(ブラジル時間 2023年8月9日 15時50分 「ge」の報道より) チェルシー/ENGとモナコ/FRAの2クラブからオファーを受けていたデイヴィジ・ワシントン選手は、チェルシーへの入団を選択した模様。数日中にサントス、チェルシー両クラブから正式発表が行われる見込み。
(2023年8月8日、ブラジル紙「GE」公式YouTubeサイトにより。) サントス所属デイヴィジ・ワシントン選手の2023年トップチームでのプレー動画集。 デイヴィジ・ワシントン選手は、背番号「38」。
(ブラジル時間2023年8月5日10時00分、ブラジル紙「GE」の報道により。) サントスは、デイヴィジ・ワシントン選手の移籍に関して3000万ユーロ相当の移籍金を期待していたが、7月に合意に至ったアンジェロ選手のケースを考慮、また、慢性的に危機的な財政状況に陥っている中、今回のオファーでは一括支払いが条件となっていることをうけ、チェルシーからのオファーを前向きに検討しているとのこと。
(ブラジル時間2023年8月4日15時56分、ブラジル紙「GE」の報道により。) チェルシー/ENGが、サントス所属デイヴィジ・ワシントン選手の獲得オファーを提示。移籍金は固定約1500万ユーロ(約23億円)、インセンティブ約500万ユーロ(約7億8000万円)の最大2000万ユーロの条件をとしている模様。 なお、チェルシーは、7月にアンジェロ選手をサントスから獲得している(関連記事:「チェルシーがアンジェロ(Ângelo)選手を獲得![2023.07.16公式発表]」)
モナコ/FRAも金銭的にほぼ同条件でサントスに対し打診(関連記事:「モナコがデイヴィジ・ワシントン(Deivid Washington)選手獲得に向けオファーか[2023.07.14]」)していたものの、交渉に進展がなく、正式なオファーに至っていない。
サントスはこれからチェルシーから受領したオファーの検討に入るが、モナコの動向次第ではデイヴィジ・ワシントン選手の獲得競争が始まる可能性もある。
デイヴィジ・ワシントン・デ・ソウザ・ユージェニオ
Deivid Washington de Souza Eugênio
ポジション:フォワード(センターフォワード)/アタカンチ(セントロアヴァンチ)
利き足:?
2005年6月5日生まれ
<デイヴィジ・ワシントン (Deivid Washington)>
– クラブ成績 –
グレミオ下部組織を経て、2016年にサントスFC下部組織に入団。 2020年には15歳でU-17カテゴリーでプレー。 2021年は、主にU-17カテゴリーでプレーするものの、U-20カテゴリーでもプレー。 2022年には、U-17カテゴリーで30試合30得点を記録。U-17サンパウロ州選手権得点王、U-17全国選手権得点ランキング2位。U-20カテゴリーでも17試合6得点。
2023年4月11日、コパ・ド・ブラジル3回戦後半44分の交代出場でプロデビューを飾る(17歳)。 2023年5月3日、コパ・スウアメリカーナ第3節において初めて先発に抜擢され、90分間出場。 2023年5月10日、全国選手権第5節バイーア戦、前半4分にプロ初ゴールをマーク。
2023年成績(2023年8月4日現在、トップチームのみ): 16試合867分2得点
– プレースタイル –
サントスFC公式サイトによると、身長187㎝、体重74㎏(2023年6月30日現在)。
デイヴィジは恵まれた体格だけでなく、サントス下部組織入団当初にはウィングとして試合に起用されるだけのドリブルの技術やスピードを持つ。 トップチームでの試合でも、前線でのボール奪取からドリブルでシュートまで持ち込み、巧みなポジションニングでゴールを奪うなど、体格の優位性以外の特性を生かし結果を残している。
(※)成績、経歴、エピソード等についての詳細は、当ブログ記事「デイヴィジ・ワシントン (Deivid Washington)」をご覧ください。