ブラジル 2-0 ナイジェリア
BRA: 43' ... #3 ジアン・ペドローゾ(Jean Pedroso) BRA: 45+2' ... #16 マルキーニョス(Marquinhos) NGA: N/A
ダイジェスト動画URL
https://www.youtube.com/watch?v=DhL8vogBFe0
ブラジルU-20代表メンバー表
「背番号」欄の"〇"はフル出場。"△"はin、"▽"はout。"X"はベンチ外。
背番号 | ポジション | 名前 | 所属 | 得点、カード、 交代等 |
---|---|---|---|---|
12 | GK / Goleiro | カイーキ Kaíque | パウメイラス Palmeiras | |
21 | GK / Goleiro | カウアン・サントス Kauã Santos | フラメンゴ Flamengo | |
〇 1 | GK / Goleiro | ミカエウ Mycael | アトレチコ・パラナエンセ Athletico Paranaense | |
〇 2 | SB / Lateral | アルトゥール Arthur | アメリカ・ミネイロ América -MG | Y72′ |
▽ 6 | SB / Lateral | カイキ・ブルーノ Kaiki Bruno | クルゼイロ Cruzeiro | ↓67′ |
△ 13 | SB / Lateral | アンドレ・ドミニーキ André Dhominique | バイーア Bahia | ↑89′ |
〇 3 | CB / Zagueiro | ジアン・ペドローゾ Jean Pedroso | コリチバ Coritiba | G43′ |
〇 4 | CB / Zagueiro | ホベルチ・ヘナン Robert Renan | ゼニト/RUS Zenit | Y85′ |
△ 14 | CB / Zagueiro | ドウグラス・メンデス Douglas Mendes | リーフェリング/AUT Liefering | ↑89′ |
〇 5 | MF / Meio campista | アンドレイ・サントス Andrey Santos | ヴァスコダガマ Vasco da Gama | |
〇 8 | MF / Meio campista | マルロン・ゴメス Marlon Gomes | ヴァスコダガマ Vasco da Gama | |
△ 10 | MF / Meio campista | マテウス・マルティンス Matheus Martins | ワトフォード/ENG Watford | ↑77′ |
15 | MF / Meio campista | ホナウジ Ronald | グレミオ Grêmio | |
▽ 11 | MF / Meio campista | ギリェルミ・ビロ Guilherme Biro | コリンチャンス Corinthians | ↓89′ |
7 | FW / Atacante | ジオヴァーニ・エンヒキ Giovani Henrique | パウメイラス Palmeiras | |
△ 18 | FW / Atacante | ケヴィン Kevin | パウメイラス Palmeiras | ↑77′ |
▽ 9 | FW / Atacante | マルコス・レオナルド Marcos Leonardo | サントス Santos | ↓89′ |
▽ 20 | MF / Meio campista | サーヴィオ Savio | PSV/HOL PSV | A45+2′ ↓77′ |
▽ 16 | FW / Atacante | マルキーニョス Maquinhos | ノーウィッチシティ/ENG Norwich City | A43′, G45+2′ ↓77′ |
19 | FW / Atacante | マテウス・ナシメント Matheus Nascimento | ボタフォゴ Botafogo | |
△ 17 | FW / Atacante | ジオヴァーニ Giovane | コリンチャンス Corinthians | ↑67′ |
試合経過
ブラジルU-20代表の先発メンバーは第2節ドミニカ共和国戦と変わらず。布陣も守備では4-4-2、攻撃では右サーヴィオ、左ギリェルミ・ビロ、トップにマルコス・レオナルドが位置取り、マルコス・レオナルドに近い位置でマルキーニョスがプレーすることが予想される。
前半
