellín/COL (DIM)
4-2メトロポリターノス
Metropolitanos/VEN (MET)
DIM: 1′, 25′, 34′,
45′
MET: 15′, 90+3′

ハイライト動画URL

INT x NAC : https://www.youtube.com/watch?v=tGu0RVNO-Mo
DIM x MET : https://www.youtube.com/watch?v=sdxPzhp71Ug

インテルナシオナウ 2-2 ナシオナル

背番号ポジション登録名名前
生年月日
得点 他
〇 1GK
GOL
ケイレル
Keiller
Keiller da Silva Nunes
1996/10/29
▽ 21右SB
LAD
イゴール・ゴメス
Igor Gomes
Igor Gomes Silva
2001/03/06
↓64′
△ 16右SB
LAD
ブストス
Bustos
Fabricio Tomás Bustos Sein
1996/04/28
↑64′
〇 44右CB
ZAD
ヴィトン
Vitão
Vitor Eduardo da Silva Matos
2000/02/02
〇 25左CB
ZAE
メルカド
Mercado
Gabriel Iván Mercado
1987/03/18
G11′
〇 6左SB
LAE
ヘネー
Renê
Renê Rodrigues Martins
1992/09
〇 17MF
VOL
グスタボ・カンパニャーロ
Gustavo Campanharo
Gustavo Campanharo
1992/04/04
Y25′
▽ 14MF
VOL
カルロス・デ・ペーニャ
Carlos de Peña
Carlos María de Peña Bonino
1992/03/11
G83′
↓86′
△ 41MF
VOL
マテウス・ジアス
Matheus Dias
Matheus Dos Santos Dias
2002/05/09
↑86′
▽ 27MF
MEI
マウリシオ
Maurício
Maurício Magalhães Prado
2001/06/02
↓82′
△ 45FW
ATA
ルーカ
Lucca
Lucca Holanda Sampaio Tavares
2003/04/02
A83′
↑82′
〇 10MF
MEI
アラン・パトリッキ
Alan Patrick
Alan Patrick Lourenço
1991/05/13
▽ 11MF
MEI
ヴァンデルソン
Wanderson
Wanderson Maciel de Sousa Campos
1994/10/07
Y8′, A11′
↓64′
△ 28FW
ATA
ペドロ・エンヒキ
Pedro Henrique
Pedro Henrique Konzen Medina da Silva
1990/06/16
↑64′
▽ 35FW
ATA
アレモン
Alemão
Alexandre Zurawski
1998/04/01
↓82′
△ 9FW
ATA
ルイス・アドリアーノ
Luiz Adriano
Luiz Adriano Souza da Silva
1987/04/12
↑82′
監督: マノ・メネゼス(Mano Menezes)
試合概要
