ガブリエウ・ユースケ (Gabriel Yuske)

投稿者: | 2023年7月17日
最新更新日 : 2024/07/16

ブラジル 若手 逸材 ガブリエウ・ユースケ ・トクヨシ・デ・アウメイダ Gabriel Yuske Tokuyoshi de Almeida

ガブリエウ・ユースケ ・トクヨシ・デ・アウメイダ

Gabriel Yuske Tokuyoshi de Almeida

ポジション:フォワード/アタカンチ

利き足:右

2006年3月2日生まれ

<幼少期>

 日本生まれ。日本国籍の父とブラジル国籍の母を持つ二重国籍。
 祖父サンドロ・ルイス(Sandro Luis)が仕事のため12年間日本で過ごし、子供たちは日本で成長。娘の一人が日本で結婚しユースケを授かる。
 サンドロはユースケが2歳の時にリーマンショックによる不況のため日本を去ることを決意し、ユースケを連れブラジルへ帰国。ユースケはサンパウロ州サンパウロから約150㎞西に位置するタトゥイーで成長、日本語は全く話すことができない。

<クラブ経歴>

≪育成時代

 2012年、6歳のユースケは、サンドロに連れられコリンチャンスの入団テストを受け無事合格。
 2013年1月にフットサルのU-7チームに入団、8歳になりグラウンドでのサッカーも始め、12歳までフットサルとサッカーを並行する。週に2度、住まいから約150㎞離れたトレーニング場まで祖父母に送り迎えをしてもらい、他の日は地元のサッカースクールでサッカーを楽しむ。
 2019年、母を訪ねて訪日を果たす。(2023年7月現在、母はブラジル在住。)
 2021年、コリンチャンスU-15チームの一員として、ブラジルの一部主要クラブが参加するナイキカップ(11月)、BHカップ(10月)に出場。ナイキカップは決勝でパウメイラスに敗れ準優勝、無敗でBHカップに優勝。
 2022年は、U-17チームでプレーし、同カテゴリーの州選手権、コパ・ド・ブラジル、全国選手権で計16試合に出場、4得点を記録。
 2022年5月には、コリンチャンスとプロ契約を締結。契約期限は2025年5月1日、1000万ユーロの違約金が設定される。
 2023年、U-17チームで背番号10をつけ、7月14日現在、U-17州選手権の全11試合に出場し1得点(チームは予選1stラウンド8試合を7勝1分、予選2ndラウンドを2勝1分)、U-17全国選手権の全2試合に出場し1得点(チームは2戦2勝)を記録している。
【ゴールシーン動画】(2023.07.11 U-17全国選手権インテルナシオナウ戦)
 下の動画の背番号10がユースケ選手。17秒前後にユースケ選手のゴール。
 2023年6月28日には、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ(Vanderley Luxemburgo)監督率いるトップチームのトレーニングに参加。
 2023年は、U-17チームにて中核選手として年間32試合6得点。チーム成績はU-17全国選手権準決勝敗退、U-17サンパウロ州選手権優勝。
 2024年はU-20チームに昇格。
 4月13日U-20サンパウロ州選手権開幕節にて後半22分にピッチに立つと、後半44分に決勝ゴール。
 4月20日州選手権第2節にてスタメン出場。
 しかし、後半開始時にベンチに下がった5月4日の試合を最後に、試合出場記録がなく、ケガが心配される。

コリンチャンス≫

To be continued...

≪シーズン別クラブ出場記録≫

シーズン所属大会試合出場
時間
得点アシ
スト
2023年(17歳)コリンチャンス出場機会なし
2024年(18歳)コリンチャンス出場機会なし
イタリック斜体は、2023年7月15日現在の記録。
※ シーズン欄の年齢は、12月31日時点の年齢です。

<プレースタイル>

 利き足は右足。身長、体重は不詳。
 ポジションはトップ下。
 フットサル仕込みのボール捌きと、視野の広い配球を得意とする。
 小柄な体格がハンディキャップとなるが、まだ成長期にあり、肉体的な成長を期待したい。
 U-17チーム在籍の2023年6月にトップチームのトレーニングに参加したが、その経験を刺激としつつも、肉体的な成長に合わせ、地に足をつけた着実なキャリアアップを果たしてもらいたい。

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