試合立ち上がりから、中盤のボールの奪いから、ボールを確保した側が素早く前方にボールを運び、ゴールに迫りあう激しい展開。ブラジルは右サイドのサーヴィオ、左サイドはSBカイキ・ブルーノとMFギリェルミ・ビロが、その一本内側のラインをマルキーニョスが駆け上がりチャンスを作る。一方のナイジェリアも個人技で局面を打開すると、左右にボールを散らしチャンスを作る。
前半8分、ナイジェリアが左サイドを起点に右へボールを繋ぎ、ペナルティエリア内でディフェンダーを振り切った19FWエマヌエウ(Emmanuel)が逆サイドへクロス。これをFWサンデイ(Sunday)が右足でダイレクトボレー。綺麗なシュートはクロスバーを叩き下に落ちるがボール全体がラインを越えずゴールが判定されない。 前半10分、ナイジェリアは右サイドゴールライン際から個人技でディフェンダー3人をかわした18FWラワウ(Lawal)がゴール前にクロスを送るがブラジルSBアルトゥールがCBに逃れる。 ブラジルも3度、4度と速い攻撃で相手ゴールに迫るが、最後の局面でシュートミスやパスをカットされるなど得点を奪うことが出来ない。
前半43分、左コーナーキックからマルキーニョスが上げたボールをニアサイドでディフェンダーに競り勝ったジアン・ペドローゾがヘディングでゴールを決める。 前半45+2分、自陣からのカウンターをマルコス・レオナルドが前に引っ張り、右サイドのサーヴィオへボールを送る。ボールを受けたサーヴィオは中へ切り込みながら左のマルキーニョスへ。マルキーニョスはワントラップから落ち着いてボールをゴールへ流し込む。
後半
後半は立ち上がりからブラジルが試合を支配。相手陣でボールを繋ぎ、しばしばシュートまで持ち込む。後半13分にナイジェリアが3選手を交代で投入すると、ナイジェリアの中盤が機能し始め試合は均衡する。
後半28分、7MFサルキ(Sarki)のシュートはGKミカエウの手を掠めクロスバーを叩き枠を越える。
ブラジルは左SBカイキ・ブルーノの負傷交代もあり、左サイドバックにギリェルミ・ビロ、次いでアルトゥールを置き(右サイドバックにアンドレ・ドミニーキ)、最後はセンターバックのドウグラス・メンデスを投入し、3バック、5バックの配置でゴール前を固め試合を終える。
この結果、ブラジルはグループ首位でグループラウンドを終え、決勝ラウンドの初戦はグループ3位で勝ち上がるチームとの対戦となる。
所感
両チームともコンディションの悪い芝に悩まされた試合だったが、マルコス・レオナルドを中心にサーヴィオ、マルキーニョスがカウンターから多くのチャンスを作り出し、前半終了に先制。さらに、前半アディショナルタイムにセットプレーから追加点を奪い、試合を優位に運び終えることに成功。左SBカイキ・ブルーノの状態が気になるが、試合中にギリェルミ・ビロ、アルトゥールの左サイドバック、3センターバックの配置を試すことができた。
この試合もマルロン・ゴメスが、攻守に中盤を広く走り回り、相手の攻撃の芽を摘むとともに、ブラジルの攻撃の始点となる活躍。後半中ごろからナイジェリアがボールを持つ時間が長くなるが、最終ラインとの連係で危機を未然に防ぎ、ブラジルの危なげのない勝利に貢献した。
ハモン・メネゼス監督は試合後、リオデジャネイロに戻り、フル代表監督代行として、ブラジル時間5月28日午前11時ころに6月17日ギニア戦、20日セネガル戦に向けたフル代表の招集メンバー発表が控えている。
グループD 順位表
順位 | 国名 | 勝点 | 試合 数 | 勝数 | 引分 | 敗数 | 得点 | 失点 | 得失 点差 |
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1 | ブラジル (BRA) Brasil | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 10 | 3 | 7 |
2 | イタリア (ITA) Itália | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 4 | 2 |
3 | ナイジェリア (NGA) Nigéria | 6 | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | 1 |
4 | ドミニカ共和国 (DOM) República Dominicana | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 11 | -10 |