   インテルナシオナウは、ワントップに前節で決勝点をマークしたアレモン、右の高い位置に全国選手権第2節フラメンゴ戦で2ゴールをマークしたMFマウリシオ、セグンド・ボランチに全国選手権第3節で決勝ゴールを決めたVOLカルロス・デ・ペーニャとセオリー通り、最近の試合で好調の選手を先発に起用。ゴールから遠ざかっているペドロ・エンヒキ、ルイス・アドリアーノの両FWはベンチスタート。
   2022W杯カタール大会でウルグアイ代表として全3試合のゴールを守ったナシオナルGKセルヒオ・ロチェ(Sergio Rochet)の牙城をインテルナシオナウは如何に崩すだろうか。
   立ち上がりはアウェイのナシオナルが自陣に引いて守り、インテルナシオナウはパスを回しながら攻撃の糸口を探る。
   前半11分、左CKからMFヴァンデルソンが蹴ったボールはFWアレモンの頭を超えて落ち、CBメルカドが体を沈めて頭に合わせる。インテルナシオナウが先制。インテルナシオナウは先制後も3度の決定的な場面を作り出すがナシオナルGKセルヒオ・ロチェの好守もあり追加点を奪えない。
   前半30分を過ぎるとナシオナルが反撃に転じインテルゴールに迫るようになる。すると前半39分、MFサバラ(Zabala)がサイドライン際でボールを奪うとタベーラを使いドリブルであがる。ペナルティエリア入口で放つシュートはディフェンダーにブラックされるがこぼれ球を拾い再びシュート。ナシオナルが少ないチャンスをいかし同点に追いつく。前半44分、再びナシオナルがGKからのロングフィードからチャンスを迎えるがシュートは枠を捉えない。
   後半7分、ナシオナルはイグナシオ・ラミレス(Ignacio Ramírez)がゴールネットを揺らすが一連の流れの中でファールがありゴールは認められない。後半21分、ナシオナルの自陣からのロングフィードがディフェンダーのクリアミスを誘いGKケイレルと競った選手が倒れるがファールはなし。
   後半32分、インテルナシオナウは交代したばかりのペドロ・エンヒキがゴールネットを揺らす。しかし、ペドロ・エンヒキがボールを受けた際にボールが腕に当たっておりゴールは認められない。
   後半38分、インテルナシオナウはFWルイス・アドリアーノからのパスを受けそのままライン裏に抜け出すFWルーカがゴールライン際からマイナスのパス。カルロス・デ・ペーニャがダイレクトに左足を合わせインテルナシオナウが勝ち越す。
   同点に追いつきたいナシオナルが猛攻を仕掛けると後半45+1分、左からのクロスにCBノゲーラ(Noguera)が頭を合わせ再び同点に追いつく。試合は2-2の引き分け、両チームが勝ち点1を分け合った。
所感 etc.
   ホームで試合の主導権を握ったインテルナシオナウだったがナシオナルの効率の良い攻撃に失点。前半の先制後に迎えたチャンスを悉く逸し、2度のリードを守り切れずグループ首位に立つチャンスを潰した。
   守備面では、相手のロングボールに対し、ディフェンダーが簡単にライン裏を取られ、クリアミスやGKが不用意に飛び出しピンチを迎えるなど、不安定な対応が散見。試合終了間際の失点は浅い位置からのクロスボールから。ボール保持者へのマークが甘く、ペナルティエリア内のフィールドプレーヤーは相手選手が人数で上回っており終了間際のプレーにしては対応が誤っていたように思われる。
   リベルタドーレスの初めの3試合(うち2試合はホーム)は難しい試合ばかりだったが勝ち点5の2位で折り返す。後半の3試合はアウェイが2試合となるが勝ち点を積み重ね決勝ラウンドに駒を進めてもらいたい。

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得点失点得失
点差
1ナシオナル
Nacional/URU
73210642
2インテルナシオナウ
Internacional
53120431
4メトロポリターノス
Metropolitanos/VEN
0300337-4
3インデペンディエンテ・メデジン
Independiente Medellín/COL
43111651

Grupo C

結果

試合日ホームチーム結果アウェイチーム得点
2023/05/03セロ・ポルテーニョ
Cerro Porteño/PAR (CCP)
0-4ボリバル
Bolívar/BOL (BOL)
CCP: –
BOL: 18′, 23′,
25′, 49′
2023/05/03バルセロナSC
Barcelona/EQU (BSC)
0-2パウメイラス
Palmeiras (PAL)
BSC: –
PAL: 45+3′, 47′

ハイライト動画URL

CCP x BOL : https://www.youtube.com/watch?v=IVbu8v7Xx_U
BSC x PAL : https://www.youtube.com/watch?v=WOVAYe0smq4

バルセロナSC 0-2 パウメイラス

背番号ポジション登録名名前
生年月日
得点 他
〇 1GK
GOL
ウェヴェルトン
Weverton
Weverton Pereira da Silva
1987/12/13
〇 12右SB
LAD
マイキ
Mayke
Mayke Rocha de Oliveira
1992/11/10
〇 15右CB
ZAD
グスタボ・ゴメス
Gustavo Gómez
Gustavo Raúl Gómez Portillo
1993/05/06
G46′
▽ 26左CB
ZAE
ムリーロ
Murilo
Murilo Cerqueira Paim
1997/03/27
↓29′
△ 13左CB
ZAE
ルアン
Luan
Luan Garcia Teixeira
1993/05/10
↑29′
Y33′
〇 22左SB
LAE
ピケーレス
Piquerez
Joaquín Piquerez Moreira
1998/08/24
〇 8MF
VOL
ゼ・ハファエウ
Zé Rafael
José Rafael Vivian
1993/06/16
〇 25MF
VOL
ガブリエウ・メニーノ
Gabriel Menino
Gabriel Vinicius Menino
2000/09/29
▽ 14MF
MEI
アルトゥール
Artur
Artur Victor Guimarães
1998/02/15
↓80′
△ 32MF
MEI
ガルシア
Garcia
Gustavo Garcia dos Santos
2002/01/04
↑80′
▽ 23MF
MEI
ハファエウ・ヴェイガ
Raphael Veiga
Raphael Cavalcante Veiga
1995/06/19
G45+4′
Y45+3′, ↓72′
△ 27MF
MEI
ヒシャルジ・ヒオス
Richard Rios
Richard Rios Montoya
2000/06/02
↑72′
▽ 7FW
ATA
ドゥドゥ
Dudu
Eduardo Pereira Rodrigues
1992/01/07
↓72′
△ 29FW
ATA
ブレーノ・ロペス
Breno Lopes
Breno Henrique Vasconcelos Lopes
1996/01/24
↑72′
▽ 10FW
ATA
ホニ
Rony
Ronielson da Silva Barbosa
1995/05/11
Y20′
↓80′
△ FW
ATA
ハファエウ・ナヴァーホ
Rafael Navarro
Rafael Navarro Leal
2000/04/14
↑80′
監督: アベウ・フェヘイラ(Abel Ferreira)
試合概要
   立ち上がりはパウメイラスのパスミスが目立ち、バルセロナはボールを拾うとプレスをかわし縦や対角線のロングパスを有効に使いパウメイラスゴールに迫る。前半3分のバルセロナのCKはGKウェヴェルトンが好セーブでしのぎ、前半6分にはバルセロナが細かなパス交換からFWアグスチン・ロドリゲス(Agustín Rodríguez)がライン裏に抜け出すがシュートは枠を捉えない。
   前半15分を過ぎるころになるとパウメイラスのパスミスはおさまるが、バルセロナのマークも厳しく、パウメイラスは攻撃の形が作れない。前半33分にパウメイラスがこの試合初の大きなチャンスを迎えるがGKメンドーサ(Mendoza)が好守。前半40分にはFWホニが抜け出しGKと一対一になるがGKメンドーサが間合いを詰め右手でホニのシュートを防ぐ。
   前半45+3分、後方からのボールを受けたMFハファエウ・ヴェイガは前を向くとライン裏を狙うFWホニへスルーパス。FWホニがペナルティエリア内でGKに倒されPKを獲得。MFハファエウ・ヴェイガがこのPKを落ち着いて決め、アウェイのパウメイラスが先制。
   後半1分、パウメイラスの右からのCKは、ディフェンダーがボールを頭ですらす形となり、CBグスタボ・ゴメスが体を沈め頭で合わせゴールネットを揺らす。
   パウメイラスは2点目を奪うと自陣で引いて守り、ボールを奪えばスピードのあるFWに預けカウンターを狙う。ホームのバルセロナはサポータの声援に後押しされパウメイラス陣でボールを回すが中央を固めるパウメイラス守備陣を崩せない。バルセロナはクロスボールからチャンスを窺うが、パウメイラスはGKウェヴェルトンを中心にゴールを死守。
   試合は2-0でタイムアップ。パウメイラスがアウェイで貴重な勝ち点3を勝ち取った。
所感 etc.
   パウメイラスは立ち上がりからアウェイでの芝になじめず、パスが弱く短くなり、バルセロナに簡単にボールを奪われる。前半25分過ぎにはCBムリーロが負傷交代を余儀なくされるアクシデントが発生。試合は難しくなるが前半終了間際に縦の速い攻撃でPKを獲得し先制。後半立ち上がりも縦に速い攻撃からCKを獲得し追加点を奪う。後半は自陣での時間帯が続くが試合はパウメイラスがコントロール。
   短い時間でセットプレーから2得点を奪い、自陣で固く中を閉ざした守備で相手の攻撃を封じる試合巧者ぶりを発揮したパウメイラスがアウェイで勝ち点3を獲得、グループ2位に浮上。唯一の黒星も州選手権決勝を控え若手中心に臨んだ試合で、決勝ラウンドに向け視界は明るい。

順位表

順位チーム名勝点試合
勝数引分敗数得点失点得失
点差
2パウメイラス
Palmeiras
63201541
3バルセロナSC
Barcelona/EQU
3310235-2
1ボリバル
Bolívar/BOL
63201835
4セロ・ポルテーニョ
Cerro Porteño/PAR
3310237-4

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